電気積層(エレクトロフォーミング)によるシール材の使い方。
一般的にメタル転写シート、金属インレタなどと呼称されるもの。
  
転写する部分を、裏面の剥離紙ごと周囲を若干残し
切り取ります。
切り取らずに作業を行っても構いませんが、不要な部位まで
転写されてしまう可能性が高くなりますので、オススメいたしません。
裏面の剥離紙をはがします。
この画像はひっくり返した裏=糊材の塗布されている面
このとき、表面のフィルムを曲げて剥がすと
大きな面積のあるマークの場合、割れることがありますので
(急激かつ強い力の曲げには脆く、割れやすいのですが
 絶対に曲げられない、という訳ではありません。調整次第です)
剥離紙を曲げるような気持ちで扱ってください。
ピンセットで作業していますが(それも廉価で粗いものですが)
カッターナイフの刃先などを用いたり、ニードルを用いるなど
適宜作業性を考慮して好みで選択なさってください。
転写したい箇所に、フィルムごと貼り付けます。
文字をバラ数字から並べる場合、マスキングテープなどで
予め下辺のガイドラインを設定しておいたほうが作業しやすいようです。
フィルムの上から軽くこすっておきます(糊の定着)
フィルムをはがします。
このとき、フィルムは170度〜180度の角度で、めくり返す感じにして
フィルムに持っていかれないように、ゆっくり作業してください。
一部の微細なマーク(特急EC,PC,DC側面の車番標記)では、
注意して作業しても、固定用の糊の塗布面積が小さいゆえに
フィルムへの粘着のほうが強く、フィルムを剥がすと持っていかれるので
フィルム剥離と同時に、ニードルでメッキ積層部を押さえつけて
(フィルムに持っていかれないようにする)の作業が必要となります。
転写したあと、もし可能であれば糊の保護のため、
クリア塗装を行い定着保護してください。
クリアを吹かなくても、通常の機関車用ナンバー程度までの大きさであれば
通常使用する上では問題ない程度の固着力がありますが、
爪で横から強くこすり上げるようにすると、位置がズレたり
剥がれ落ちたりします。
(これは通常のドライトランスファー素材でも同様)
試しに転写してみた例で、本来この車体には転写の必要なし


転写品は特性上、デザイン上で必要な鋭利な箇所などがあり
また万一にも貼付品が脱落した場合、微細であるがゆえに発見しにくく、思わぬ怪我のもとになる可能性がありますので
特に小さなお子様のいる環境下での管理には留意願います。