一粒の砂で沙漠を語れ

今日は職場のささやかなセレモニーがあり、成り行き上ささやかなスピーチをしたのですが、『あの結果でそこまで言うか』との評をいただきました。
まぁ、あまり夢を描くことも無い仕事ですから、たまには蛤の吐息で生じる蜃気楼のようなうろんでもささやかな夢を描くのもいいのではないかしら。
屋上で持ち出したビールを飲みながら、颱風で風の渦巻く夕空をみてみました、つかれた。

(この日記タイトル、以前の日記でも使ったなぁ。。。読み直してみたらつまらなくてびっくりした。精神的にどうかしてたんだろうな、当時。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kujira/dai981.html#980109

2004/07/30



『邂逅の森』

小説『邂逅の森』(熊谷達也)を読む。読みやすくまとまっていて良かった。ついつい、大きな思い話を期待する自分が裏切られるような落ち着いた展開であった、ぎゃふん、反省。
巻末の文献にもあった『マタギを追う旅 〜ブナ林の狩りと生活』(田口洋美)はいい本です、ワタシも気に入っております。

2004/07/29



中島らもに合掌

突然の中島らも逝去であった。
好きだったくせに映画化された『永遠も半ばをすぎて』もみておらず、好きな作品は短編『人体模型の夜』という中途半端なファンであったが、なにか節目のようなものを感じたのも事実であった。僕の中の今世紀末というか昭和、そして若い時間が確実に幕をおろしたんだなぁ、と。
思わず、『CTRL+Zあるいは「シズテムの復元」きかんのか』と脳裏に浮かぶふにゃけた都市生活者です。

2004/07/27



一反木綿の凶暴さについて考えている

昨日から、一反木綿について考えている、なんて香港B級映画向きのネタなのだろうかと。突然、車より速く高速で空を飛んで来て、首に巻き付き絞め殺す、鋭いエッジで斬りつける恐怖の存在。細い隙間に入り込み、衣類に擬態し突然襲いかかり、洗濯後はコインランドリーに閉じこめられる理解不能な妖怪。テレビの某「ゲゲゲ」番組では脇役に回り、鹿児島県出身のためか妙な九州弁で脚色され、「モメーン!」と謎の叫び声まで付けられる始末・・・・あぁ。
今日は、東京日帰り出張ですが行きの新幹線が混んで子供もサルのように奇声を発して騒ぐのが苦痛で。本を読むわけにも寝るわけにも行かず、一反木綿の事を考える時間となったのでした。一反木綿、架線にとらわれれば新幹線も止めるかな。

東京で仕事の会議に出ると、学生時代に数ヶ月同居した友人が出席していて驚いた、10年ぶりくらいではないだろうか?元気?と声をかけ、名刺を見ると、うわ、すごい資格とか取ってるよ、真面目に頑張ってるなぁ。。。途中で会社員を休憩してしまったワタクシとしては、えらいなぁ、と感心するばかりでした。それほど暑くなく助かった、東京。でも、右も左も分からないので会議がおわると逃げるように東京駅に行って帰宅します。

『何者かになることが人生のすべてであるかのような思考を俺は拒絶する』(モブ・ノリオ)この数週間でもっとも深く響いた言葉であった。あぁ、車内でビール飲み過ぎ、西へ走れ、新幹線!ここはどこだ?

2004/07/26(Mon)



中華屋のポスターみたいでね

昨日に続き、今日も日曜というのに職場で書類作成です、休日を勘定にいれないと作業がまにあわないのだな、一人でリレーしている感じかな、なんとか凌ぐ、っていう感じです。
蒸し暑い午後に遠雷が鳴り夕立を予感させたが結局、雨は降らずに寂しい気持ちに。夕方からは雷かと思いきや祭だそうで。どうりで浴衣の10代がふらふら漂っているわけだ。電車混んで嫌なんだよね、普段電車に乗らない人がごそっと乗るから、決まってキレる人がでるし。

9時からのNHKのゴミ問題スペシャルが非常に面白かった。今まで処分に困っていた資源ゴミを中国企業が金を払って買っていき、国内リサイクル企業と資源ゴミの争奪が生じている状況らしく。ほんの2年前ほど前、ある山間の中学校に「ごみ問題」で生徒さんに出張授業をやることになって、その時に大慌てで調べたのですが、「たいへんだよ、ゴミ問題、どうするべ?」という状況だったのですが、2年ほどで日本のゴミ問題をひっくり返すとは。。。中国おそるべし。

「新耳袋 第6夜」を読む。一反木綿のような妖怪の話と北野誠の関わる話がおもしろかった。登場人物の多少の情報が付加されることでリアリティが増すのを感じ、人は物語を欲するものかと思った。
「邂逅の森」熊谷達也、「ららら科学の子」矢作俊彦を購入。

ビールを飲むと、海洋堂の「フィギュア版沖縄物産展」というのがおまけにあった。それを見た妻が、また買えという。妻は「ゴーヤチャンプルー」フィギュアがいいと言う。ワタクシは「海辺で生ビールを飲むお姉さん」フィギュアがよいです、中華屋のポスターみたいでね。

2004/07/25(Sun)