バーチャロンマーズ(PS2)専用 ツインスティック

2003/5/29にPS2用に電脳戦記バーチャロンの新作、バーチャロンマーズが発売されました。しかし、操作はDUALSHOCKのみで、いわゆるツインスティックは販売されません。DUALSHOCKでも一応はツインスティックと同じ操作モードが可能なので問題はありませんが、やはり戦いを極めるとなると不十分です。
そこで、Dreamcast用のツインスティックをPS2にて使えるように改造してみました。

用意するもの

●DUALSHOCK
 PS2に付属のコントローラーはDUALSHOCK2ですが、バーチャロンマーズではボタンのアナログ操作は使用しておりませんのでDUALSHOCKでも遊ぶことが出来ます。また、DUALSHOCK2はSTART/SELECT/ANALOG以外の全てのボタンがアナログ操作可能となっており、ボタン接点部はただのスイッチではありません。このため、加工の容易さからDUALSHOCKを選択することとします。

●Dreamcast用ツインスティック
 改造に使用するツインスティックですが、Dreamcast用でなくても、PC用でもセガサターン用でも構いません。

●工具類
 ドライバー、ハンダごて、カッター、ニッパー等が必要です。


加工手順


まず、DUALSHOCKとツインスティックを分解します。ツインスティックの制御部は不要なので取り外します。


そして各ボタンの接点部をツインスティックのスイッチにて乗っ取れば完成です。
(上下左右 → 左スティック上下左右、○×△□ → 右スティック上下左右、LR → トリガボタン)

…の筈だったのですが。

実は元々、「なぜかアナログスティックの左上が入りっぱなしになっている」という壊れたDUALSHOCKを使ったため、完成したはいいものの、やはりアナログ左上が入りっぱなしになっておりそのままでは使用不能ということが判明しました。
このため、ここで中古DUALSHOCKを新規に調達してくることになりました。

リトライ


気を取り直してやり直しです。新たにSCPH-7500付属のDUALSHOCKを調達し分解してみましたが、上の画像のように基盤が大幅に変わっていました。コスト削減のためと思われます。
ボタン接点部は左の画像にも見えますが、基盤から薄いビニールシートに変わっています。このため、ここにケーブルをハンダ付けすることは不可能です。このため、右の画像の白いコネクタ部に接続することになり、かなり難易度が上がってしまいました。
また、アナログスティックの可変抵抗等を取り外してみたところ、先の「左上が入りっぱなし」のような症状が発生しましたので、やむなくこのアナログ部は邪魔ですがそのまま残す形になっています。

実は、スティック部のスイッチについてはアナログスティックの部分を乗っ取ることも可能と思われます。しかし、あいにくこの時は友人宅で急遽改造が決まった経緯があり、抵抗等部材を携帯しておりませんでしたのでボタン部より乗っ取る方式でいきました。もしアナログスティック部から取れるなら、配線の難易度は大幅に下がることになります。加えて、不要なアナログスティック部の可変抵抗も取り外すことが可能です。


ケーブルハンダ付けのため白いコネクタを取り外しましたが、誤って基盤パターンまで2カ所剥いでしまいました。いやな汗が額を伝わります(左図)
ツインスティックの全てのスイッチをDUALSHOCKの基盤へ結線しました。剥いでしまったパターンの部分はフラットICの足へ直付けしました(右図)
※注意:この段階での右図の画像は配線を2カ所誤っています。これを見たままに結線しないでください。

完成

こうして完成しました。やはりバーチャロンはツインスティックでないといけません。
ちなみに上下左右・○×△□をただマッピングしただけですので、動作テストの段階でIQ FINALをこれで対戦し、十分可能である事を確認しました。他のゲームでも使うことは可能でしょう。是非格闘ゲームで試してみたいものです。

今回の犠牲者



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