「ばばあ、食ったけー」
田舎の友人「宇宙さん」からいきなりな電話です。
惰性でしゃべる宇宙さんが何を言っているのか、はじめはさっぱりわかりませんでした。
ほほう、「ばばぁ」ですか。
たにぞう「どこで?どうやって」
宇宙さん「なべ、うちげ(家)で、うまかったでなー」
「ばばぁ」は、山陰地方で時に水揚げされる少し深い海底に生息するサカナです。探偵ナイトスクープにも取り上げられたこともあるくらい有名な珍味らしです。鍋がグー。
以前からこのサカナのことは耳にしていたのですが、姿を見たことがないので一体どんなサカナかずっと気になっていました。ですから、今回の宇宙さんの話はその正体をつきとめるチャンスでした。
たにぞう「で、どんなサカナ?」
宇宙さん「深海魚」
たにぞう「本当に本当か?カタチは?」
宇宙さん「だーけーなー、カサゴみたいなかんじだーがー」
たにぞう「おいおい、カサゴは深海魚か?」
宇宙さん「おれもようわからんけー、田舎帰ってこいや、食わしてヤルけーなー」
やれやれ。
さっそく再度購入して冷凍してくれるよう頼むが、やつは覚えていてくれるか・・・。
さて、最近白土三平の「カムイの食卓」「三平の食堂」を読んでいますが、そこで取り上げられた食べ物がとてもうまそうに見えてかないません。うみようじん(あめふらし)さえ、うまそうに見えます。いそぎんちゃくは食べさせてもらったことがあるんですが、アメフラシ系は経験がありません。ナマコ茶漬けもうまそうです。
そういえば、田舎の友人Kさんのうちでは、夏の前くらいに「うみしか」とよぶうみうしの仲間をたべるそうです。何でもその時期にじいさんが海に入ってとるらしい。やるなぁ、じいさん。味はほとんどしないらしいんですが、おなかにたまごを抱えているらしく、酢の物なんかもほんのり甘味がするそうです。いいなぁ、海辺の暮らし。おいらも食べてみたい。
後日、宇宙さんと電話で話すと、すっかりばばぁのことを忘れている。
ちくしょうめ。
今日は、暖かい春の日、電車で朝から外出です。福岡からやってきたKさんと一緒に中華街「南京街」へ繰り出します。Kさんは強力なアジアン映画ファンの方、おいらなんかで相手になるのか、なんでまた南京街なのか?行きたいお店とは一体なんだ?焦茶色の電車に乗っていると少し萌葱色の差した山が見えます。春ですなー。
で、待ち合わせの元町に到着後南京街にプラプラ向かう途中で驚愕の事実が!
「店の場所わからんと(九州大陸的ニュアンスで)。」
はへ?
「なんとか飯店の近くだったと思うんですよ、あと店の名前を見たら思い出せると思うんですが。。。」
店名を忘れて来たと言っても、まあ、通り一本ですから分かりますよと言いつつ、店のことがちょっと気になって聞いてみると案の定、
「オリジナルプリクラがあるんですよー。香港のスター達と写れるんです。たにぞうさんもぜひ。」
やっぱり。予感的中。
まー宝塚スターよりは嬉しいですが。
通りのプリクラを押さえて。中華屋のオジオバさんに聞くが未だ見つからず、わきの路地等をうろうろ歩きます。元町商店街に突き当たるとそこに巨大かつ過装飾の「占いビル」が唐突にあらわれました。しかも通りの反対側も同じチェーンの占いです。過剰な看板群。
「1000円から」
「電話、ファックス、E-mailでも姓名判断OK。」
あぜん。アドレス書いて無いが、電飾の入り口の上のその看板でさらに度胆を抜かれます。
「ピアノあり。」
どーすんだ!一体?
そんなこんなでGO WAY BACK!!
「なければ仕方ないんでいいですよ」
と半分諦め?のKさんを煽り、さらに探しつづけると、ありました、ヤンチャイ ファクトリーの横の狭い路地に目ざすプリクラ。
二人歓声!。
レスリー、レスリーとうわごとのように呟くKさん。、アニタも李先生もレスリーチェンもかっこいいぞ、金城武はほっといて。滅茶滅茶なカットの亜州皇帝もあるぞ。すでに舞い上がって周囲が見えないKさんとたにぞう。Kさんはさっそく撮影に突入。
外で待つたにぞう、このプリクラ目当てでやってきた老若男女が目にはいる。
少女1’「この男の子だれかなー?知ってる?」
横からたにぞう「アニタ ユン、女じゃよ。」
少女1「このひと、この人は。このひとあれじゃない?「天使の涙」の警官四百なんとか号」
横からたにぞう「多分チョウ ユンフア。別の人。中にいる人が詳しいよ。」
Kさんがニコニコしながら出てきます。
少女1「警官役のひとってどれですか?「天使」に出ていた」
Kさん「うーん、これとこれ、どっちが先に出たか忘れたけど。」
たにそう「ついでに映画は「恋する惑星」」。
いきなり横路地で香港映画Q&A。
夜、近所の中華屋でチャーハンを食べていると、ラジオから明石海峡大橋音頭がながれてきました。
「楽しい曲で、ラジオの前で踊られている方もいらっしゃるかも知れませんねー」
そんな奴はいないよ。
今日は、「塗仏の宴(宴の支度)」京極夏彦著を買いました。ようやく。
ーひとつには 効の多少をはかり 果の来所をはかるー
いえ、むしろ、
ーひとつには 功の多少をはかり 彼の来所をはかるー
というものでしょうか。
最近、ようやくバイト先職場のひとの性(さが)が少しづつですが、わかってきました。
とりあえずFさんとIさんはかなり大変な人物のようです(性別は置いておいても)。
ある日の昼休み、近くの食堂で親子丼を食べて満足したたにぞうが職場にもどると、半死状態の顔をしたIさんが、タッパーウエアに入ったほとんど汁分の茶色の粥状のモノをすすっています。びっくりして尋ねると
「玄米ですよ」
っと至極当然のさめた表情。
しかし、玄米ってこうか?どう見ても液体だぞ。僕の知っている玄米飯とちがうけど?
イキナリのことでびっくりして、他の人に聞くと
「玄米でしょ。彼はそうなんですよ。」
「ゲゲゲ、でも汁が茶色いですよ。離乳食か病人食みたいですよ。」
「玄米でしょ?あらら?」
やっぱり尋常じゃないです。
本人が言うには
「玄米にワカメスープ入れたら美味しいと思って。。。。」
Iさんのこういった食癖はごく自然のことのようです。以前は味付けなしの舞茸の炊き込み御飯をつくって困っていたとも聞きました。だれが困るって。。。。。
Fさんはランニングハイの人です。
気候が良ければ10数キロの道のりを走って通勤します。
「苦しくないですか?」
っと聞くと、
「はじめは苦しいけど、少し走っていると楽になって、川までつくともう止められないんです。川べりとかを全開で走ってしまって。」
「はあー、でも真っ暗でしょう、川沿いは。」
「月の夜とかは川面がきれいですよ。あっ、あと、ハシナガガモとかって鳥を数えながら走ったり。職業病ですかね?」
「ついつい夜のラインセンサス調査をしてしまうんですね。」
「ええ、でもメス鳥は黒いから見えないんですよー」
「仕方ないですね(笑)。」
今日は、「街の声を聴きに」利重剛著を読みました。
今日は、図書館でカメハメハ大王の小説を流し読みしました。
「家臣の謀反を察知した天空王は、鮫の多い海岸でサーフィン大会を開くことで、家臣を亡き者としようとした。家臣の勇猛心に働きかけ首尾良くおびき出し、計りごとは成功した」(意訳)
栃木県の教員が書いた小説です。なんか、なぁ。
英雄色を好むのを好むってのはわかりました。良く眠れたよ。
今日は、最新金魚&らんちゅうカタログと春の野草をよみました。
啓蟄の今日はあたたか、夜道をあるくとどこからか花の匂いがしました。
「へらへらぼっちゃん」町田康「めぐりくるはる」okamaを読みました。