エミリー・ディキンソン(1830-1886) アメリカの詩人
エミリー・ディキンソンは100年以上前の詩人ですが、その詩は美しく、孤高の境地に達しています。晩夏の季節の、去りゆく暑さを惜しむ頃の印象が、いつも私には感じられます。 私が日本語の訳を作りました。
百年あとには
この場所を知る人は誰もいない
ここで演じられた大きな苦悩も
平和のように静かだ
雑草がわがもの顔にはびこり
見知らぬ人々が散歩にきて
もう遠い死者の
さびしい墓碑の綴字を判読する
夏の野を通り過ぎる風だけが
この道を回想する
記憶の落としていった鍵を
本能が拾い上げて--
| 1 | 「エミリ・ディキンソン 研究と詩抄」 新倉俊一 著 (1962年 篠崎書林) |
| 2 | 「ディキンソン詩選 THE POEMS OF EMILY DICKINSON] 新倉俊一 解説注釈 ( 1967年 研究社小英文叢書 ) |
| 3 | 「ディキンソン フロスト サンドバーグ 詩集」 新倉俊一 安藤一郎 訳 ( 1968年 世界詩人全集 12 新潮社 ) |
| 4 | 「エミリ・ディキンスン詩集 自然と愛と孤独と」 中島完 訳 ( 1964年 国文社 ) |
| 5 | 「エミリ・ディキンスン詩集 続自然と愛と孤独と」 中島完 訳 (1973年 国文社 ) |
| 6 | 「エミリー・ディッキンソンの生涯 −ディッキンソン家の人びとー」 アイリン・フィッシャー、オリーブ・レープ 著 江間章子、江間美保子 訳 ( 1969年 東京メディカル・センター出版部 ) |
| 7 | 「ディキンソンの詩法の研究 ー重層構造を読むー」 古川隆夫 著 ( 1992年 研究社出版 ) |
| 8 | 「対訳 ディキンソン詩集 アメリカ詩人選(3)」 亀井俊介 編 ( 1998年 岩波文庫 ) |
| 9 | 「海外詩文庫 2 ディキンスン詩集」 新倉俊一 訳編 ( 1993年 思潮社 ) |
| 10 | "Poems by EMILY DICKINSON" Edited
by MARTHA DICKINSON BIANCHI and ALFRED
LEETE
HAMPSON ( 1957 LITTLE, BROWN AND COMPANY ) |
| 11 | "The Complete Poems of EMILY DICKINSON"
Edited by Thomas H. Johnson ( 1960 LITTLE, BROWN and COMPANY ) |