簡易型嘘発見器

嘘発見器といえば、バラエティ番組や映画などで脳波を計るような機械が出てくるのをよく見ると思います。今回は、そこまで大がかりではなく簡易的に嘘発見器として使える機械を紹介します。

使用部品
部品名数量備考
抵抗 10KΩ1個茶黒橙金
トランジスタ 2SC18151個基本的に2SC型なら可
可変抵抗 1KΩ1個10KΩ〜15KΩでも使えます
ユニバーサル基板1枚4cm四方くらい
マイクロアンメーター1個ラジゲーターとも言います
9V電池用スナップ1個電池ボックスに接続します
単三電池ボックス1個直接ハンダ付けタイプの場合には
スナップは不要です

部品点数は極めて少なく、使用する部品にも特別なものはありませんので入手で困ることはあまり無いでしょう。強いて言えばメーターですが、これは昔のオーディオ機器によく付いていたようなもので構いません。ものによって色々と仕様の違いはありますが、今回はあまりシビアな使い方をするわけではないのでメーターならなんでもいいです。


回路的には非常に単純なものです。人間の身体を抵抗として、その電流の流れ具合をトランジスタで増幅してメーターの針を振らせます。このため、嘘を発見するとは言いますが実際には嘘をついて汗をかくことにより身体の抵抗が下がる事を検知するものとなっています。

可変抵抗は1KΩということになっていますが、特に厳密にこれ、という値でなくても構いません。余っている可変抵抗を探して使ってください。20KΩ程度までなら大丈夫でしょう。固定抵抗の10KΩはあまり外れた値にするとメーターの針の調整が効かなく(調整範囲外)なりますので、10KΩ近辺で選んでください。
トランジスタの2SC1815は、最も一般的な2SC型トランジスタの一つです。増幅用に使っていますが、一般的な2SC型トランジスタなら問題なく使えるでしょう。他の品番を使用する場合にはトランジスタの足の配置を間違えないようにしてください。2SC1815の場合には印刷面を正面に向けた状態で左からECBとなっています。

メーターは極性を間違えると逆に針が振れますので注意します。電源は単三乾電池を2本使って3Vとします。これと違う電圧を電源にする場合には、その電圧に応じて抵抗値を適当に加減してやると良いでしょう。


使い方

電池を入れて、測定端子を指などに当ててください。測定端子は、ユニバーサル基盤を2cm四方程度に切断してそこに銅線を這わせるなどして出来るだけ皮膚に触れる面積が広くなるように工夫します。測定端子を当てる場所は、出来るだけ汗をかきやすい箇所にするといいでしょう。

端子を身体に当てたら、可変抵抗を調整してメーターの針が丁度真ん中近辺を示すように調整します。これで準備は完了です。あとは被験者に質問等をしてみてください。動揺に反応して汗が出るなら、メーターの針が動くはずです。


写真は実験用の空中配線ですが、実際に作る場合にはケースなどに収めてそれらしく見えるようにしましょう。
効果のほどですが、かつて私が試してみた時には結構お遊びで使うには使えるな、といったところでした。あくまで簡易型なので過信せずに、パーティーグッズのつもりで使うと良いでしょう。


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