「相撲取りは、日本人の意識下に潜む抑圧された暗い衝動をもっとも明確に視覚化したものではないだろうか。」(アンソニー・ボーデインとちゃんこ鍋)

梅雨のような雨、大雨。昼は洋麺を茹で、キビナゴを食べました、アンチョビペーストをいれた洋麺にも少しいれてみた。くたびれて食用に向かないものはカメが喜んで食べた。キビナゴがとてもおいしく、昼真っからビールが飲めないのは残念ですね(結局、用事を済ませ明るい間にビールの時間となったのですが)。
10ヶ月前から妻との生活が始まり、わがままな私に生活をあわせてもらっていることが多く申し訳ないのですが、食べ物についての趣味の傾向がある程度似ているのは助かりました、ありがたいことです。
 妻「何か食べたいものがある?」
 私「なんでもいいよ麺とか。」
 妻「何でもいいとかいいながら昨日もそういって麺だったよ。」
まったくありがたいことです。
妻は昨日見たキャシャーンのやりきれなさを引きずっているようで、忙しい合間にいろいろ疑問に思った点を聞いてきます。そんなの知らんよワタシャ。「世界をくいつくせ!」を一日読身ふけっているのですが、合間合間にやたらと話しかけられます。この週末、我が家の話題はキャシャーンと雅子様。

(閑話休題、アンニュイなお天気で、日記を書いているとアンニュイな気持ちになってきたので、ページの配色などを変えてみました。)

2004/05/16(Sun)



「私が知りたいのは魔法の秘密だ」(アンソニー・ボーデイン)

朝、起床時から顔面の目の周囲が打ち身のように痛いが、まったく心当たりが無く少し気味が悪い。ところでカレー屋厨房の重要人物、挨拶代わりにヒトの頬をぱんぱん叩く知人の女性「ひつじ」こと木原さんが、毛糸ムック「はじめての糸紡ぎ」(スピナッツの本棚・2)の表紙モデルになったと聞きました。ふむふむ、羊毛は刈り取った後、モノゲンで洗うのか、これは勉強になります。家庭で出来る簡単で上手な毛皮のなめしかたなど載っているとうれしいですが、羊毛の本にはそれはさすがにありません。
←ひつじ
そういえば私は、(妻が言うには)知人の和田さんからの指令で町田康の新しい本を読んでおかないといけないらしいのです。そんなわけで本屋に行って本を探しますがまるで見あたらず、結局、「A COOK'S TOUR 世界を食いつくせ! 」(アンソニー・ボーデイン 野中邦子訳)、「臨場」(横山秀夫)、「硝子のハンマー」(貴志祐介)を購入です。料理家ホーデインの世界の料理食べ歩きレポートから読み始めたのですが、痛快な文章で気に入っています。南越、仏蘭西そしてバスク。
夜はイオンシネマで映画「スクールオブロック」と「キャシャーン」をみました。「スクールオブロック」はなかなかの良作でした。よくありそうなシンプルなストーリーですが、まるで西田敏行のような主人公のケレンミない空飛ぶ演技と子供の笑顔でバランスよく収まっています。エンドクレジットなど、非常に良いですね。「キャシャーン」(沈黙。)今年一番つっこみどころ満載の映画でした、冗長すぎる上に説明不足では素人の映画といわれても仕方ないです。各戦闘シーンは、とてもスピィーディーでかっこえぇ!と感嘆しまくってエンドクレジットをみてると『バトルシーンカット割り:樋口真嗣』 みたいなことが書いてあります、わぉ!われら東宝系ボンクラ(梅田三番街シネマラバーズ)の救世主降臨、樋口さんかぁー!ぎゃふん、どおりでココだけうまいわけだ、なるほど保土ヶ谷停車場前。作品の出来としては痛々しいものですが、一方で、いまどきの価値観が多様化したとされる若い客層が見たがっている『モノ』、例えばそのイメージを提示して実際に若い客層を劇場に呼ぶことが出来ることは、唸るしかありません。邦画B級SF、さらにキャシャーンというテーマを考えるとなおさらです(邦画B級SFファンの心理ですが)、すごいよ監督。映画としては今後のビデオやDVDも含めて資金を回収することでしょうからビジネスとしてはおそらく大成功ですし、制作の途中でおそらく様々な映像技術・表現の実験場になったことでしょうから、今後の邦画B級の作品にとっては良かったと思います。樋口さんの作品、新作ローレライはどうなることでしょう。。(もう、すっかり関心は樋口さんにシフトです)。ところで「キャシャーン」自体の企画は当初小さなモノだったらしいのですが、やってるうちにさまざまな企業がヒッキーのダンナのビジネスとして乗っかってきてどんどん巨大ビジネス化していったとの報道もあったりしました。あのなりふり構わぬ意味不明な痛々しい終盤を見ていると、広げすぎた風呂敷の上手いたたみ方を思わざるを得ません、そんなケース「Until the end of the World 夢の涯てまでも」(1991年制作 監督 ヴィム ベンダース)を思い出しました。それを思うと監督も苦労したのかなぁ、と空想したりもします。ところで、ミッチーはステキですよ、ミッチー、ボンクラ系の色男スターです、当然やられ役。

http://schoolofrock.moviefan.jp/ スクールオブロック
http://www.casshern.com/ キャシャーン
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/casshern/interview/oikawa/ キャシャーン及川光博単独インタビュー!

2004/05/15



カニが来た

自販機で買ったビールを飲んでから帰宅するやいなや、「冷蔵庫にカニがいるわ」と妻につげられた。ビニル袋に入った野菜などか押し込められた冷蔵庫に、『赤くないカニ』が入っています、でかいなぁ。カニは「とらがに」の名で流通する標準和名シマイシガニで、蒸すといいそうです。うひょう!でかいなぁ、鍋に入りません。浜辺ならば熾火で焼けもするでしょう、脚を動かしてがんばって鍋に納めます。思ったよりも身がほくほくしており、濃密な雰囲気の味は何となく栗・・・いや、芋を食べている感覚をわかせました、気のせいか。多分もう死ぬまで食べれない気がします、ありがたいことです。あ、鰹もとてもおいしく頂きました。

2004/05/14



言い訳は、いいわ

『私は事象Aと報告したが、クライアントは「Aと似たBが存在するが、Aはここには存在しない」情報を持っており、私が報告したAはBのエラーではないかと疑っている。実際にはすこしだけ手間をかけて情報を確認すると「Bが一般に存在するが、Aもある状態で同時に一般に存在する」のでした。一方で、報告した事象Aと事象Bの区別について私は決定的状況を押さえることが出来ず、事象Aとも事象Bとも明言出来ない状況にあり、得られた印象をもとに推測し事象Aと報告している。さて、事象Bではと疑念を消せないクライアントに理解を頂くには如何に説明するか』
てなことに朝からアタマを悩まします、要はAが無いことを知らないまま報告してるんじゃないときちんと判ってもらえるか、と。見解文書をmailし口頭で言葉を選び説明しますが、どう一体、受け取られたのか。所詮、判らないことは判らないのですけど、情報の限界の存在を認識しながら職業人としていかに対処すべきだったのか、などとぼんやり考えながら「空手バカ一代 全米震撼編」(梶原一騎 つのだじろう)を読むK特急優先座席です、がっくり。昨日までの打ち身などでカラダの節々が痛く、早く寝たい。

あぁ、コトバって難しい、ヤダヤダ。

2004/05/14



乾いた服ってサイコー

朝、宿舎を出ると雨が降り始めました、やれやれ。雨の草むらでは雨具も役立たず、すぐにズボンが濡れてきます、ちめたい。昼休みに替えの作業服に着替えると、なんという清々しさでしょう!
帰宅して風呂に入ると傷口や打ち身だらけのカラダがさっぱりして、非常に快適です、風呂ってステキ。風呂上がりに塗り薬を塗ろうとしましたが、宿舎に忘れてきたようで仕方なく薬箱を探します。出てきた外傷スプレー『アロエ保湿成分と適度な水分の配合でべとつかず、お肌に自然な使い心地』ーこれだ、これ、とばかりにミストを傷だらけの両足に吹き付けます。強烈な痛みが!!これは、虫除けスキンガードだ、痛いはずです。なんにしても乾いた服と乾いた床は大切です。

2004/05/13(Thu)