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| bjork『メダラ』UICP-1056(2004/08/25) 有機的な音律までまさぐた「ヴェスパタイン」より3年ぶり新録ビョーク作品。孤高、 炸裂、妖艶が誘う新世界。今作ではメタルからプログレ、ヨーデルまで、何でも自分 の声のみで表現してしまう日本人 "ビートボックス" アーティストDOKAKA、元ルーツ のラゼル、元フェイス・ノー・モアのマイク・パットンらが参加。楽器を使用せず、 これらの人間ビート・ボックスのバックのみで作られた作品とか。 最先端の表現をされる巫女歌姫の神通力やいかに。 1. pleasure is all mine 2. show me forgiveness 3. where is the line 4. vokuro 5. oll birtan 6. who is it (carry my joy on the left, carry my pain on the right) 7. submarine 8. desired constellation 9. oceania 10. sonnets/unrealities XI 11. ancestors 12. mouths cradle 13. midvikudags 14. triumph of a heart 15. komid (Japanese bonus track) 新しいbjorkの映像を公開してます http://www.bjork.com/ 『FRANZ FERDINAND』フランツ・フェルディナンド グラスゴーのNewバンドのデビューアルバム。 メンバーは全員アートスクール出身で、たのしいフェロモンを放つPOPアルバムとなっ ている。 「女の子が踊れるサウンドが信条」というだけあって、痒いところにまで手が届くホ スト系の手口。 爽やか 文系少年たちという、動的な佇まいで、英国では評判になっているそうだ。 軽快な傑作。 意外と腰ふりダンスサウンドは侮れないかも。 オフィシャルサイト http://www.franzferdinand.addr.com/ 海外レーベル(今ならVideo Tipsが見れる) http://www.dominorecordco.com/videolist.php?artist=171 MARY LOU LORD 『BABY BLUE』TOCP-66310 カート・コバーンに愛され、エリオット・スミスに慕われた 路上の歌姫メアリー・ ルー・ロード。アルバム・タイトルにもなっている「Baby Blue」はバッドフィンガー のカバーで、ピンク・フロイドのアルバム「おせっかい」収録曲である「Fearless」 もカバーしている。ほとんどの曲で彼女自身が弾くリズム・ギターがフィーチャーさ れている。歌唱力も演奏力も危ういほどのふらつきが在るけれども、それが一種の魅 力に聞こえるほどの喪失の痛みを伴うアコーステックでキュートな、彼女らしい好感 のもてる作品になっている。それだけに此のアルバムを何度も聞き込むユーザーは増 えるだろう。完成度なんか全く無視しているけれども、どこか肩の抜けた本気です。 オフィシャルサイト http://www.maryloulord.com/ 試聴サイト http://www.rubricrecords.com/bands/maryloulord.html Soft Machine『Man In A Deaf Corner: Anthology 1963 - 1970』 ソフト・マシーンというバンドは、ジャンキー作家/W.バロウズの小説「Soft Machine」のタイトルから採られれている。ブリティッシュ・ロックのスタイルが多 様化する中でサイケデリックやジャズ・ロックといった要素を取り入れ、実験的な試 みをして、急進的なサウンドを呈示した。音楽によって何を成し遂げることが可能な のかと本気で追求したアーティスト集団である。 ポップな色彩の強い1st『Soft Machine』がリリースされたのは1968年だから、それ 以前の貴重な音源。1枚目には63年のスタジオデモ録音、2枚目には70年の数カ所 のライブ演奏が中心。メンバー・チェンジを頻繁に繰り返し、80年代初頭に解散。残 された壮大かつ前衛的な音楽探求の所産を堪能できる。 試聴できるサイト http://www.lightningcd.com/albumdetail.php?AlbumID=2843 WILCO 『A GHOST IS BORN』 (2004/06/23ワーナー発売) 商業主義に走ることなく、オルタナ・カントリー・ロックを突き進むウィルコ。 共同プロデューサーにジム・オルークを迎えた新作『ゴースト・イズ・ボーン』は、 先鋭性とウィルコらしいトラディショナルな曲層が多様に入り組んだ実験作。聞き慣 れない音の構築する手法がかなり斬新。鬼才ジム・オルークは演奏家としても参加し ており、アンダーグランドな深層部と最新感覚を同時に楽しむという、ウィルコの世 界を深化させた進化のアルバムです。 初期のウィルコのサウンドに慣れしたしむ方には、この実験音楽の方向へ違和感を抱 かれるとも思います。 リリースされる前に、インターネットで楽曲が 不正流出されてしまった。 それを戒めるように、ウィルコが管理するサイトではなされた。 只今、なんと全曲フルバージョンで、CDに近い音質で聞く事ができる。 MP3ではなく、QuickTime 6で試聴されます。 http://www.wilcoweb.com/ghost/index.html 『ASH/メルトダウン』 SICP-578 若干15歳でデビュー以来、リリースしたアルバムすべてをUKチャート初登場1位に送 り込んだASHの新作。全編にみなぎる高揚感ギターサウンドと、甘美なメロディが冴 えわたる4ピース。こんなん一曲アルバムにあったらいいという、シングル向きの破 格のりが続く。[Meltdown ] [Orpheus ] [Evil Eye] [ Clones]どの曲も傑作で、後 半のヘビー主題も重く暗くせずに、全編を聞きやすいエンターティメントへ貫いてい る。 アルバムタイトル「メルトダウン 」とASH(灰)を掛けて、誘発させるあたりに、 アッシュの成長ぶりを感じる。もう20代なかばだ。 http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/Ash/ http://walking-barefoot.com/ http://www.ash-official.com/ シングル曲 「オルフェウス」が映像ありで試聴できます。 Trashmonk『Mona Lisa overdrive』 (ESCA7461) 元ドリーム・アカデミーのニック・レアード−クルウズのソロ・プロジェクト。繊細 かつ内省的なアコースティック・サウンドが美しい。インドやネパール方面に放浪し た経験からか、無国籍の香り立つ実験音楽の要素のある摩訶不思議なアルバム。 『彼はピンク・フロイドの「対」で仕事をした。 彼はT REXの最後のアルバムでバッキング・ヴォーカルを歌った。 彼はポール・サイモンと一緒に暮らしサイモンは彼にソングライティングについて 知っている限 サイモンと一緒に暮らし、サイモンは彼にソングライティングについて知っている 限りの事を教えた。 彼はジョン・レノンの家で童貞を失った。 ブライアン・ウィルソンは彼を天才と呼んだ。 彼はトラッシュモンクであり、これが彼の物語である』 「モナリザ・オーバードライブ」とは、有名なサイバーパンクSF小説のタイトルから とられているようだ。そのような音の世界。 「SOUND」試聴できるが、一曲だけでは、想像もできない作品。 http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Trashmonk/ESCA-8337/ Nico『ファム・ファタール』 MSIG-0097〜8 (2004/04/25) ヴェルヴェット・アンダーグラウンドで知られるニコの、オーラ・レコード在籍時 の2枚組アンソロジー。 妖しいまでに美しく、エレガント。知的で、アグレッシヴで、セクシーな麻薬的に宿 命女。 アンダーグラウンドシーンにとっての宿命の女ニコ。 アウト・テイクやシングル曲からドアーズのカヴァーまで、80年代の貴重な音源ばか り。 ニコ関連サイト http://www.swinginchicks.com/nico2.htm http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/velvet-underground.htm ザ・ダンディ・ウォーホルズ”『The Dandy Warhols』 その名を知らなくても、かつて日本でも連日のように放送された、中田英寿やベッカ ム出演の携帯電話“Vodafone”のTV-CM曲「ボヘミアン・ライク・ユー」に聞き覚え のある方も多いはず。アメリカ・オレゴン州出身バンド“ザ・ダンディ・ウォーホル ズ”。ポップ感のあるサイケデリック・サウンドを常に聴かせてくれる彼らの、“幻” と呼ばれていたアルバム『The Black Album』 。 今回の発売では、彼らが今までに発表したシングルのBサイド曲などを集めたレア音 源集『Come On Feel The Dandy Warhols』も付属されるそう。そのレア音源集には、 デヴィッド・ボウイ「ジーン・ジニー」、ブロンディ「コール・ミー」、クロスビー, スティルス,ナッシュ&ヤング「オハイオ」、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッ ド「リラックス」、テッド・ニュージェント「フリー・フォー・オール」などのカヴ ァー曲も収録されている。 http://www.dandywarhols.com/index2.htm (ビデオ試聴)サイト http://www.dandywarhols.com/sights.htm |
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| Spiritualized/アメイジング・グレイス BVCP-21361 眩惑するサイケデリアトリップサウンド。 ホーンやストリングスまたノイズ・ギターやハーモニカなどの アンサンブルによる極彩色アシッドロックのカリスマたちの新作。 マルチなスタジオワークの特技を覆して、屈強な肉声を解放させている。 殻を打砕き、外界へ突き進む息吹のような作品。 今、下記にある公式サイトの試聴コーナーへアクセスして、 全曲をヘツドホーンで聞きながら、全く別な事を考えていた。 音源にたいして全世界の個人が所有欲を捨ててしまったら、 著作権など無意味になるはずの未来のインターネット世界。 そこではネット上の人境がコミューン状に無数存在して、 「個」の想像も国境も遥か超えた集団創作の音楽がありうるのではないだろうか。 http://www.spiritualized.co.uk/ Super Furry Animals/ Phantom Power EICP-229 シンフォニックでドラマチックなトラックから牧歌的な小品まで、 いろいろ零れ落ちてくる極上のブリティッシュアルバム。 キラキラ輝くpop感覚と実験精神が気持ちよくブレンドされた、 ハイパーサウンドのスケープがのんびり緩やかに味わえる。 いやな事もわすれちゃうくらいの爽やかさと、変則ルーツミュージックといえる一面 もあるような気もする形容し難いくすくすさは、ちとジャンキーサウンドやね。 民俗学ふうなユーモアに包まれて、よく仕事しながら片手間によく聞いた本年後 期No1CD。しかし一度も深く聞き込んではいない。 知らない土地の奇妙な優しさと、さりげない狡猾さを持っているのかも知れない。 http://www.superfurry.com/ |
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