カモとイタチと臼とその他の下僕たち

「鶏がゆをつくれ、簡単だから」、と家人から指示が出る。
基本的に料理はヘタなのだが挑戦してみる。なんとなくそれっぽいものが出来上がり、中華だしの存在が非常にありがたいと感じる。
鶏がゆを食べた後、所用あって外出するが、すぐに腹が減って夫婦空腹でギラギラする。家人の知っている中華料理屋「上上」に立ち寄り、肉まんや水餃子、お茶、豚耳とキュウリのあえたヤツ、細切り馬鈴薯の炒めたヤツなどをものすごい勢いで食べ満足する。

日没近くに桂離宮近くの土手から桂川を眺める。ミコアイサが2羽川面で遊んでいる。手前の水路にヒドリガモとカイツブリの一群がいて、その間の水面をなにやら哺乳類が泳いでいるのが見える。ヌートリアだろうな、と見てみると随分山吹色で細長い。おや、チョウセンイタチじゃないか。数十センチ横を捕食者(なのかな?)であるイタチが泳いでも、さしてあわてる風でないカモよ。余裕なのかバカなのかわからないなぁ。
カモ食べたいなぁ、スーパーで見るとおいしそうだもんなぁ。
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深夜、腹が減っておにぎりが食べたい夫婦の会話は、猿蟹合戦に牛糞が出るか出ないかで論争に発展した。幼年期は遥か遠くに去ったとはいえ今日も(注:”こんにち”ではなく”きょう”と読んで下さい)豊かな情操教育の影響を生活の細部にわたって濃厚に残す情操教育濃厚民族の家人は牛糞など出ないと言うが、では栗と蜂の攻撃から屋外へ超高速で逃走を図ったモンキー高速移動体に、臼は死角多い屋根の上から如何に一撃必殺の攻撃をすることが出来たのか?やはり牛糞というスーパーサブの存在によりその確度が高まったのではないか、またそれが物語の信頼性や共感性の担保に資しているのではないのか、と台所にキープしたダバダ火振り一升ボトルキープの開栓で元気良くなった理系落ち武者のワタクシは主張するのであった。
得意のwikipediaを見ると
『(教育上?)また、牛糞は登場しない場合もある。』とある。
加えて『地域によってタイトルや登場キャラクタ、細部の内容などは違った部分は持ちつつも似たような話が各地に伝わっており、たとえば関西地域では油などが登場するバージョンの昔話も存在する。』とある。
さらに『全く別の話として、サルがカニの代わりに木に登って柿を独り占めすると、蟹が一計を案じて「柿の籠は枝に掛けると良いんだが」とつぶやく。サルはなるほどと枝に籠を掛けると、柿の枝は折れやすいので籠は落ちてしまう。蟹は素早くこれを抱えて穴に潜り込む。サルが、「柿をくれ」というと、「入っておいで」と取り合わない。サルは怒って、「では、穴に糞をひり込んでやる」と穴に尻を近づけた。蟹はあわててサルの尻を挟んだ。それ以来、サルの尻から毛がなくなり、蟹の爪には毛が生えるようになったという由来話となっているものがある。』
おぉ!、これはきっとモクズガニ(川ガニ、毛ガニ)のことだな、この類話はモクズガニを食す地域に分布するのではなかろうか、と興味深い。
2008/01/30  


 干しワラスボとフリクション


深夜、温めた正中を飲みながら干しワラスボを灯油ストーブであぶって食べる。
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年末にNさん達と食事をした際、例のごとく正中をゴンゴン飲んで、いい気持ちになって若い時分の話となった。Nさんは大阪出身だが錦江湾のほとりで鹿児島の海を相手に大学生時代を送られていた。その時の寮の仲間は皆多聞に漏れずお金は無いが、佐賀出身のヤツがいて冬になると実家から沢山のワラスボの棒のような干物を貰うので、とにかく固いその干物を仲間でガンガン叩きながら肴にして飲んだ、とにかくあの干しワラスボはうまかった、という話を聞いた。輝くような話であった。私でさえ、若い時分の自分自身を思い出すと、うっかり輝いていたのではないかと思うくらいだ。
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そんなことを考えながら、ちょっと遠くを見る目で(実際にはすぐ目の前の冷たいモルタル壁をうつろに見ながら)ワラスボを囓っていると、家人がイソギンチャク、ミドリシャミセンガイ、ワラスボの中でどれが一番うまかった?と聞く。
私は迷わず、昨日食べた家人の焼いた鶏肉をアタマに思い浮かべた。
結局、今しかないのよね。
2008/01/29  


 数億年前から姿を変えない化石生物ミドリシャミセンガイと家人の誕生日



冬の有明海の干潟に観光に行って珍味・料理をいろいろ食べたいなぁ、と思うのですが、リアルライフではどんどん遠ざかって行きます。18切符でも遠すぎるよ、まったく。そんなわけでインターネットさんを利用して(以下略)。

ミドリシャミセンガイは殻を持ちますが、貝類(軟体動物門)の仲間ではなく、腕足動物門という別のグループの生物で、カンブリア紀前期に現れ,古生代に繁栄した生物のなかまです。
有明海周辺では昔からメカジャ(女冠者)と呼び、煮付けや塩茹で、みそ汁の実などにして食べられてきたそうです。殻に包まれた部分が食べられます。長い触手の部分は硬いですが、内部を歯でしごき出すようにすると食べられます。
手軽にみそ汁とバター焼きにしてみました。
おろ、火を通してもあまり代わり映えしないですね。

シャミセンガイを火にかけていると、今日が誕生日の家人に何やら電話かかって話し込んでる。「今、変な貝みたいなのを料理してるけど、私は食べたくない」そんな会話が聞こえてくる。誰かしら?と思っていると、話の終わりにケータイを渡された。
出てみると私の実家の母であり
「きちんとお祝いしなさい!」
と諭され、電話が切れるのである。
ちぇっ。

イソギンチャクとミドリシャミセンガイを食べながら思うのは、同じく並んでいる皿の鶏肉やイワシの美味しいこと、おいしいこと。改めて普段食べている食べ物のおいしさを学びました。
2008/01/28(Mon)  


 memo:フィギュアのペアの井上怜奈選手
井上選手氷上プロポーズのニュースで盛り上がっているようです。まるで関心のないゴロゴロ生活なのですが、経歴を読んだら涙が出ました。
http://www.1101.com/kariya/2006-06-29.html
2008/01/28(Mon)  


 いそぎんちゃく、はらいっぱい



冬の有明海の干潟に観光に行って珍味・料理をいろいろ食べたいなぁ、と思うのですが、リアルライフではどんどん遠ざかって行きます。18切符でも遠すぎるよ、まったく。そんなわけでインターネットさんを利用して学生時代に食べたことがある食用で有名なイソギンチャク(和名イシワケイソギンチャク 地方名ワケノシンノス(若い衆の尻の穴の意))を購入、料理して食べてみました。
・・・うーん、沢山届いたなぁ。コレ一人で全部食べるのか。。。

イソギンチャク料理にとりくんでみました。洗って開いて中身を洗うと、なんだかナマコを切ったものとよく似たカンジです。
お!とりあえず生で食べてみました。
ナマコに似ています。こころもち少し甘いです、貝類の内臓系の甘さ?そしてその後、かすかにピリピリしたやばい系の味、サトイモなんかのシュウ酸っぽい味、これは刺胞の反応か?やめとこう、通院とかどうにかなったら説明出来ない。
定番の味噌煮、そしてみそ汁、唐揚げにしてみました。
火を通すとやわらかくもなり、また甘みというか貝類の内臓系の味がぐっと強くなります。味噌煮は赤貝の味噌煮に似た味わいです。唐揚げは牡蠣の唐揚げの雰囲気に近いです、もちろんあくまでも”雰囲気”ですが。
しかし、脂肪分が多いのか予想以上に沢山は食べれない重い味でした。消化もあまり速やかでないカンジ、ゆっくり食べるしかないでしょうか。
そもそも調理した量が、どうも10人前くらいあったようで、当分の期間、寝ても起きてもイソギンチャクの日々です。
馬鹿です。
2008/01/27(Sun)  




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