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| |  良い天気、光が青いうちに休日出勤。 駅で月見そばを食べてから天満橋のジュンク堂でいろいろ本を探す。ぐるぐる店内を徘徊するがペットや動物コーナーというのが分からず、店員に案内してもらうと隅の棚の狭い一角であった。そしてそこに明らかに立ち読みですという母子がいきものの飼い方の本を読んでいた。 母が言う。 母『あったー、○○ちゃん、みどりガメは30年生きるねんて。』 カメの寿命である。 そういえば、数週間前、ワタシも故郷の妹に質問されたのである、職場の同僚に聞かれたとかで。ネットで調べると、概ね30〜40年の数字が上がっているが、自然条件下か飼育下かもちろん触れられておらず、日本で野生化しておそらく30年〜40年程度しか経っていない現状では、日本での寿命がどのくらいか、正直なところわからないのではないかしらん。実際、アカミミガメの年齢査定とかの試みを学会で見るくらいですし。さらに南方熊楠の飼育していたクサガメで100年近く生きたのがいるそうですから、もしかしたらみどりガメも予想外に長生きするかも・・・・と答えたのでした。 閑話休題。 母『○○ちゃん、みどりガメは30年生きるねんて。』 どうやら、子供がカメを飼い始める、もしくは飼いたがっているようである。 母『○○ちゃん、○○ちゃんが36歳になるまで生きるねんて。○○ちゃんが36歳になるまでずーっと世話できる?じゃないと飼えへんねんで』 しばらく沈黙して子供が明るい声で言う。 子供『そんとき おかーはん、死んどんやん』 え? いきなり、むき出しの強烈なフック。そりゃ言っちゃいかん。 母親も耳を疑っています。 子供『30年先、おかーはん、死んどるやろ』 母親、コトバを失っていて、一時してから何を思ったのか『えぇ・・・』と返事をしていて自失状態です。 子供はさらに大声で聞きます。 子供『おかーはん、いま38歳やろ。30年経ったら何歳になんの?』 さぁ、お母様、子供を張り飛ばせ! その口にチャックを縫いつけろ。 たかが飼ってもいないみどりガメのおかげで、愛息からそんなこと言われるとは、なんというか・・・本屋の妖精っているんですね。 さぁ、天満橋ジュンク堂ペットコーナーで涙で皺になったページを探そう!
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| 2006/08/26
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