素直な気持ち。(2007.Apr,May,Jun)
〜平穏な日々にふと思う〜

 no.1279 - 4/1(Sun)
「リリカル☆パーティー、はじまりました!」

行ってきましたー! 「リリカルなのはStrikerS」放送直前イベント、リリカル☆パーティー3!!

場所は東京ビックサイト。会場はその東1ホールなんですが、入ってびっくりしたのはその広さ! ずらっと並んだパイプ椅子と人間の列。モニターも左右上下、中央で計5つ。これ…一体何の集会ですかって言いたくなるくらいの広さなんですよ。司会の話によると、その人数、何と7000人だそうで。7000人ですよ! アニメの先行上映に7000人集まるって凄くないですか? 元エロゲーのサイドストーリーに7000人ですよ?!(もちろんお色気シーンは流れませんが)

で、まあそんな感じで興奮しながら開演を待ちますと、照明も暗くなり、いよいよイベントスタート。なのは演じる田村ゆかりの声が流れると、会場も割れんばかりの歓声。そしてアニメのオープニングのように、「魔法少女リリカルなのはStrikerS・放送直前イベント、リリカル☆パーティー3、はじまります」。

と、同時にウルトラオレンジ、はじまります(早っ!)。

○ オープニング
「Nanoha Takamachi, as Yukari TAMURA」と、英語で紹介があり、同時に声優さんが登場。そして何と、レイジングハートのDonna Burkeさんからビデオメッセージも! しかもDonna Burkeさんが妙にハイテンションなんですよ。なんでも、アニメが「魔法少女」なので、小さなお子様が来るイベントだと思ったそうなんですね。

こんな大きなお友達が7000人も来てるとは、まさかDonna Burkeさんも思わないでしょうね

○ 声優さんの意識調査
相変わらず腹黒い皆さんですが、特に面白いのは「19歳はもう魔法少女じゃない」という問いに対し、10人全員が「はい」。何歳までが魔法少女か、という問いに、田村ゆかりが「17歳くらいなら…」と発言。私はまだ魔法少女よ、と暗に言いたいんでしょうか。

○ 団体戦・チーム分け
なのはチームとフェイトチームにくじで分かれるんですが、そのチーム分けが何の因果か、
なのはチーム:田村ゆかり、植田佳奈、中原麻衣、斎藤千和、高橋美佳子。
フェイトチーム:水樹奈々、清水香里、真田アサミ、柚木涼香、井上麻里奈。

見せてやる! 愛と勇気の「アイムエンタープライズ」パワー!!(byなのはチーム)

○ お絵かき伝言ゲーム
お絵かきの内容はともかく、印象的なのが、清水香里の「顔のいい人って、性格悪そうで嫌い」発言。それと同時に沸き起こる会場からの喝采。この発言だけで、清水さん、市会議員くらいなら当選するかも知れませんね。

○ シャッフルアテレコ
なのはのワンシーンを声優を変えてアテレコをするというコーナーなんですが、まともにアテレコしたのは一回だけ。あとは単なるネタのお披露目会(台本にあったんでしょうけどね)。なのはのピンチにフェイトが颯爽と登場するシーンでは、
  ヴィータ「うぉらうぉらあ! 金出さんかいコラァ!」
  なのは「2週間前の牛乳なんか飲むんじゃなかった…トイレに行きたい…」
  ユーノ「なのはちゃん、お金貸して」
  ヴィータ「…仲間か」
  バルディッシュ「ゴメンクダサ〜イ」
  フェイト「NHKです!」
なのはチームも、「和平の使者なら、槍は持たない」というシーンのはずなのに、なぜか「ジークジオン!」を連呼。団体戦はその甲斐あってか、なのはチームの勝ちでした。

○ 第一話の上映会
予想を裏切らない、迫真のシーンの連続。新キャラのスバルとティアナの命を懸けた友情と、幼い頃のスバルが印象的。他の見所としては、
  なのはちゃん、火災の真っ只中からディバインバスター!
  魔法というより、拳で勝負のナカジマさん。
  リインフォース2萌え。ちっちゃいは正義?!

○ ライブ
  「Snow Rain」(植田佳奈)
歌のラストで、八神はやてのように、関西弁で「ほんまに、ありがとう」と一言。その言葉に思わず感動。
  「innocent starter」「ETERNAL BLAZE」「SECRET AMBITION」(水樹奈々)
ETERNAL BALZEがかかった瞬間、そっと僕にウルトラオレンジを一本渡してくれる友人。ついに僕も、ウルトラオレンジを初体験しちゃいました。青いサイリュームに混じった、炎のようなウルトラオレンジが綺麗でした。
  「Spiritual Garden」「星空のSpica」「Little Wish 〜lyrical steps〜」(田村ゆかり)
さっきまで青がメインだった会場が、一瞬で一面のピンクに早変わり。スペースが狭いせいか「ゆかり道」の人も、どこか窮屈そうでした。

○ 大抽選会&出演者挨拶
何が面白いって、アニメでは主役を演じてるはずの田村ゆかりが、誰よりも挨拶がグダグダだったこと。あれはわざとなのか、それとも素なのか…?

○ 会場のどこかから湧き上がる三三七拍子
お約束ですから。


いやあ、面白かったです! アニメのイベントなので、あまり期待してなかったんですが、想像以上に面白かった。声優さんのゲームが長くてちょっと退屈だったんですが、一話も見れたし、歌も聴けたし、アフレコは笑えたし。満足の三時間でした。ただ…やっぱりなのはちゃんは、小学生のほうが良かったですね。顔の丸みが良かったんですが、大人になって、顔がスラッとしてしまったのが残念です。だってもう19歳ですし。

もう魔法少女って歳じゃないのよ、おばさん。(「奥さまは魔法少女」より)

 no.1982 - 4/5(Thu)
「仕事を辞めたくなる時」

今日、会社でPCに向かいながら自分の仕事をこなしてると、後輩(♀)からチャットが来たんですよ。

内容は特に何てこともない、仕事の質問だったので、さらっと答えてあげたんですが、その後、近況とかチャットで話してると、その子がこんなことを聞いてきたんですよ。

Komaさん、退職とか考えたことあります?

・・・退職かぁ。僕も考えなかったわけではないなぁ。

その子は今年で入社5年目。
入社して3、4年も経つと、辞める人もちらほらと出てきますし、
身近な人が辞めるのを見ると、ふと自分のことを顧みて、自信なくしたりすることもあるんですよね。
僕は入社6年目ですが、確かに今の仕事に全然自信が持てなくて、仕事が辛かった時期はありました。
何てことを話したら、どうやらその子もそうみたいなんですね。

自分だけが他人よりずっと劣ってて、仕事が全然できないような気がするとか。
普段明るいのに、そんな弱気な事を言ってるのを見てると、その頃の自分を思い出します。

でも、僕がどうやって立ち直ったかと聞かれても、「何となく」としか言えないんですよね。
特に大きなきっかけがあったわけでもなく、誰かに褒められたわけでもない。
強いて言えば、ちょっとは自分を認めてあげられるようになった、ということなのかも知れません。

自分に自信が持てない時期は、本当に辛い。
だからこそ「私がこれがやりたい!」というものを何か一つ見つけてほしい。
やらなきゃいけないことを考え始めれば、山のようにありすぎて不安になるから、まずはその一点だけに集中する。
他のことができなくても、それはそれ。とりあえず気にしない。

そしたら次は、それを誰かに伝える努力をする。
いきなり多くの人の前で発表するよりも、まず一人の後輩に説明するほうがいい。
入社5年目にもなれば後輩もいるはずなので、その後輩が質問に来たときに教えてあげる。自分の言葉で理解させる。
人がいないのであれば、自分で自分にどうやって説明するか考えてみる。
それがだんだん相手が後輩から先輩になり、やがてお客様になる。
それができたら、次はまた別のことに集中する。
そしてそれを誰かに伝えていく。
そのサイクルがやがて大きな自信を生むんじゃないのかなあ、と僕は思います。

今の自分が仕事に自信を持ってるかといえば、決してそんなことなくて、
何回聞いてもわからないこともあるし、
大事なのがわかってるのに全然興味がもてなくて、後回しにしたままにしてることだってある。
わからないことなんて、一生かかっても少なくなんてならないし、
発生した問題に、一日じゅう頭を悩ませることなんて、どんなベテランになったって絶対にある。

僕も今日、お客様から来た質問が、マニュアル通りにやってるのに全く解決しなくて、すごくイライラしてたんですが、
ふとあることに気づいて、「一度試してみてくれませんか?」と腰低めにお願いしたことが、結果大成功。
思わずPCの前で「おしっ!」と声あげました。

でも現実は、それで誰かが褒め称えてくれるわけもなく、
喜んでるヒマもなく、また別の全くわからない質問が来たりするんですけど、
この「おしっ!」という経験の積み重ねがやっぱり大事なんですよ。いくつになったって。

僕の友人には、入社して5年間、雑用ばっかりやらされて、「ここで得たものなんて何もない」と言って辞めた人もいるし、
仕事はできるのに上司とそりが合わず、半年で会社をかわった人もいます。
そんな辞め方に比べれば、たかだか入社5年で、自信がないから辞める、というのは、すごくもったいない気がします。


そんなことをその子とチャットで話してました。

 no.1291 - 4/17(Tue)
「ポジティブシンキング、妄想力、持久力」

Lingua furanca.という企画があります。

サイトの管理人さんが集まって、決められたお題についてテキストを書くという企画で、僕も楽しみに拝見させてもらってます。

1回目のテーマは「サイトをやって得たもの」。

皆さん指折りのサイト管理人だけあって、文章も非常に上手で、説得力もあるのですが、ただちょっと物足りなさを感じているのも事実です。個性がないと言うと本当に申し訳ないのですが、結局のところ、

  地位(アクセス)
  仲間や読者
  文章力

という、この3つに収束しているように思えます。

確かにそれらもサイトを運営する上では非常に大きな武器だと思います。僕もアクセス数自体は全然ダメダメですが、細々と8年も続けてきましたので、サイトを通じて友人もできましたし、文章を構成する力も、サイトを開設した頃に比べればついたように思います。でも、せっかく文章力も影響力もある方々なのですから、「この発想はなかった!」という、目から鱗が落ちるような意見をもっと見たかったという想いもあります。

そこで僕も、サイトをやってきて得たものって何だろう、と改めて考えてみますと、以下の3つに落ち着きました。


  ポジティブシンキング
  妄想力
  持久力

まず「ポジティブシンキング」ですが、僕のサイトはタイトルにあるとおり、「オタク見習い自虐&声優妄想サイト」です。一人前のオタクにもなれない見習いが、声優やアニメ、その他日々の出来事についてあれこれ妄想し、軽く凹む、という、何の情報が得られるわけでもなく、あってもなくても何の影響もないような地味サイトです。

でも、自虐ネタが公開できるということは、ものすごくポジティブな発想なんじゃないか。

僕は元来、「超」がつくほどの小心者で、これといった特技もないし、顔から火が出るような失敗も何度となく経験してきました。でも、そんな失敗談を笑って話せる人って、素敵だと思いませんか? 「こんな恥ずかしいことがあった」と自分の中で止めておくより、

「いやー。こんな失敗しちゃったんですよー」

と、ちょっとした笑いに変えることで、失敗も失敗でなくなるような気がします。お笑い芸人が、何かに失敗して笑いを誘ったときに「おいしい」なんて言いますが、まさにその発想。考えてみると、それってすごくポジティブな発想なんですよね。例え学校や会社で恥ずかしいことをしてしまったとしても、「でも、サイトで紹介したら、面白いかも」と、逆転の発想ができる。それは、サイトを続けてきたからできたことだと思います。ただ、自虐と言っても、笑えるレベルの自虐であって、「もうダメかも」「死にたい」とか、人にマイナスイメージを与えるようなことは絶対書かない、ということが大事ですが。


次に「妄想力」ですが、これは僕の大好きな「一流ホームページ」「ろじっくぱらだいす」によるところが大きいですね。お二人とも、とてつもない妄想力の持ち主で、どうやったらこんな文が書けるのかと思い、自分でも書いてるうちにいつしか身に着いた、という感覚です。でも、よく見てみると、そのとっかかり自体は、特に何でもないことが多いんですよね。つまり、

  日々のつまらないことでも、面白く、
  面白いことはさらに違った角度から面白く、

それを可能にするのは、個人の妄想力だと思うのです。同じ出来事があっても、自分だけの妄想力でもって、付加価値をつけたいんです。またそれは、常に人と違う発想を持ち続けたい、という気持ちの表れでもあります。例えば、田村ゆかりのコンサートに行ったとします。それをネタに日記を書くとしても、

  歌った曲や衣装・MCなど、コンサートの出来事を事細かに書く
  曲やコンサートに対する主観・感想を書く

というのが、大半だと思います。でも、情報を得たいんだったら大手サイトを見ればいいこと。情報量では大手には絶対に勝てません。僕も確かに曲やMCの紹介も書きますが、あえて僕は、そこからもう一歩踏み出して、

  こんなファンがいて凄いと思った。
  こんなことがあって、それをこんな風に感じた。

という主観や、ファンであればわかるような表現を入れるようにしています。そこが他の感想サイトとは違った、サイトの個性となるんじゃないか。そう思うからです。かといって、主観ばかりの文章になると、単なる一人よがりになって、見てる人にとっては面白くないので、そこが難しいところではありますが。


最後に「持久力」。別にいち早く情報が得られるでもない。誰もが引き付けられるような文が書けるわけでもない。でも、こんなダメダメサイトでも、僕にとっては愛すべきサイト。このままで終わりたくない。もっと多くの人の目に止まりたいし、もっといろんなことに挑戦してみたい。「あっ!」と思うようなサイトのエライ人とも友達になりたい。会ってその人の話を聞きたい。そのためには、四の五の言ってないで、更新を続けるしかないんです。

サイトを開設したのが大学4年でしたから、その間に今までいろんなことがありました。社会人になった。試験に落ちたこともあった。説教されて泣いたこともあった。それでも、サイトの更新は空けなかった。そのことは少し自信をもっていいのかなあ、と思います。


ポジティブシンキング、妄想力、持久力。サイトをやって得たものを僕なりに書いてみました。考えてみると、この3つは、僕がニュースサイトではなく、あくまでテキストサイトに拘って更新してきたことが大きいように思います。テキストサイト、特に笑いを提供するようなサイトは、なかなか多くの人の目に止まりにくいのは事実。情報さえあれば個性はいらない、という人もいるでしょう。でも、僕はやっぱりそのサイト管理人のことが知りたい。だから自分も、「このKomaって奴、一体どんな奴なんだろう」と、思ってもらえるように、ちょっと個性的な笑いを届けられたらいいな、と思います。

甘い夢だと誰かがほざいてたって、虎視眈々と準備をしてた僕だから、きっとうまくやれる。行こうぜ。
(Mr.Children「PADDLE」)

 no.1294 - 4/21(Sat)
「林原めぐみのハートフルステーション・800回記念公録」

「林原めぐみのハートフルステーション」、800回記念公録に行ってきました。

会場は神戸のオリエンタル劇場。会場入りしたのは、開演の3時間前だったのですが、物販の列がすでにできてたので、さっそく列に並びました。左はその会場で撮った、角川書店(ニュータイプ)とスタチャの本部長・大月俊倫からのお祝いの花。右は記念グッズ。

  会場前のお祝いの花   800回放送記念の切手とアルバム「Plain」。会場特典の「Meet again」のポスター

物販で本日発売のニューアルバム「Plain」と記念切手を買い、購入特典の「Meet again」と「Plain」のポスターをゲット。その後はファンの方と合流し、近くのカフェでまったり。僕も公録だけでなく、いろんなイベントに足を運ぶようになりましたが、戦場の最前線のような濃いイベントに行くことも最近多かったので、ライブ前のまったり感が心地よいですね。なんて思ってると、その最前線で見覚えのある、

黒地にピンクの文字で、Mel(以下略)とプリントされたTシャツを着た方が僕の横を


そうこうしてると開場時間も近づいたので、再度会場入り。僕は2階席の一番前という、林原さんや保志さんを見るにも、人間観察をするにも適した位置から、スタチャ作品のCMと観客の動きを見ながら(さっきの黒Tシャツの方は見当たりませんでしたが)、開演を待ちます。

そして開演時間。拍手に迎えられ、公開録音スタート。とはいえ、800回だからと大きなサプライズがあるわけでもなく、いつものようにコーナーは進行し、いつものように笑いが起こる。アルバムタイトルどおり、本当に「Plain」(素)な林原さん、保志さんが逆に印象的でした。

その後は公開録音のお祝いメッセージとして、林原さんにゆかりのある方々からのビデオメッセージが流れます。岩田光央、佐々木望&白鳥由里、高橋直純、堀江由衣、山寺宏一、日高のり子が、相変わらず緊張感ゼロのメッセージをしてくれるのですが、お祝いメッセージで常に斬新なことをやらかしてきたはずの、森川俊之&檜山修之のメッセージがないのが残念でしたね。

その後のミニライブでは、保志総一郎さんがまず2曲を歌い上げ、「-infinity ∞-」では何と林原さんとのデュエット。その後は林原さんにバトンタッチし、「KOIBUMI」「Meet Again」「A Happy Life」など、計8曲を聞くことができました。特に「A Happy Life」が聞けたのは感激でした。

思えば、林原さんが歌う姿を生で見る機会は、一年に一度、公開録音の時ぐらいしかありません。しかも、その公開録音だって、希望者全員が行けるわけではなく、抽選で選ばれた人達だけ。その会場に僕がいる。ステージで歌う林原さんを見ることができる。その雰囲気を共有できる。それはすごく恵まれたことなんだと、今さらながらに実感しました。


最後に全体を通じての感想ですが、帰りたい場所に帰ってきた。そんな感じがするイベントでした。

特に派手さがあるわけでもない。いつも通りのトーク、いつも通りの笑い、いつも通りの興奮。観客も他のイベントに比べれば、おとなしい印象は受けました。でも、それが逆にすごく新鮮で、心地よく感じました。最近は僕もさまざまな声優のライブに行くようになり、イベントで散財するわ、ライブで飛び跳ねるわ、ピンクのサイリューム折るわ、と好き勝手にしていても、僕の原点はここなんだなあと、改めて思いました。一時は毎週のようにハガキを書くほど入れこんだのに、最近はとんと離れていたラジオ。懐かしくなって久しぶりに聞いてみても、その頃と変わることなく、優しく迎えてくれたような気がする。

帰りたくなった時に、帰りを待っていてくれる。久しぶりに帰る実家の母親のような存在。「声優界の母」なんて評される所以は、そういうところなのかも知れない。

というわけで、次はその娘たち(Aice5)のライブにでも行きましょうかね(切り替え早っ!)。

 no.1299 - 5/1(Tue)
「Aice5が止まらない!」

Aice5のイベントレポを書いてる人は数あれど、「Ai(ce5)が止まらない!」なんて書いてるのは全世界で僕一人ではないでしょうか。どうもKomaです。ちなみにタイトルに何の意味もありません。

というわけで行ってきました。「Aice5 1st Tour 2007 Love Aice5」。

場所は大阪厚生年金会館。会場前の公園に着くと、早くもCDに合わせて掛け声上げるグループや、鉢巻にサイリュームを指したグループなど、すでにレッドゾーンがちらほらと。僕もこういう方々は嫌いではないんですが、僕のすぐ近くで騒がれると、ちょっと…ね。「侍イエロー、切り捨てごめーん!」と、切り捨てようかと思いました(そして返り討ち)。

そんな感じで会場に入りますと、入ってすぐの所に「プレゼントBOX」と書かれた大きな箱が。どうやらこれ、Aice5に渡すプレゼントを入れる箱らしく、手紙や紙袋などが入ってるんですね。中には大阪を意識したのか、551の蓬莱らしき紙袋もありました。あの…。豚饅プレゼントしても、冷めちゃうんじゃ…。


そんなこんなで開演を待つと、ブザーが鳴り、照明が暗くなると同時に起こる大歓声。その歓声の中、中央ステージ外枠の照明がゆっくりと上にあがり、ステージの下からAice5の五人が登場します。ちなみにコンサートが終わるときも、Aice5の五人を乗せた中央のステージが下がって退場し、それと同時に外枠の照明が下に降ります。つまりこれ、オルゴールを意識した演出なんですよ。フタが開いてAice5の五人が登場し、Aice5の五人が退場しフタが閉じる。この演出は見事でした。

それに、このコンサート全体を通じて、演出が本当に素晴らしかったです。前述のオルゴールだけでなく、5人のイメージカラーにそった照明や電飾も綺麗だし、衣装も各々のイメージカラーを意識した衣装になってて、どれも本当にかわゆい。充分にグリーンのフェロモン出てました。しかも色分けされているおかげで、誰が誰なのか見た目にすぐわかり、メンバーのことをあまり知らなくても充分楽しめました。ちなみに、その中で僕の興味を最も引いたのは、Aice5のお色気担当・たかはし智秋。歌上手だし面白いし。まさにパープルなポーズにノックダウンです

そもそもAice5の5人って、実によくできたグループなんですよね。おとなしめの後輩とはっきりもの言う先輩。声の低い人と高い人。歌が上手い人と個性的な人。裏表なさそうな人と心に何か持ってそうな人。まあ…とにかく、一人一人の個性はバラバラだけど、5人集まると、それぞれの個性を互いに上手く引き立たせあって、一つのグループとして上手く機能する。そんな気がします。


正直言いますと、行く前はあまり期待してなかったんですよ。でも、いい意味で予想を裏切られましたね。機会があれば、また行ってみたいですが、2ndツアーあるんでしょうかね? もう少し続けてみても面白そうですが、あっさり解散しそうな気もします。あるとき突然誰かが、

「あー。もうAice5も飽きちゃったー。もうやーめたっ!」

なんて言って、ファンの顔色がブルーに染まらなければいいですが

 no.1320 - 5/29(Tue)
「『声優』という安全神話の崩壊」

今日はいろいろ悲しい事件がありましたが、このサイトでこれに触れないわけにはいかないでしょう。

  芸能プロ社長が採用エサに声優志願少女にわいせつ

「声優にしてやるから」と言って、面接試験を受けに来た16歳の少女に社長がわいせつな行為をした疑いがあるということで、アーツビジョンの社長が書類送検。しかも社長もその容疑を認めているそうです。語弊があるのを承知で言いますと、別に事件自体はそう意外性のあるものではないと思いますが、この事件が大きいのは、その事務所が、名の知れた大手「声優」事務所だということ。事件を聞いただけなら、「芸能界ならそういうこともあるか」と思うかも知れません。でも、それが声優事務所。しかも、有名な声優を何人も輩出している大手事務所だと知って、ショックを受けた人も多いかと思います。

今の芸能界。芸能ニュースもディープでドギツイ話を耳にすることも多いし、タレントや歌手も、いろんな人とHしたり結婚したり離婚したり。とても「綺麗」な世界と言えるものではありません。「アイドル」と呼ばれ、純粋無垢を売りにした人達もその例外ではなく、ああ見えても結局はフシダラな生活をしてるんだ、と芸能ニュースに幻滅した人もいるでしょう。90年代に入り、そんなアイドルが衰退の一途を辿る中、マスコミの前には登場しないけど、マジメでひた向き、芸能雑誌のフシダラな噂とは無縁の人達が注目を浴び初めました。

それが「声優」という存在です。

もちろん声優界と言っても、芸能リポーターが本気で調べれば、黒い噂の一つや二つは当然あると思います。でも、そんな噂が取り上げられることもなく、見かけ上は純粋な世界に見えた。声優達にしても、誰と付き合っただのHしただのと、そういう浮いた話は決して出てこなかったし、そういうことを嫌がりそうな、本当に「いい子」達に見えた。そう思うと、

「声優」というのは、一つの「安全神話」だったんじゃないか、と

最近は「萌え」なんて言葉も浸透し、あまりいい意味ばかりではないにしろ、声優も注目されてますが、それ以前は一部のオタク達にとって本当に「神聖な世界」、外界から「閉じた世界」でした。声優だってラジオでHな話題をすることもあるし、お金の話をすることもあったでしょう。でも、それはあくまでネタであって、そこにリアルさはなかった。生々しい対立騒動や不倫騒動などは絶対に出てこなかった。だから安心してついてこれた。声優は「夢を売る仕事」なんて言われますが、本当にそうだと思います。トイレ行かないとか、そんなレベルではないにしろ、ドロドロしたスキャンダルとは無縁だった。少なくても表面化してこなかった。それが「夢を売る」と評される所以であると思います。

最近は声優も大きく脚光を浴び、声優を目指す人も後を絶ちません。何かを目指すというのは、それだけで充分ひた向きですが、声優になろうと思う人は、特にその傾向が強いと思うんですよ。現実世界の恋愛よりもアニメや漫画のキャラに恋し、そのキャラに命を吹き込む仕事に就くためだけに努力する。儲かるわけでもなく、名声が得られるわけでもなく、気が遠くなるほど門も狭い。でも、好きなことを仕事にしたいという強い意志だけで、身を粉にしてがんばってきた。今回の事件は、そんな子達の純粋な思いを踏みにじる、暴虐行為以外の何者でもないです。しかも、まさか声優さんの世界に限って、そんなことがあるとは思ってなかったでしょう。

それだけに、今回のこの事件が与える影響は大きいと思いますね。

まず、被害にあったこの子が本当にかわいそうです。努力に努力を重ね、やっと名のある声優事務所の扉を叩いたその刹那、その社長と名乗る男がわいせつな行為を求めてきた。しかも「声優にしてやるから」と、自分の究極の憧れだった職業をちらつかせ、弱みにつけこんでくる。肉体的に酷いことをされるだけでなく、夢にまで見た世界をも完全に壊してしまった。わいせつな行為以上にその罪は重いと思います。

それに他の声優に対しても大きなイメージダウンです。繰り返してきたように、声優界は、汚れた芸能界とはかけ離れた閉じた世界、純粋さが残る最後の聖地だったからこそ、事件が発覚した時のダメージも大きい。しかも、その事件というのが、社長のわいせつ行為となれば、純粋だと思ってた声優さんに対する見方も変わるでしょう。事件以後、好きな声優さんがたとえ無邪気に笑っていても、

「やっぱ声優と言っても、ヤることはヤってんだ」

なんてことを心のどこかで思ってしまうかも知れません。もちろん声優が処女であれなんて言いません。でも精液の臭いとは無縁な存在でいてほしかったはずです。ましてや地位を得るために社長とヤっただなんて考えてしまったら、自分が抱いてたピュアなイメージもボロボロ。CDも全部捨ててしまおうかと思うかも知れません。

声優ファンといっても、そこまでピュアじゃないと反論する人もいるでしょう。もちろん大手事務所の社長が面接でわいせつ行為をしたからと言って、所属してる声優に直接の影響は何もありません。だけど、事件としてあからさまになった以上、ファンとしても、そういうこともあるんだということを心に留めておかなくてはなりません。聞いた話によると、声優になりたい人を狙った詐欺も、あからさまにならないだけで、実際には多いそうです。過去に生臭い事件が晒されることがなかっただけに、声優事務所のこういう不埒な事件は、他の事務所にとっても影響は大きいはずですが、ファンにとっても、意識を改めるきっかけなのかも知れません。

今回の事件は、いわば「声優」という「安全神話」の崩壊の一つじゃないかなあ、と思います。

 no.1322 - 6/1(Fri)
「突撃!学食アフィリアキッチンズ」

山積みの仕事に目もくれず、会社を定時に飛び出し、すかさず目の前のタクシーをつかまえ、
「すいません、日本橋までお願いします!
と高々に宣言してでも行きたい場所。

  アフィリアキッチン外観   アフィリアキッチン看板

行って来ましたー! 日本橋に本日開店の「学食アフィリア・キッチンズ」!

池袋と名古屋にあるコスチュームテーマカフェ、王立アフィリア魔法学院の日本橋店が本日開店ということで、会社帰りにさっそく寄って来ました。実は僕も、以前からアフィリアの存在はすごく気になってまして。魔法学院をイメージした内装や食器、魔法使いをイメージした制服。魔法学院中等部の2年生をイメージしたウェイトレス。俗世間にまみれた僕にとっては、まさに楽園のような世界じゃないですか。というわけで、現実のしがらみを断ち切る思いで魔法学院のドアを開いたわけですよ。

店に着きますと、本日17時のオープンにも関わらず、20時半の段階で店内は満員。さすがは魔法学院。人気の高さがうかがえる、と思いながら店に入ると、紺のマントにフリルのついたスカート、ポーチを肩からかけた魔法使いスタイルの子が、ちょこちょことやってきて、

「あの…センパイ、初めてですか?」

と声をかけてくれるんですね。先輩ですよ先輩。しかもその子、話し方はちょっとたどたどしいけど、なかなか可愛いんですよ。その後、店のシステムについて軽くレクチャを受けるんですが、頭の中が先輩センパイセンパイとすっかり先輩状態な上、魔法使いの衣装に見とれてたせいで、先輩全く話聞いてません。後輩ががんばって説明してるのに、本当、最低ですな。

話を聞くと、どうやら1階ならすぐ空くんですが、2階だと時間がかかるというので、名前と携帯番号を教えて外で待つことにしました。ちなみに1階はフリースペースで、普通のカフェ同様にメニュー注文するだけなのですが、入るのに学院証が必要で、魔法学院の雰囲気を味わい、来るたびにメダルがもらえるのは2階のみなんですね。だとしたら、1階で引き返すわけにはいきません。何つってもここは魔法学院。僕は食事をしに来たんじゃないんです。ウェイトレスの魔法にかかりに来たんです!

とは言うものの、これがなかなか待ち時間が長い。

繁盛してたので待つのはしょうがないんですけど、夜8時にもなると、時間つぶそうにもあまりつぶすところもないんですよ。アフィリアのために御飯は今食べたくないし。外はもう真っ暗だし。ダンボールハウスにも人が目立つ時間帯だし。結局どこに行くでもなく、大通りをぶらぶらしてました。でも、ぼーっとして魔法使いさんからの電話を逃がすわけにはいきません。一体どんな電話かかってくるのかなあ。いきなり「せんぱぁい!!」なんてかかってきたらどうしよう。でもそこで先輩なら物怖じしちゃいけないよねー…なんて考えてると、

一緒に行った友人から電話が

「はい。もしもし」
「もしもし。そろそろ空きそうだから、来ておいたほうがいいよ」

再度アフィリアに行ってみると、どうやら友人が順番を確認していたようでして。さっきレクチャしてくれた子も、レシート持って待ってるんですよ。

「Koma先輩、お席用意できました! お2階へどうぞ」

あの…魔法使いさんからの電話は?!

お前の電話なんか別にいらんねん僕は! 魔女っ子からの電話がよぉ!…と、このときばかりは友人を恨みながらも、魔法使いの子に先導されて、ついに2階に通されるのであった。(後半に続く)

 no.1323 - 6/1(Fri)
「潜入!学食アフィリアキッチンズ」

  日本橋に出現した魔法学院をめぐる、仕事帰りのサラリーマン達の冒険物語。後編。


というわけで、魔法使いに先導されて2階に足を踏み入れると、そこはもう魔法学院。王国のフラッグや箒がかけられ、ろうそくを模したランプやアンティークな飾り棚もあったりします。席に着きますと、先導してくれた子が右手を左胸に当てて一礼し、感謝の気持ちとしてコインを一枚くれます。このコインも集めると、写真が取れたり、魔法を披露してくれたりするそうでして。確かに魔法は見てみたいなあ。「彼女達はまだ中等部の見習い魔法使いである事をお忘れなく」と公式サイトで断りを入れてるあたり、ネタとしては面白そうですが。

そしてメニューの注文。僕らはフリードリンクにプラスして学食セットを注文しましたが、メニューを見ると、ソフトドリンクだけでなくアルコールも飲めるようです。学食なのにアルコール。僕らは「魔法学院の高等部」という設定なのにアルコール。どうやらアフィリア王国。日本と違い、お酒に関しては寛容なようです。

その後も魔女っ子ウオッチングを嗜みながら注文を待ってると、1階から放送で呼ばれまして。メニューを取りに1階のカウンターへ。学食というだけあって、メニューも一つのプレートに乗って出てきます。でも僕が選んだメニューは、ハンバーグとスパゲティサラダ、ふりかけご飯に味噌汁という、実にお子様ランチ的なメニューだったので、これをスーツにネクタイという格好で運んでる自分がちょっと恥ずかしいですね。ちなみにスーツ姿の人自体は、平日ということもあって、それなりにいました。


そんなこんなで一時間ほど滞在し、1階のレジで精算。その時に入学手続き完了の証として、晴れてアフィリアの学院証を受け取ります。写真はそのアフィリア学院証とコインなんですが。

  アフィリア魔法学院証とコイン    学院証の裏には「コマセンパイ」と

何でカタカナしか使えないんですか?

「コマ」って片仮名だと、何かゴマみたいじゃないですか。それがすごく嫌で、「Koma」って書いてもらえませんかって僕も頼んだんですけど、アフィリアの共用語はカタカナなんで、と言われて受け付けてくれないんですよ。でもあなた、レシートに思いっきり「New」って書いたよね?と言おうとしましたが、そんなところで意地張っても仕方ないので諦めました。でも、せっかくの学院証なのに「コマ」ってちょっと…。


で、まあこうして、アフィリアキッチンズに行って来たわけですが、店内の雰囲気は悪くないし、衣装も魔法使いもすごく可愛いし、何と言っても魔法少女にセンパイと言われる。行けばそれなりに楽しめると思います。ただね。大きな問題が一つだけあるんですよ。それは、

高いんです

2階に行くと、必ずフリードリンクを注文しないといけないのですが、これが1900円(アルコール含むと2900円)。さらに注文するともちろんそこに加算されます。しかも滞在時間は1時間で、その間に魔女っ子とちょっとした会話が楽しめるわけでもない。魔法学院の学生が裕福なのか、それとも王国がインフレ状態なのか知りませんが、財布が軽くなる魔法だけはかけられますので、好き嫌いも意見が分かれるんじゃないかと思います。

それにここ、学院証によって階級があるんですよ。僕らはまだ初めてなので、ブルーのカードですが、50回行けばブルーからブロンズに昇格し、ランクが上がるにつれ、魔法使い達の態度も変ってくるらしいんですね。ちなみに2000回行くと、最高ランクのブラックになり、ドリンクも無料、店長自ら挨拶、魔法使い達も尊敬のまなざしと最大の敬意を示すようになるそうでして。そのためにはフリードリンク2000円として400万円ほど必要ですが、そこまで偉くなると、まわりがちびちび食事してる中、ワインでもあけながら、横にキレイどころの魔法使いを数人はべらせて食事が楽しめるんでしょうね。

何ですかこの格差社会は