映画『ロバと王女』


雑用の一日。
炊事場の棚をなおしたり、買い物にいったり、研いでない出刃で魚をおろして身をぐずぐずにしたり、魚を干したり、家人の焼き窯の温度を守ったり。
くいな橋の辺りの鴨川も櫻が満開で、北にまだ帰らぬヨシガモやオカヨシガモやヒドリガモが、川面をすいすい漂い、その横を呑気にヌートリアが泳いでおります。あたたかいってのはいいものですね。

家人が借りてきたレンタルDVD『ロバと王女(デジタルリマスター版)』というのを観ました。
「もう一つのプリンセス物語「ロバの皮」を原作に、『シェルブールの雨傘』のゴールデンコンビ、名匠ジャック・ドゥミ監督&大女優カトリーヌ・ドヌーヴ主演の本作は、ビデオ、DVDが発売されることもなく “伝説”となっていたが、最新デジタル技術を駆使して修復され、30年あまりの時を経て美しく蘇った!」だそうです、はい。
世界中に広く伝わる民話「父親と結婚させられそうになったプリンセスが、動物の生皮をまとって逃げ、その後、下女としてはたらきはじめ、魔女・妖精の力を借りて高貴な男性と結婚する物語」をフランス流にアレンジしたということのようです。
で、どんなのだろうと思ってみたら、昔話をそのままやっただけで、スター隠し芸大会のような映画でした。市川雷蔵の狸御殿くらいメチャクチャだったらよかったですけど、残念ながら遠く及ばず。
映画『ロバと王女』http://www.cetera.co.jp/roba/

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http://www.daishodai.ac.jp/~shimosan/Furs&Skins/chaps1-1-2.htmlより
民話の研究家や民俗学者の間では、人間と人間以外の動植物・精霊との合体・婚姻をストーリーの基本とした変身物語・異類婚姻譚を「シンデレラ型」説話と「姥皮型」の二つのタイプに分類している。後者「姥皮型」はヨーロッパでは「金のドレス、銀のドレス、星のドレス型」と言われている。「シンデレラ型」というのは、
(1)物語の主人公が異形の者・異質な者として継母など周囲の者から虐げられ、
(2)魔法による助けを受け、
(3)王子と出会い、
(4)正当な者であることが証明され結婚などの形で幸福を得るという型の物語、

「姥皮型」というのは、
(1)実父からの虐待、
(2)王子との出会い、
(3)再会と結婚を主要な話の筋道とした物語である。
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地形図閲覧サービスが使いやすくなってるよ
http://watchizux.gsi.go.jp/index.html
2008/04/05(Sat)  


 映画『空中庭園』『狼少女』
レンタルDVDで映画「プルコギ」を見終わって、ガッカリ感に浸って飲酒していると、序盤ですっかり寝た家人が起きてきて、次は「空中庭園」DVDを観ようと言いだしました。寝てたでしょ、アンタ!
名付けて「オールナイト秘密を持つヒト映画マラソン」決定です。

さて、小泉今日子主演、公開直後に監督が薬物使用で逮捕された話題の映画「空中庭園」を観ます。郊外の住宅地を舞台に「隠し事をしないのが家族のルール」の明るい家庭を演じる家族それぞれの像を描くこの映画、とても良くできていて面白いです。「こぃ!ヤク中演出!」とひどい茶々を入れながら観たのですが、演出も切れ味あるし、配役はバッチリだし、面白い!なにしろ小泉今日子が役にぴったりです(アイドルだけど地はキツイ性格みたいなイメージ)。この監督、やるねー。刑を満了してからも是非映画を撮って欲しいです。

いい加減眠くなったのだけど、出だしだけでも観ておくかと観始めた映画『狼少女』。
舞台はおそらく昭和40年代の関東周辺、北関東のカンジか?(ロケ地は茨城)
冒頭から空にゲイラカイトが浮いています、主人公の小学生”アキラくん”は、田んぼの脇の水路で、宇宙の次は地底だ!と地底人探しに熱中しています。地底人、いいねぇ、昭和だね。そんな町の神社に見せ物小屋がやって来ました。見せ物の目玉は、北海道の十勝で捕まった狼少女!もらったビラに目が釘付けのアキラ君は、どうしても狼少女が見たくてたまらないのです。

華々しい展開はなく、概ねオーソドックスな内容なのだけど、つい、見てしまうキッズムービーの佳作です。主役の子、教室の子達の目つきの悪さが素晴らしいね。この映画を見ると小学校の頃とか戻りたくないもん。
日本の子役層の厚さを感じると共に、物語を練ったり演出をきちんとすれば、しっかりした作品になることが分かる映画でもあります。
仮に時代を現代にしたら、いまどきありえない雰囲気や、両親の離婚や職業のことなど生々しすぎる部分もあるので昭和の設定で良かったです。16mmフィルムで撮影なのか、ちょっと暗いカンジの画面が、昔のドラマの画面みたいで、ますます昭和です。
見終わってから、ぜひ、ゲド戦記監督の宮崎ゴローさんに見て頂きたいと思いました。

映画『狼少女』http://eiga.com/official/ookami/
「ルーカス2006 第29回 国際子供映画祭:フランク フルト/ドイツCIFEJ審査員大賞&ドン・キホーテ賞のダブル受賞!!」だそうです。
日本のキッズムービー、面白いんだよね。

夜明けです。
2008/04/04(Fri)  


 発売決定!原マスミ「シングルズ&コレクションズ」
原マスミ「シングルズ&コレクションズ」
全14曲収録/MMR-037(DQC-70)/¥3,000(税込)
初回プレス完全限定豪華ダブル紙ジャケット仕様
(*セカンドプレス分より通常のPケース仕様となります)

01. マイ・ガール〜冬の星座
02. 月と星のボンヤリ
03. ズットじっと (シングル・バージョン)
04 お・や・す・み (日本一悲しい歌)
05 理由なき普通
06. 猫へ
07. 天使にそっくり
08. アブク
09. 昆虫
10. STEREO
11. 僕の錬金時間
12. 冬の星座
13. 睡眠価千金
14. はてしないチルドレン
2008年6月25日発売予定です。
http://www.mmrecords.jp/index.h

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あれ?「うみのふた」はないのか
2008/04/04(Fri)  


 映画『プルコギ』

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わたしの暮らす町は、櫻など見かけない殺伐とした景色が365日広がっているのですが、所用あって下京区中京区左京区と華やかな方へ川端通りを向かうと、鴨川沿いなど櫻やユキヤナギが満開なのを思い知ります。
どうなのよ、十条って。
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レンタルビデオで借りた映画『プルコギ』を観た。ホントは、ニコラスケイジの映画「ゴーストライダー」とか吉田さんの言ってた「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」を借りに行ったのだけど貸し出し中だったり、なかったので。北九州を舞台に、生き別れになった男前兄弟(ARATAと松田龍平)が、焼き肉で勝負する映画。面白いに違いない、と期待して借りて、あららららら・・・・とスリップした映画。
役者はいいが、ストーリーがそもそもイカン。ストーリーに何の工夫もない。少年マンガ雑誌の新人賞に応募してきた新人漫画家みたいな工夫のない話でビックリ。『予想できる展開、約束された結末』は、インド映画とゾンビ映画に代表されるZ級映画では許すけど、邦画ではもちろんいかんですよ。役者は、いい役者をふんだんに使っているのにもったいない。いや、どちらかというと、過剰に使ってさえいる。これが良くわからんのだよね。この程度の脚本の出来の映画で、こんな豊かな出演者ってのは、ちょっと違和感がある。なんだろう、映画界大人の事情なのか。
さておき、ストーリーの何が面白くないって、やはりそれは観客が映画に期待するものをうまく捉えていないまま映画が作られるということにつきる。本作品の場合、「焼き肉」という一種の食文化を扱いながら、映画中にその文化的側面を描く場面は皆無であった。(昔、パチンコ物語という映画があって、パチンコ対決映画かと思ってカネ払って観たら、パチンコ屋の跡継ぎが店を継ぐつまんない話でガッカリしたのだが、今日はそれを思い出した。)
例えば劇中に、北九州のホルモン、大阪鶴橋の焼き肉、仙台の牛タン、神戸のステーキなど、キャラクターや場所として登場するが、ただ呼称を冠して出るだけなので、なにがなんだかわからないし、正直、物語においてどうだって良くなってくる。
極端に言えば、主題の「焼き肉」のかわりに「スイーツ」とか「スシ」、「ウドン」、「こけし」、「ペットボトルロケット」、「古切手・ベルマーク」など、どれで置き換えても話が成立するくらい工夫がないのが痛い。
コメディーなのか、シリアスなのかはっきりしろ、ということではなくて、何でもいいから対象をきちんと描くくらいはやらんといかんよ、と思うのである。
松田龍平は、地味で良かった。山田優は勝ち気な女性役でそれなりに良かったが、それなりだった。沖縄のroguiiのHオーナーの言う「ずっと同級生だったから、あれがかわいいかどうか分からん」という言葉を、何となく思い出した。
(次は映画「狼少女」の予定)
2008/04/03  


 雑記

雑用等の一日。
先月は忙しかったりで、あまり本も読まなければ映画も観なかった気がする。
なのでメモ。
小説「勇魚(いさな)」(C.W.ニコル)江戸時代幕末の和歌山太地を舞台にした小説。予想以上に面白く、太地くじら博物館にいく前に読んでおけば良かったと後悔。
エッセー「彼岸からの言葉」(宮沢章夫)学生時代に読んで面白くてビックリして、仲の良かった知人にあげてしまい、その後、再度購入しようと思ったら絶版。胡屋の古本屋で十数年ぶりに発見し、100円で購入。こんな内容だったっけ?と思う部分もあるが、いろいろ感慨深かった。
「どくとるマンボウ航海記」(北杜夫)有名な古典的エッセー。中学だか高校だかの時に読んで、すっかり忘れて、同じく胡屋の古本屋で100円で購入。今読んでも普通に楽しく、驚いた。
2008/04/02(Wed)  




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