Sの謎 2



「フレンズ」に関する、どうでもいい話。「だからどーした!」と遠慮なくつっこんで下さいませ(笑)。

1. バースデイの謎
2. アパートの謎
3. ホリデーシーズンの謎
4. 彼らは何を食べているか:軽食編
5. 彼らは何を飲んでいるか
6. 彼らは何を食べているか:お菓子編
7. イタリアンジョーイの謎
8. それはまた別の番組
9. じゃぱんの謎




6.彼らは何を食べているか:お菓子編(2001/1/11)

「フレンズ」に出てくる食べ物の考察、その2。

前の「軽食編」でご紹介したものといい、みんなあんなに体に悪そうなものばかり食べているくせに、どうやってあのスタイルを保っているのか。ああ、でもチャンドラーとジョーイは相応に…(笑)

クッキー

フィービーの得意なオートミールレーズンクッキーについては
こちらをどうぞ。日本ではあまり聞かない種類ですが、スターバックスに売っていました。やはりかなりでかい。(1-12)

ジョーイが一度に15枚口に入れられるという特技をもっているのはオレオクッキー。ちょっと甘すぎて私は苦手ですが、アメリカでは一番人気のあるクッキーのようです。(4-10)

第3−10話でロスがガールスカウトの少女の代りに売る事になったのがクリスマス・クッキー。クリスマスらしいキャラクター(サンタ、トナカイ、赤ちゃんのキリスト(笑))などの形のクッキーですが、面白いのはキリスト教徒以外の人にも買ってもらうためか、ハヌカの燭台やシヴァ神(?)の形のものもあったことです。モニカのお気に入りは「ミント味の秘宝」(これは無宗教?)。実は子供の頃モニカが太っていた原因はこのクリスマス・クッキーにあったようで、モニカの執着ぶりはすさまじいものがありました。

トライフル

第6−9話でレイチェルが感謝祭のデザートとして作っていたイギリスのトラディショナルなお菓子。正しいトライフルのレシピはこちらをご覧下さい。このレシピによると、要は大きなガラスボウルに「ケーキ/苺/ブルーベリー/バナナ/カスタードプリン」を地層のように重ねたもののようです。うーむ、読んでるだけで太りそう。でも美味しそう。(レイチが使っていたレシピでは、苺の代りにジャム、ブルーベリーの代わりラズベリーを使っているようです。)正しくはこれらの層を二段繰り返すことになっているようですので、「ジャムの層が一段だけ?」と言っていたジョーイは正しかったわけですね。

レイチェル風トライフルに挑戦したいという勇気ある方はこちらのシェパーズパイのレシピもご参照下さい。これも美味しそう。トライフルと混ぜたくはないけど(笑)。

ドーナツ

第5−16話でフィービーがセントラルパークで警官のバッジを見つけた時、チャンドラーが「なぜ警官がここに?ドーナツ置いてないのに」というジョークを言って、あまりうけていなかったことがありましたが、アメリカでは「警官はドーナッツが好き」というのは一つの定説(?)になっているようです。(日本の刑事ドラマでよくある「取り調べの時はカツ丼の出前」というのと似たようなものでしょうか…違うか。)警官に関する定説にはもうひとつ、「警察署のコーヒーはまずい」というのもよく聞きますが、どちらも真偽のほどは不明。

チョコレート

第4−17話でエミリーが持っているのを見てジョーイが心を奪われた巨大チョコバーは"Toblerone"。空港や輸入菓子を売っている店でよく見かけます。海外旅行のおみやげでいただいたことがありますが、ずっしりと重く、すごいボリュームです。ジョーイはともかく、エミリーはあれ、全部自分用に買っていたんでしょうか…?


チョコレートといえばヴァレンタイン・デイ。ヴァレンタイン・デイにチョコレート・ムースの素晴らしい食べかたを実践したのはジョーイのデートの相手、ロレイン。ジョーイ大興奮(笑)。(1-14)

#余談:ヴァレンタインにチョコを贈るというのは日本のお菓子会社の考えたことだという話をよく聞きますが、アメリカでもヴァレンタイン時期に手作りチョコのキットとか、売ってましたよ。逆輸出されたのかしら?

マコレート&フィッシュタチオ

しかし何と言っても、「体に悪そう」という点では他の追随をゆるさないのが第2−8話に登場する「マコレート」と「フィッシュタチオ」。「フレンズ」に登場する食べ物はどれもこれもぜひ食べてみたいものばかりですが、これだけはやっぱり遠慮申し上げたいですね。(せっかく美味しそうなお菓子の話をしてきたのに、何もコレで締めなくても…)




7.イタリアンジョーイの謎(2001/1/24)

変な題名ですみません。

6人のエスニック・グループ(民族的グループ、つまり「何系」かということ)について書きたかったのです、本当は。でも、チャンドラーとフィービーとレイチェルが何系なのか、よくわからないし、モニカとロスがユダヤ系ということはわかっているけど、ユダヤ系の人について私はなんにも知らないし。そこで、比較的わかりやすいイタリア系のジョーイを集中攻撃することにしました。

ジョーイはイタリア系

ジョーイはクイーンズ出身。イタリア系アメリカ人家族の8人きょうだい(彼以外は全員女の子)の一人です。彼のお祖母さんは父方、母方とも健在です。ひとりはジョーイに言わせると「ムッソリーニの死体に唾をかけた6人目の人物って感じ」(3-11)…よくわからない表現ですが、とにかく怖そうな人。もうひとりは殆ど英語が話せません(5-19)。このことから考えて、ジョーイの家族がアメリカに移民してきたのは彼のお祖父さん、お祖母さんの代のようです。イタリア系とはいえ、ジョーイが話せるイタリア語は悪い言葉が少しだけ(4-8)。イタリア語が話せないのみならず、イタリア訛の英語もヘタなようで、それは役者としてはまずいんじゃないかなあ…(3-4)

イタリア系はカトリック

ジョーイが信心深いとか敬虔とかは、誰も思わないでしょうが…彼の宗教の話。彼の家庭はイタリア系ですから、当然、カトリックです。ですから、子沢山です。ジョーイは「おれにはカトリックの妹が7人もいるから、何百人という子供の面倒を見てきた…」と自慢したりします(2-6)。(<これは、もちろん冗談ですが。)なぜカトリック=子沢山かというと、ローマ法王庁が避妊を認めていないからです。…まあ、現在では本当にカトリックの人が皆避妊をしないってことではないでしょうが。(「ややアブなめのジョーク」と取っておいた方がいいのかも。)

レイチェルがパウロと別れた時、ジョーイがロスに「今がチャンスだ」とけしかけて、「お前はパウロとは正反対のタイプだ。お前は『アンチ・パウロ』だ。」と言い、それに対してチャンドラーが「さすがカトリック」と言うシーンがあります(1-12)。やや、わかりにくいギャグですが、これはカトリックの言葉で「アンチ・クライスト(反キリスト)」という言葉があることに由来しています。教会に通っているとも思えないジョーイが、思わず妙にカトリックらしい言い方をしたのでおかしかったのでしょうね。

カトリックの人は、(個人の趣味にもよりますが)割と宗教美術を部屋に飾るのが好きです。プロテスタントの人は、あまりそういうことはしません。これについてはまた深い理由があるのですが、それはここでは省くとして…ジョーイが昼メロドラマ「愛の病院日誌」に役を得てにわか金持ちになり、チャンドラーのところを出て一人暮しを始めた時(2-16)、ジョーイが買った玉石混交(石石混交?)の美術品の中に「3−D最後の晩餐」というのがあったのには笑ってしまいました。しかも、「ユダ(の人形)が取れかけてるから気をつけて運んで」とは…

イタリア男はマッチョ?

これも一種の偏見、というかステレオタイプですが、イタリア系に限らず、ラテン系の男というと「マッチョ」ということになっているようです。「マッチョ」というと体つきが逞しい、男っぽいという意味が浮かびますが、英語でmachoな男というと、決して良い意味ばかりではなく、男尊女卑的、男らしさを強調しすぎ、女性を軽んじる傾向がある、という意味もあるので要注意。フィービズム(フィービー語)で言うと「testosteroney」ですね(1-20)。(testosterone=男性ホルモンだから、男性ホルモン過剰?)「テストステローニィ」という響きは、ちょっとイタリア料理の名前みたいですけど(笑)。

ジョーイにもちょっとそういう所が無きにしもあらずで、「おれの女性とのつきあいは2週間」(4-16)とか「おれは本を読む女とはつきあわない」(2-19)、なんて言ったりします。ま、ジョーイにはそれをカバーしてあまりある可愛さがあって、憎めないのですけど。そこがパウロと違うところ。

イタリア男は料理上手?

イタリア男というと「マッチョ」なわりには料理は得意、というのもこれも「定説」になってます。(「ゴッドファーザーPART3」でアンディ・ガルシアがソフィア・コッポラとニョッキを作っているシーンを思い出すなあ…)ジョーイは普段あまり料理しませんが、お父さんが泊まりに来た時に何か作っていたし(1-13)、多分一通りは出来る感じ。(少なくともレイチェルよりは上手でしょう。)なんでも彼は「油のハネないもの」なら裸で料理するとか。…エプロンぐらいは、してるんでしょうか。…いや、かえって変か(笑)。

おかしかったのは「愛の病院日誌」のオーディションでキャスティング担当の女性に役と引き換えに体を求められて(爆…いや、笑っちゃいけませんね、セクハラですねこれは。)、動揺のあまり(?)大量のトマトソースを作ってしまうところです(2-10)。トマトソースには目がない私は「おいしそうだな〜」と思って見ていたのですが。#いえ、ジョーイはちゃんと服を着てました。

あら、結局また食べ物の話になってしまったわ。



8.それはまた別の番組(2001/2/4)

「フレンズ」に出てくるTV番組の話。

「フレンズ」には別のTV番組、おもにドラマやコメディの話がよく出てきます。しかし残念ながら、日本では放映されたことがないか、放映されたことがあっても私は見たことのない番組が大多数です。(特によく出てくる「ハッピー・デイズ」を見たことがないのは残念。)

ですから、このネタはとても書けないと思っていたのですが…「ま、知ってるやつについてだけ書けばいいのか」と思い直しまして。日本放映済みの作品だけですが、お若い方の中にはご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんし。

尚、日本においての放映の詳細(いつ、どの局で放映されたか、ビデオ化の有無等)はとても調べきれませんのでご勘弁を。そのうちCSあたりで再放映されることもあるかも、とだけ言っておきます。

マイアミ・バイス "Miami Vice" (1982-1989)

実はこの番組の話をしたいがためにこの項を書いている私。「マイアミ・バイス」は80年代アメリカにおいて、ほとんど伝説的と言える程の人気を博した大ヒット刑事ドラマです。主役の2人が雑誌"TIME"の表紙を飾った、と言えばその人気の程がうかがえると思います。

しかし…しかし!どうやら日本人の感覚には合わなかったらしく、TV東京系で放送された時の視聴率は散々、私のまわりの評価も最悪でした。でも、大ファンだったんですよね、私。このドラマは長年「私の愛したTV番組」ナンバーワンの座に君臨していました。もちろん、「フレンズ」にその座を明け渡すまでは、ですが。

さて、本題。第5−8話「それぞれの感謝祭」の回想シーンで、1988年(ロスとチャンドラーが大学2年の時)の感謝祭の光景が出てきます。その時のロスとチャンドラーは、そう、アメリカで一世を風靡したソニー・クロケット・ルック!このギャグに私が大喜びしたことは言うまでもありません。
※ソニー・クロケットはドン・ジョンソンの演じた「マイアミ・バイス」の主人公の名。

クロケット・ルックについて説明しますと、まずポイントは不精髭。なんでも当時はわざと不精髭風に剃れるシェーバー、なんていうものも発売されていたそうです(笑)。それから、ちょっとヨレっとした、白かパステルカラーの麻のジャケット。その下はTシャツ、これもパステルカラー、できればピンク。それからコットンパンツ、足元は素足に白のスリップオンのカンバスシューズ。チャンドラーの足元が白のカンバスシューズじゃなかったのは画龍点睛を欠く感じですが…白の靴だとあのシーンの絵面が生々しくなりすぎちゃうからかなあ…

「マイアミ・バイス」は題名通りマイアミを舞台にしていますから、上記のような格好もまあ、わかるんですが、11月末のロングアイランドじゃあさぞ寒かったことでしょう。ロスとチャンドラーがいかに流行りものにヨワいか、ということを表わしたギャグでした。それにしても、「流行の先端」って、時間が経ってから見ると恥ずかしいものですね。実は私も当時麻のジャケットとカンバスシューズをマネしてましたが、お金がなかったのと、女だったので、全面的なマネにはならずにすんでました(ほっ!)。

蛇足ですが、「マイアミ・バイス」が人気絶頂だったのは82年〜86年ごろで、88年にはもう人気は下火になりかけていたはずです。ロスとチャンドラーって、流行に乗るのが遅いんじゃない?

600万ドルの男 "The Six Million Dollar Man" (1974-1978)

第6−7話でレイチェルがファンだったと言っていたリー・メジャース主演のSFアクションドラマ。主人公の男は、事故で大怪我を負い、両脚と右腕と両目をサイボーグに改造されます。その脚と腕と目が超高性能で、車並のスピードで走ったり(フィービーの走り方がこの走り方に似ているとか)、鉄鋼をねじ曲げるほどの腕力を発揮したり、暗闇や遠くが見えたりという能力が備わり、その能力を駆使して悪と戦う−簡単に言うと、そういう話でした。

そのサイボーグ手術にかかった費用が「600万ドル」。なんだ、たいしたことないじゃん、などと言ってはいけません。当時の貨幣価値と円/ドルレートを考えると…やっぱり、たいしたことないかな(笑)?個人レベルで考えると莫大な金額ではありますが、映画の制作費が1億ドル、なんていう話を聞き慣れてしまうと、600万ドルというのはせこく感じてしまいますよね。…「フレンズ」の主演俳優6人のうちの誰かなら、ちょうど8話分のギャラでサイボーグに変身できてしまう、という計算になります(笑)。

ちなみに日本では、同じ設定の女性版姉妹編「バイオニック・ジェミー」の方が人気がありました。彼女の手術費用は、たしか700万ドル。

マペット・ショー "The Muppet Show" (1976-1981)

かわいいマペット(人形)たちが活躍するバラエティ・ショー。毎回豪華なゲストも登場し、今の「ポケモン」並の超人気番組だったようで、映画版も製作されました。モニカの愛した「カエルのカーミット君」=写真=は、美女豚の「ミス・ピギー」と並ぶこの番組のスター。彼の走り方も、フィービーのに似ているとか。(6-7)

モニカの好きなカエルのカーミット


カーミット君は「緑(グリーン)でいるのも楽じゃない」というレコードを出したそうです。この歌(?)の歌詞は知りませんが、この題名はモニカよりレイチェルの方にぴったりです。(モニカなら、「ゲラーでいるのも楽じゃない」ですね…って、何のことやら。)そういえば、「ER」のエピソードの題名にも「グリーンでいるのも楽じゃない」っていうのがありました。こっちはもちろん、マーク・グリーン先生のことですけど。ってことで、下につづく。

ER 緊急救命室 "ER"(1994-)

おなじみ、「フレンズ」と視聴率NO1の座を常に争う超人気番組。第1−17話には、「ER」のロス先生とカーター先生になぜかそっくりな、二人の素敵なドクターが登場しましたね。

ところで…「ER」の主人公マーク・グリーン先生の娘は「レイチェル」というのですよね。つまりレイチェル・グリーン。それに「フレンズ」のレイチェルの父親も医者だし。それこそ、「それがどうした」という話ですが…

ベイウォッチ "Baywatch"(1989-)

チャンドラーとジョーイの愛する番組、「ベイウォッチ」は、ビーチのライフセーバーたちを主人公にした、一応真面目なドラマです。しかし、チャンドラーやジョーイの言う通り、この番組の主眼がストーリーよりも水着姿でビーチを走るナイスバディな男女にあることは間違いないでしょう。この番組が長寿番組の地位を獲得しているのも、まさにそのためでしょうか。

ちなみに、第1−3話に登場したモニカの彼、アランはこのドラマの主人公、ミッチのモノマネが得意だとか。「あのモノマネのためだけにでも、結婚すべきだ」とチャンドラーは主張していました。

白バイ野郎ジョン&パンチ "CHiPs"(1977-1983)

第2−22話でモニカは株取引にハマりますが、その取引の基準たるや、会社のアルファベット3文字の略号が気に入ったら買う、というもの。まずは自分のイニシャルMEG(モニカのミドルネームがEで始まることがこれでわかります。エリザベス?エレン?)、ZXYは「セクシー」と響きが似てるから、そしてCHPは「エリック・エストラーダが大好きだったから。」

CHPはCHiPs、つまり「白バイ野郎ジョン&パンチ」の原題で、"California Highway Patrol"(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)の略。この「パンチ」を演じたのがラテン系美男、日本でもなかなか人気のあったエリック・エストラーダ。太目の少女モニカはカーミットと彼に夢中だったようです。



9.じゃぱんの謎(2001/8/29)

「フレンズ」に出てくる「日本」の考察。

…とはいえ、フレンズにはあまり日本に関する事柄は出てきません。だからこそ、重箱の隅をつっつきたくなっちゃうんですけど。

寿司の謎

日本といえばスシ。(<常識。)

マンハッタンでびっくりしたのは寿司屋さんの数の多さ!面積当り寿司量は東京より確実に多いに違いない。(関係ないけど、私の街の面積当りイタリアン・レストラン数は、多分ローマより多いと思います。)でも、そのやたらにあったスシ屋さんは日本のスシ屋さんとはちょっと違うようなのですが…

「軽食編」で、「フレンズ」によく出てくる食べ物として出前やテイクアウトの中華とピザをあげましたが、「スシ」もほとんどそれと同列のようです。(チャンドラーが「スシを買いに行くけど誰かいる?」と訊くシーンがありました(3-7)。)日本で「寿司の出前をとる」というのとはだいぶん違うような…アメリカ人って、何でもファーストフードにしちゃうのですね…ヨソの国の食文化を取り入れて独自のものに変えてしまうことに関しては、日本人も得意ですが。

ジョーイがラスベガスに行った時、電話でモニカと話をしながら映画を撮影中のフリをしていて、「おれのスシが来た!」と言っているシーンがありました(5-23)。ジョーイにとってスシは「映画の撮影でランチに出るような、ちょっとシャレたファーストフード」という認識のようです。

ところで、レイチェルの好物(6-17)「サーモン・スキン・ロール」(サーモンの皮の巻寿司?)って日本では見かけませんね。美味しそうなので、食べてみたいのですが…

紐育的日本料理店の謎

「フレンズ」の6人はもちろん、数限りないレストランで数限りないデートを繰返しているわけですが、その中で日本料理のレストランが出てきたことは、私の記憶では2回あったと思います。1回は第1−1話、モニカとワイン屋のポールのデート、もう1回は第1−14話、ロスと同じアパートの卵を貸してくれた彼女のデートです。(他にもあるかも…)ロスの方はパフォーマンスつきの鉄板焼き。モニカの方はどんな料理かはっきりしませんが、湯呑でお茶を飲んでいたし、蕎麦が出ていた様子なので日本料理店でしょう。

注目すべきは、どちらも初デートということです。初デートで使う店ってどんな店だろう?適度におしゃれで、高級過ぎず、趣味に走りすぎず、でもちょっと話題のタネになるぐらい特徴のある店…かな?NYでは、日本料理店がその条件に合うのかも知れません。

ま、多分それはNY(と、せいぜいLAかシアトル)だけの話で、アメリカのほとんどの地域では日本料理なんて食べた事はおろか、見た事も聞いた事ももない人がほとんどでしょうけどね。

火鉢と狛犬の謎

第1−12話でジョーイとチャンドラーの部屋のテーブルが壊れたので、ジョーイは共同で新しいテーブルを買おうと提案するのですが、チャンドラーは共同で物を買うとどちらかが出て行く時モメるから、とためらいます。前のルームメイトとも、それでケンカしたとかで…で、その時モメた「共同で買った物」なのですが…"Hibachi"と言っているのですよね。ヒバチって…火鉢??火鉢なんかどうするんでしょう?

そういえば第4シーズンでチャンドラーが買った収納棚には、TVの両側に緑色の「狛犬」が、ペアで仲良く飾られてましたね。チャンドラーには日本趣味があるのでしょうか…それともあの狛犬はチャンドラーとジョーイの「あ・うん」の呼吸を象徴しているのでしょうか。(「フレンズ」の美術担当の人がそこまで考えていたのならすごいけどね。)

布団の謎

ジョーイとチャンドラーが、泥棒にベッドから何から全て盗まれてしまった時、ロスが「うちに予備のフトン(Futon)があるから…」と言っていました(4-2)。「Hibachi」同様、「Futon」も英語化しているようです。

日本乾燥麺の謎

チャンドラーは会社の昼休みにカップヌードルを食べていたりしてました(1-8)。わびしい奴…

相撲の謎

第2−1話、モニカの部屋でロスが電話でジュリーと話している時TVに映っていたのは何と相撲!

他のエピソードでTVに「メキシコの小人プロレス」が映っていたこともあったので、これは多分ケーブルTVの「世界の格闘技専門局」と思われるのですが(本当にそんなものがあるのならば)、相撲までやっているとはね〜。このシーンをよく見ると、画面には取り組みが映っていて同時に「お帰りの際には…」というアナウンスが聞こえているのですが、あのアナウンスは取り組みが終了した後に流れるはずなので、ホントはおかしいのですけれど…って、こんな事までつっこむのは重箱の隅、つつきすぎかな?

空手と鰻の謎

ロスは子供の頃、「ダンス・カラーテ」というものを習っていたそうです(5-23)。「美しくも危険なスポーツ」だそうですが…怪しい、怪しいぞそれは。そして彼の説によると、カラーテで大切なのはウナーギを身につけること(6-17)。「ウナーギ」とは、「いついかなる危険が襲ってきても対処できる心の状態」だそうですが…ますます、怪しい。彼の師匠の顔が見てみたいもんです。

ところで感心したのは、ロス以外のほとんど全員が「unagi = eel」だという事を知っていたことです。さすがスシ好きニューヨーカー。


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