「風をあつめて」がうまいロスト イン トランスレーション

妻に会いに上京しようかと思っていたのですが(こりゃ、微妙な表現だ)、澱のようにたまった洗濯と残務と疲れで日中は横たわっておりました。荒木飛呂彦の『スティール・ボール・ラン1・2』が最高にかっこよく、日に何度も読み直しています、馬鹿か?。今日も暑くて、洗濯物が洗濯機を回す間に乾きます、いいねぇ、でもたたむのが苦手なのです(服屋の店員にはなれません)。干し魚とインスタント麺を食べ妻の植物に水をやり洗濯機を4回回した午後、気合いを入れてPCを立ち上げ、職場から持ち帰ったデータの確認を行いますが、結局は非電子化の職場の紙資料に立ち返ってデータを漁らないとダメなことがわかり午後をつぶす。自宅に置いておける紙資料も限度があるし、雑誌で言うような在宅ワークは遠い夢です、あっ、まともに動くPCがないわ、うち(笑)。

夜、涼しくなったので自転車「ぶるぶるちゃん」に乗って久しぶりに映画に。
『ロスト イン トランスレーション』
これは、強烈に面白かった、うまかったです。テンポも良いし、笑いを誘うシーンが連続です。結局、「主演の2人やキャスティングがもの凄くうまい+演出・話・編集がうまい+予算がある」ですね。ストーリーは夫婦仲の今ひとつな中年男と若い女性が今ひとつ面白くない新宿のホテルの飲み屋で知り合って、少しねーやんの友達のお店に遊びに行ったりカラオケしたりしゃぶしゃぶ喰ったりしているうちに、ほのかな恋心というライトなアバンチュールの身も蓋もないお話。アカデミー賞オリジナル脚本賞らしいのですが、筋はともかく細かな作りはうまい。物語のほのかな恋心、清い関係というのが一種のメルヘンであって、好きな人にはたまらんのでしょう、横に座った50代くらいの女性2人組は終盤、泣いておりました、え?、泣く映画か?(ちなみにこの女性ら、エレベーターの中の女性の着物のあわせかたが逆なのに気づき、ごちゃごちゃ言っておりました。ホームページにある「ネガ裏焼き」釈明のシーンですが、あぁ、なるほど、こういう具合に問題化するのだな、と感心。)
京都のシーンもメルヘンで良い。こういうシーンがあるので登場人物それぞれの座標が鮮明になるような気がします。
http://www.lit-movie.com/
予告これまた、うまい。

2004/07/03



運転免許をとりあげ、労働奉仕させたらいいのに

午前6時過ぎに家を出たので、眠い眠い。炎天下、眠い眠い。麦わら帽子でサングラス、長袖作業服ですが、鼻や唇、手の甲が日焼けで痛い。お湯になったポカリスウェットで休憩です、ふぅー。
別働チームのイケダサンとかは、車両の進路を阻むクルマに足止め+子連れの運転手にえらい剣幕で逆ギレされたとか。夏が近いのかおかしい人が多い。

夜は相変わらずの資料作成で、今日も終電、最寄り駅からタクシーに乗ると、停車した交差点で前の車両がするするとバックしてきた、ニュートラルか?。タクシーもあわせて下がるが後続車から激しいクラクション、タクシー運転手もクラクション。するってーと、前の車両から、降りてきてコチラに来ますよ、逆ギレちゃんが!
もう深夜なんだから、おだやかに帰宅させてくれ。

 ちょん切ればいいのに

2004/07/02



さて、今年も一年の半分が終わり新しいスタート

ですが暑さでぐったり。
予想通り作業と運転以外の時間は、疲れから、つい、ぐったりうとうとします。こころがダメだ。作業のメンバーも力なく、「何かいいことはないものか」「できれば金が欲しい」とクライイングな会話ばかりになります。元気なのは終了時にアイスを食べるときだけです。
帰宅後、麺をゆでて食べようとしますが、油もマヨネーズも、買い物に行く自転車の空気も切れていて、めんどくさいからナンプラーで食べます。銀行に行く間が無いので、明日の昼食代が無いんだよなぁ、どうするかな。いい大人の悩みではないなぁ。
帰りに高速から見えた甲子園球場の照明が夕景に光輝いておりました。なんにしても今日から再スタートです、明日の昼食小銭を借りるか。。。
←ステキ昆虫

2004/07/01



うみのふた

地方の河口を職場のイケダさんと歩きます。遠くに凪の海原が輝きます。胴長靴を履いて干潟を中心に歩くので暑さでカラカラで、水分を大量にとった一日でした。ささやかなラッキーなこともありましたが、若手のイケダさんの真摯な態度をまえにすると、なんとも自分があんまり物ごとを判ってないのを感じ、申し訳ない気持ちになります。お金さえあれば景気が少し良ければ、もう少し皆気楽になれるのに、というのは労を惜しむ外野に身を置きたい逃避か。でもね、もう少し皆、潤ってもいいんじゃないかな、とくに頑張ってる若いヒトタチは。シンプルに利益誘導してくれる政党に喜んで投票しよう、とやや時代逆行的な決意の今日でした。

帰りに『スティール・ボールラン』(荒木飛呂彦)、『海のふた』(よしもとばなな)を購入。
メルヘンなワタクシが敬愛する原マスミさんの幻の企画?カセットブック「海のふた」をタイトルにした小説なので、即買いでした。確か読賣か何かに連載していたものだよな、これ。

『女たちが泣いている、男たちも泣いている ほら
 ズボンの中まで悲しみでいっぱいにして
 海のふたが あいたままだから
 夜はただ広がって 重なってゆかない 』

2004/06/30(Wed)



OAの妖怪が邪魔をする、「もっと世の中の常識で物を考え言いなさい」

お客さんの思いつきで今日中に1枚イメージ的な図を作ることになりましたが、そいつがもの凄く手間と予算をとります。しかし断れる立場になく、明日から遠出の出張準備のため今日中に作成&帰宅せねばならぬのです。作図の材料をあつめるところからはじめ一日忙殺。
21:55 図面完成、レーザープリンタで出力をはじめる。
22:25 30分経ったがデータ量が大きくプリンター未だ準備中、焦り始める。
22:40 未だ準備中つづく。中断もできず。
22:50 夜中というのによくわからん問い合わせの電話が入り対応。あんたそれはあんたの職場のボスに聞いてくれ、とは言えず、応対。一方で、ようやくプリント出力終了。
23:00 出力した内容を見て心臓停止寸前。小一時間かけてデータを送って出力したページは、なんと「空白」であった。がーん。OAの妖怪、この1時間を返せ、せめて深夜分の賃金は請求させろ!あ、ダメだ、この業務大赤字だよ。結局、少し悩んで別のアプローチをすると5分で出力&完成であった。 今日もOAの妖怪が邪魔をする。マイクロソフトさん、たのむから使えるものにして、あんたのプレゼンソフト。
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23:15、蒸し暑い夜を駅に向かって走るアタマの中を、今朝受けた電話の内容がリフレインするのです。
『こんな資料、1枚○円も出せると思うか?もっと世の中の常識で物を考え言いなさい!!』
仮に同年齢であればオイラの3倍のボーナスは税金から確実に支給されるであろう安泰な組織が、この国にはあまねくあります。さすがにそんな大組織のえらい人は言うことがシビれます。いいなぁ、ねぇ、いいよね。
おいら終電、あるか?

2004/06/29