作り物の獅子舞の頭に神仏が宿ったり
『煙か土か食い物』を読み直す最近、面白い。
朝起きて、猛烈な雨の中、9時から一時間ほど歯医者で治療。診察時間が長く診察台の上で何度も型どりシリコンを咬みながら大雨の窓を眺め、1時間ほどNHK-AMを聴きながら過ごす。各地の修験道や仏教儀式を研究する民俗学研究者の体験談で面白い。そのあと散髪、終了後、買い物にいくころには天気が回復してくる。
夕方から自転車で三条に向かい、『ガメラ 小さき勇者達』を観る。怪獣映画なのでお話はともかく、なかなか良い出来であった。舞台が伊勢志摩の大王町という、え?あそこらへんの人の気質って無茶苦茶きついだろ?無理じゃないのかな?と一瞬思ったけど、鄙びた優し人の多い漁村の感が満点で気持ちいい。
ガラガラのシネコンでいつも思うのは、チケット販売の時にどうして映画館のねーさん達は、おすすめだからといってお客の席を一所に固めてしまうのだろうか。隣や後ろに人がいれば気を遣わざるを得ないし、前に若いアフロ(大抵、女連れで周囲に鈍感、もちろん後方にも鈍感、ただし今までで一番最悪だったのはモヒカン)が座ったりして画面中央が上半分しか見えないとかってイヤでしょう?彼女らは映画を見に来ることは無いのかな。席が空いているあたりにノンビリ座って呑気に足を伸ばしてビールを飲みながらD級の映画が観たいのに、今日の席は、ファミリー席の横。幼児2人を連れたちょっと年上の夫婦連という4人組である、お子様、映画の展開をしょっちゅう親に聞いている悩ましいパターン。おとんはオマケ下敷きの怪獣を子供に解説する係、おかんは子供達を静める係ってな具合。そんなこんなで上映開始。
しっかり作ってあっていい具合です。
”お母さんを交通事故で亡くして、仕事が忙しくてあまり話したことがないお父さんと二人で過ごす初めての夏休み”という物語が、お子様にも好評の様子・・・・、いや、なんか、お母さんにも好評の様子。始まって十数分でお母さんが空飛ぶカメに度肝を抜かれた様子で、えらく映画に入り込んでいて、いちいちリアクションが大きくて愉快です。ガメラが長い口吻を繰り出す人喰い敵怪獣と斗う場面など、2人のお子様が口半開き、お母さんは『ひっ!』『えっ!』とか小さな悲鳴連続で、目を開いて画面に釘付けです、肝抜かれてますなぁ。
怪獣映画もしっかり作るといいもんです。
可愛らしい作り物感あふれる怪獣が、青い夏の空の下ナゴヤを舞台にプロレスです。怪獣は、”怪獣”だから全然リアルじゃなくても大丈夫。きっと。昔から作り物の獅子舞の頭に神仏が宿ったり、セルロイドの人形に魂が宿る日常に生活する私たちですし。
2006/05/20  


 あ 不思議ね♪(ヤノアキコ風に)
あまりにぎやかなバラエティー番組は観ないのですが、コロコロの方に載っている【怪奇現象:先週のめちゃイケで鏡に映ったよゐこ有野が消失する怪奇事件発生】とかいう動画が盛り上がっているようなので観てみました、おぉ。(以下動画参照)
http://www.youtube.com/watch?v=mYJbTBPXnig

右コマでは左端の人が鏡に映っているけど、別カットを挟んだ直前(ということになっている)9秒前の同じショットでは、姿が無いということで、盛り上がっている様子。
これは、どういうことなんだろうなぁ。
たしかに、不思議である。
でも、あやしいなぁ。編集のひずみに生じたトリックか、意図的な演出か。例えば左のコマのドアの前の女性は、右のカットでは姿を消すが、またその次のカットでは同位置に座っているし、また、微妙に近くの荷物の位置も変わっていたりとかもあって、固定カメラの風だけど、何度かリテイクしたり、編集したりしてるんだろうなぁ。
妙な映り込みもよくわからんし。
挿入される短いカットの連続で構成される一連の場面は、短い時間だからこそバラエティー番組の製作の大変さを感じることが出来ます。
中央の人は、もしやオカルト・タレントで有名な北野誠。
もしかしてその辺がキーなのかな。
どういう意図でどんな作為が働いているのかな。
いったいどこまでが作り物なのか、そのうち愉快な展開にならないかなぁ。
楽しみ、番組は観ないけど。
2006/05/20(Sat)  


 おそらく食べることの無い料理

『鯰−魚と文化の多様性−』(サンライズ出版)より、ドジョウ寿司(なまず入り)

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密かに盛り上がっているようなので
【ナショナルから大切なお知らせとお願い:高速回線向き】
http://www.youtube.com/watch?v=sd3sgJv6uWM
2006/05/19(Fri)  


 夜の新幹線の靴脱ぎ率とノートパソコン使用率
♪世界中を壊しても 作り物のこの愛で♪僕の前で花咲いた♪モノクロのフルーツクリッパー♪くりっぱー♪
と、『FRUITS CLiPPER』を聴きながらいい加減な替え唄&鼻唄で乗る新幹線。『こんにゃくの中の日本史』の後半を読む。日本の近代化、軍備化とともに劇的に需要が増加するコンニャク、ふ号秘密兵器、ペニシリン培養、そして昭和天皇、米軍。日露戦争以降暴騰する価格、戦後も高騰を続け、微妙なバランスの上で沸騰する農村鉄火場貨幣経済のくだりがとても面白い。今の社会が中央集中化のあるカタチだとしても、別のカタチが確かに実在し、体躯の末梢のような僻地が活力を持つような構造が確かにあり、利便性の名の下に末梢への血管を皆細めてしまい、結局流れなくなってしまったような社会変化の様子が”歯ごたえ以外で誰も味にこだわらない、おでん屋以外にはべつになくても困らない”コンニャクを通じて示されている。
そうさね、脱いだ服が惜しいならば着ればいいし、もうそれがないのなら似たもので今風のデザインで作ればいい。システムがおかしいならば変えればいい、多少不健全でもそれがエネルギーになるのであれば導入してみたらいい、エンパワーメント。例えると、わざわざおからが出来ないような方法で豆腐を作って疲れるより、豆腐を作っておからも食べるのが良いと思う。
そういえば、と、子供の頃、母と祖母がコンニャクを台所で作っていたのを思い出した。生芋をミキサー?ですりおろすのだが、あの皮膚に生じるイガイガした痒さが思い出されて、少しぶるっときた。味噌とかも作ってたなぁ、鋳物の重くて見るからにプリミティブな挽肉作り機みたいなのの中で煮豆が難なくひねりつぶされていく様子は、指が入ったら骨も皮もあぁなってイヤだなぁってずーっと考えていたのを思い出して、少しぶるっと来た。当時は、味覚も子供であり奇妙で面倒くさいなもんだと思ったものだが、考えてみるとどれも大変な作業でえらいことである。

東京日帰り出張、口内炎が直らないのでチョコラBBを探すが急いでいるときに限ってない。
この四半期は舞城王太郎リスペクト強化月間になったので、引き続き『山ん中の獅見朋成雄』を読む。
東京に着くと雨が降っていて、うんざりである、傘がない。銀の鈴あたりでビールの見ながら続きを読んでいたいキブンである、街のコーヒーショップにかわいい女性がいるなぁ。
終了後、早々に帰宅。
夜の新幹線で多いのは、おじさんの靴脱ぎ率(当然オイラも計数済み)とノートパソコン使用率。
多くのパソコンは、何も作業をしていない。狭い席でパソコンが展開され、更に狭くなった中で皆雑誌を読んでいる。メールや書類のウインドウが開きっぱなし、ぼんやりと操作されずバッテリーを浪費している。
その中に、雑誌を読む中年の席でセカセカフル稼働の画面のパソコンを発見!
なんの作業だ?ちらっとみる。
あぁ、『デフラグ』である、よりによって。
しかもバッテリーは省電力セーブモードである。
それは今しないとイカンのか?
途中で電気が落ちますように、おいらの守護天使に時速240kmの車内で祈っておきます。
2006/05/18(Thu)  


 思い出せない物語がいろいろ
今日も朝五時半発ですが、現場でツツドリの声を聞いてからまもなく雨が降り始め作業中止、そのまま会社に行って、夜は通院デイ。
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『こんにゃくの中の日本史』を読むが、正直、日本史に関心が乏しいのでイマイチ興が乗らない、コンニャクは好きですが。本書は幕末維新の歴史とコンニャクの関わりが導入となっており、途中で水戸の天狗党の活動に話が及んだときに、何か天狗の物語を以前読んだのだが、何だったのかと思い出せず、気になる。
中島らもの本であったろうか。糞尿譚などにあったのであろうか。
ネットで検索しても、大抵こういう話はなかなか出てこないもので、ネット・テキスト世界の浅さを感じる、さすが空っぽの洞窟と称されるだけある。
そもそも、こんな具合に少し気になって覚えておこうと思うけれども、ちっとも思い出せないので忘備録的な日記的な記録をはじめたのだけれど、なんとなくうまくいかないのであった。
ランダム・アクセス思い出し法、と勝手に自分の思い出し方を呼んでるのだけど、思い出せずなやましいな。

【思い出せない天狗の話】
・江戸時代、とある村の山道でイタズラ者が人糞を竹筒につめて巨大な排泄物のカタチに整え、それを『天狗様の雲古』として村人をさわがした。人智を超越する巨大な物証の存在に騒ぎはどんどん大きくなり、ついには代官所の取り調べが始まった。やがてイタズラ者の『かわいいウソ』は見破られ、”処罰”を受けた。

【思い出せない山羊の話】
1994年ごろのニューズウィークの記事。
南米某国で市長選挙だかがあったが、不正と汚職で腐敗した街の住民達はやる気がなかった。誰かがジョークで一頭の山羊を候補者として届け出たところ、そのクリーンさから人気を集めトップ当選した。だが、当選後まもなく、山羊候補は何者かに暗殺され、警察が捜査を始めた。

あぁ、結構、過去の雑誌の閲覧って、大きな図書館でも大変なんだよね。思い切って国立国会図書館関西分館かなぁ。行きにくそうだけど。
2006/05/17(Wed)  




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