夜の植物園、オールナイトでビールを飲みながら、熱帯蓮の開花を見た。
オオオニバスの咲く水槽の上をわたるハシゴにのって。
夜半となり、ビールも切れてきたところで、ぶらじる椰子のつかった果実酒などがでてくる。
うー、不味いぞ。しかし初秋の雰囲気の中、謎の南国植物の咲く広い庭でだらだらするのは、きもちよかった。今年も残したモノも残ったものも何も無いまま夏が終わる。ナニモノニモナレナイ空疎な感覚が残る。
西伊豆の小さな入り江での日本ヤスの会に出席した。
数日前まで夏休みでにぎわっただろう海岸を、いきなりヤスをもった若者が列をつくって歩く。
明らかに異空間だ。
初日の成果ゼロ、だめなりー。トコブシを2個とたくさんウニを密漁した、しかしウニは身が詰まってない。
ヤスの会の成果は、アベくんのキタマクラ(注意→猛毒)数匹。それって減点!
夕方の漁村をビールを買いに歩く。
ゆったりしていて、漁村の雰囲気は好きだ。
灰谷健次郎の文庫をよんだ。クサイ話は好きだが、きょうびはダメなのか?。
早朝、途中参加の元気なヒトタチが加わる。
酒が残って、う゛ーう゛ーうなっていた午前七時、室内をけたたましいコーランの声が鳴り響く!
う゛ー、わんわん。T口さんのもってきた「アフリカみやげ・コーラン目覚ましメッカの方向の見えるコンパス付き(中国製)」、まったくチャイニーズってやつは!
眼をさますと朝食はすっかり終わったばかりか、早くもミーナミくんのとってきたサカナが始末され、ちょうすけくんの釣って来たボラとか泳いでる。
岩の陰にハコフグを追いつめ、ヤスを打つ。ガシっつとヤスがあたったが、ヤスははじかれ、ハコフグは
「なんかあった?」
って顔をしたあと、ちょっと驚いた様子でピュロピュロ逃げていく。
やりぃ!ってカンジに、顔や尾にヤスが刺さっても、おいらにうっかりスキがあると、グググ・・・と抜け出して逃げていく。むぅー、強いな、イキモノ。根性がちがう。
やはりこの日の主役もアベくん。
ただ寝てるだけでもいい味です。夏休みの子供のようなオトナ。
部屋の中で。防波堤で。浮輪の上で。砂浜で。
アンドーさんがサカナをさばき、ハコフグなんかをやまちょうさんが焼く。ジンギスカンや肉が焼かれる。うぅービールを飲むオイラ。火を噴くT口さん。
トモダチと騒げるのは、いいね。
今週は、四国山中にこもっている。イヌが眷属。
よいお天気が続く。近くには昔、鉱山都市があって繁華街や劇場や遊郭があった。高い山腹には列車が走っていたらしい。
いぬちゃんが日長、ごろごろねている。ほんのときどき生け簀から魚が飛び出すときだけ走っていく。
高い空を見ていてオイラはいつものように悲しくなっていると、川で泳いでいたミーナミくんが帰ってきた。
寒くないのか?
山奥の酒屋には一升瓶の酒しか無いのが辛い。
河原を歩いたあと、各駅停車の電車に乗った。
台風の風で気温が上がり、夏のようだった。
駅前でかったビールを飲みながら「ブエノスアイレス午前零時」を読んだ。
芥川賞の作品は、なんかなぁ、っていうのが多かったが、コレは面白かった。
アルコールのせいか?
時間と意識がゆっくりスライドしていく様子がとても好きだ。
電車が川を渡るとき、台風の風のせいで空が冬のようになっていてキレイだったが、少しブルーになった。
朝職場に、I田さんがこなかった。
メルトダウン?放射能漏れ?
出世魚のI田さん、これで「原子」マグロ?
村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」を読んだ。
久しぶりに読んだ恐い本だった。村上龍も結構面白いんだね。
パソコンのマウスの移動距離の単位が「ミッキー」というのを知ってショック。
友人がやってきて、2人で居酒屋で飲んだ。
久しぶりだ、懐かしい。数時間、焼酎を痛飲したあと、テイメイ状態で店を移動!
写真を見せられ
「気に入らなかったらチェンジ、全然オッケーですから」
言われ入った赤と黒の店内の中、絵に書いたように、話と全然違う女性がきた。
笑ってしまった。
やたら甘くまずい酒だった。
店を出たあとでも二人
「案の定、失敗だったな、帰るか。」
と苦笑した。
翌日、友人がわが家のママチャリ自転車、「ぶるぶるちゃん」をみて
「オマエもやっぱり他の人とは同じようにはできん人間だな」
といった。
ははは、そんなことはないっすよ、オタガイサマ。ははは。
今日は、友人の結婚式。
学生の時にたらたらと酒を飲んで過ごした仲間もあつまって晴れやかにすぎていく。
おめでとう、末永くお幸せに。
二次会のあとで、セーラー服に似た服を着た若い女性と会話を楽しむお店に行くが、泥酔。
なんか若い女性は本当に若い。当たり前だけどちょっと驚いた。
二の腕とかポヨポヨ。ぽよぽよ。肥育されてる。
たに「何してあそんでんの?いつも」
ポヨポヨ女1「クラブにいったりー。」
ポヨポヨ女2「普通ー、クラブとか、服買ったりとかー」
なるほどね。
ポヨポヨ女2「この人、またカタリはいってるー」
そうかい、そりゃ、失礼。なれないんでね、というかそういう路線じゃないからな。
西武新宿線じゃなくて山陰本線、クラブ系じゃなくてサルサ系・・・・、飲み過ぎ。
気がつくとなんか仲間も結構アクセルかかってる、特に既婚者が。ポヨポヨに乗りかかったり、ヘッドロックかましたり。ははは。さわったりするのダメなんだけど、ソフトだからオッケーってカンジか。
なんだか、みんながみんなはしゃいでる。新郎も吉本のスクール生のふりをして快調!
店をでてから「うーん、高かった」と口々にいうが、でも、まぁ、悪くない表情。
新郎もいい男だった。
たに「どーでもいいけど、あのさー、とってくれるっていってたホテル、予約なかったんだけど」
新郎「んー、オマエならどっか泊まるやろーと思って予約いれんかったんやー(笑)」
んー、わかってらっしゃる(笑)。
ご結婚おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。わたしもモルジブにいきたいですわー。
先月末に出産した友人の赤ん坊を見せてもらいに、宇宙さん達と出かけた。
友人は産後一月は外出ができないそうで退屈そう。
近況を聴くと、肥立ちも良さそうで元気そう。
赤ん坊の事についてもうれしそうに話す。
「なかなか立派なモノ、もっとるでー」
と子供のおむつの股をさする。
うーん、この子(母親)もへんな子だなぁ。
たにぞう「眼は見えてる?」
母親「まだな、明るさしかわからんみたい」
それはそれは、と、赤ん坊のそばの大きなキリンのぬいぐるみを手に取り、子供の顔に近づけ、
「本当のおかぁさんですよー、あなたの本当の」
っとささやいて、刷り込みを試みるが、横にいた宇宙さんにおこられた。
ちぇっ。
帰りに本屋で買って「塗り仏の宴ー宴の始末」京極夏彦を買った。
うれしくて、電車のなかで読もうと駅に向かった。
改札内のトイレに入ったら、男子小用便器のならぶ壁際で、用を足すふりをして男が性器をこすっていた。20位の若い男だが、酔った様子で用を足しに来る男達を見ていた。目が一瞬合ったが、男はこするのをやめなかった。一瞬「気づいた?」てカンジの表情が見えた。
用を足している間、視線を感じるようでいやだった。