桃李の路、東京大空襲そしてササキリという昆虫と山口もえ

【その1】
朝7時から滋賀県の南の方で、畠の中にずーっといる作業。ずーっといて、山々を見ると、櫻が満開だったり、鳥が鳴いてたりして気分がいい。近くの桃畑が満開で、桃を見ながら桃李の路という言葉などを思い出したりする。

【その2】
地元のじいさまが農作業の合間にやって来ては、横に腰掛け、思い思いのまま語っていくのでうなずくしかない。じいさまと畦で雑談。
じいさま『双眼鏡をみると、わたしらは敵機を探すのに使ったのを思い出す。若い時分、都市を爆撃に行くB29を監視所から見つけて知らせることに従事して、結構、いい小遣いというか給金をもらっていた。昭和20年の東京大空襲の日の飛行機は凄かった、あれがあのあと東京をあんなぐあいにするとは、とても想像できなかった。いまでも、飛行機の爆音を聞くと怖いし、沖縄のニュースでの厳しい選択をみると、胸が痛いし、あの名護市長は肝が据わっていてたいした人物だと思う。ただ、やはり思うのは、この数年、戦前のあの時代に風潮がとても似てきていて、少し危機感を感じているのだが、自分は既に老いてしまった。』

【その3】
帰りの車中で職場有数のイケメン暴走特急N島が言う。
N島『ササキリ、食べてみたんですよ』
たに『・・・は?ササキリって、バッタっていうか、キリギリスちっくな奴?食べた?もしや生で?なんでまた?どうしたの?』
N島『いや、イケるかな?って思ったんですよ。予想通り、なかなかイケましたよ、これが。』
たに『火は?生なの?脚は?』
N島『そのままです、幼体なので羽はないし、脚はそのままで。
ササキリは、若草の香りです、はじめ甘く、ついで若草の風味が鼻腔をついて、そしてほろ苦い味が広がる、タラの芽よりうまいですよ。』
たに『(絶句)・・・あのさ、その妻子に言えない趣味は、君に任せるとして。・・・例えば、芸能人に例えるとどんな味になるの?』
N島『んー(笑)難しいですねぇ、それは。。。。。女優だと、山口もえ、みたいなかんじですか』
虫屋は理解できない、というのを改めて思い知った春の日である。あぁ、桃李の路。

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参考
ササキリ(幼体):http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/PICTs/sasakiri2.jpeg

山口もえ: http://www.stardust.co.jp/rooms/moe/
2006/04/18(Tue)  


 エスカレーターの途中で
良い天気である。
朝、パソコンを修理屋に持って行ってから、新幹線で東京日帰り出張。富士山が美しく見えそうである。
しかし、乗車早々駅弁を食べると猛烈に眠くなり、気がつくと品川を過ぎているのである、がっかり。
人々が立ち並んだ昇りエスカレーターの途中で、おならをするのはやはりまずいのであろうか。
まったく、よくこんなに沢山の雑居ビルがあるよね、と中央線の窓から神田辺りの街並みを見て思う。あぁ、ここはゴジラが壊してもいいなぁ。。桜は既に若葉であり、木々の若芽もずいぶん伸びていて不思議である。四谷というところで降りて、東へ歩く。日射しがとても光あふれているので、ぼーっと駅の空き地を眺める。やはり都心は人々があわただしく、関西あたりののんびりさがしっくりくるのである。青草が伸び、なぜか靴が投げ捨てられている。ここでたき火をしたら楽しそうなのになぁ。なんだか本屋があったので、入ってみた。
『アトモスフィア』(西島大介)を発見。
購入して店を出るが、イマイチ場所の記憶が曖昧で、メトロの麹町駅とメトロ半蔵門駅の違いが分からず、ぐるぐる迷う。
2006/04/17(Mon)  


 概ねゴロゴロして過ごす
寝ても寝ても眠れる
不思議である
2006/04/16  


 映画『寝ずの番』
朝、歯医者に行く。
奥歯のまわりが脱脂綿で固定され、根の部分がなんだかわからない道具でクリーニングされる。
歯科医『これは1月に発表された3-6-MPOという治療法で、まだこういった臨床はないんですけど、結構虫歯の臨床じゃ成績が良くってやってみたけどどうでしょうか。どうですか?』
と、聞かれるのですが、私は口を開けっ放しで口腔内はいろいろいじられておりますので、ヴァー、とかヴェーとか、動物のようにしか返事が出来ないのでした、どうしろというのか。

レイトショーで映画『寝ずの番』を見る。面白い、役者がうまい。長門裕之があんなに演技しているのを見たのは、久しぶりかしら。中井貴一の演技も、以前ほどしつこくないような印象で、うまい。不思議女優木村佳乃も、演技がかみ合って上手で、楽しそうに見える。おもしろかった。
映画『寝ずの番』http://www.herald.co.jp/official/nezunoban/

↑拙家の寝ずのヒト
2006/04/15  


 映画『SPRIT』忘備録的なもの
仕事イヤイヤ病、帰宅途中にビールを買い込んで『男たちの大和』を観に行くが、上映が昼1回に変更になっており、残念。かわりにジェット・リーと中村獅童の映画『SPRIT』を観る。なんというか、観ても観なくてもいいような映画であった。まぁ、カンフー・スターが憧れる殉教映画ってこんなもんだな、というのが素直な感想である。ガッツ石松の映画『カム・バック』長渕剛の映画『ウォーター・ムーン』みたいなもんである。
原題には霍元甲がついている。これは日本で言えば宮本武蔵のような中華武道界の伝説の偉人というか英雄である。20世紀初頭、上海の列強の思惑が交差する異種格闘武術大会で中華民族の誇りを掲げ勝利をおさめかけるが毒殺さてしまう(当然最も敵の役ドコロは、帝国日本)、という物語が愛されており、多数の映画も製作されている。ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』もこれを元としている。本作も、静安寺路の擂台の決闘などを踏まえたオーソドックスなストーリーのようである。
ジェット・リーは1994年?に『ドラゴン怒りの鉄拳(原題 精武門)』のリメイクである『フィスト・オブ・レジェンド怒りの鉄拳(原題 精武英雄)』を作ったりとしていたので、まぁ、なんというか、王道回帰のあこがれが強いんだなぁ、と思いました。
ジェット・リーといえば、やはり私は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズが大好きです。後の作品の方では、わけわかんなくなって、列強への国威発揚の為、なぜか獅子舞同士で闘ったり、ムカデ・コスプレの敵と戦うためニワトリに化けて闘ったり、何故かアメリカに行って記憶喪失になってインディアンと一緒に闘ったり、といろいろやってたんだけど、やっぱり王道に帰りたいのかー。
2歳で父親に死別し、5人兄弟の末子で口減らしのため7歳で国策体育学校に売り飛ばされ少林拳のマシーンとして成長し、若い時は映画スタートして成功するが、その後ヒットに恵まれず苦しい時代をおくることとなり幾歳月、ようやく世界的に活躍したが、インド洋大津波に被災し、九死に一生を得て帰ってきたという怒濤の人生のジェット・リーが、こんな『忠臣蔵』みたいな美しい終わり方の物語を欲しているのかと思うと、なんだか、なぁ、微妙な気分です。

ところで、強欲で嫌な日本人役として登場する日本人は、映画ラスト・サムライで嫌な政府閣僚大久保を演じた原田真人で上手だった。この人は、『突入せよ!「あさま山荘」事件 』とか『ガンヘッド』とか『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ! 』とか沢山、映画を撮っているヒトです。手塚カントクの『妖怪天国 ゴースト・ヒーロー 』とか菊池桃子の主演する『テラ戦士Ψ BOY』など脚本も沢山やってる映画のヒトで、ホントはいいヒトみたいです。
2006/04/14  




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