ジョーイ Joey (第1シーズン) 今週の名台詞


*WOWOWで放映中のコメディ「ジョーイ」(第1シーズン)の各エピソードから、特に気に入った台詞を引用しつつ、エピソードガイドもどきを作ってゆきます。

ネタバレになっておりますので、なるべくそのエピソードを見てから読むことをお薦めします。

*カッコ内の訳は基本的に直訳なので、吹き替えの台詞とは違う場合があります。

Episode 1 Episode 2 Episode 3 Episode 4 Episode 5 Episode 6



Episode 1 Pilot (「ジョーイ、LAへ!」)

(1) ジョーイ、俳優としてのキャリアアップを目指してLAへ移住。姉のジーナと甥のマイケルに迎えられ、隣人の美人弁護士アレックスと知り合う。
Gina: I thought you and Chandler should have moved out a long time ago. It's a very vibrant gay scene.
(ジーナ:もうずっと前から、チャンドラーと一緒に引っ越して来ればいいのにって思ってたのよ。ゲイが元気なところよ。)
Joey: Chandler and I are not a gay couple!
(ジョーイ:チャンドラーとおれはゲイカップルじゃない!


私が「フレンズ」を見はじめたのは1997年、WOWOWで第3シーズン放映前に1〜2シーズンの再放送をやっていた時でした。つまり、それ以前はWOWOWには加入していたけど「フレンズ」は知らなかったわけです。

それより前…たぶん、第2シーズン初回放送の時だったと思うのですが、WOWOWで「フレンズ」のCMをやっていました。ナレーションは女性(フィービー)の声で…「チャンドラーは、ちゃっかり新しいルームメイトのエディと共同生活。でもやっぱりジョーイがいい。ジョーイもやっぱりチャンドラーがいい!

これをなんとなく聞いていた「フレンズ」を知らない私は、「ジョーイというのは男の名前っぽいから、チャンドラーというのは変わった名前だけど、きっと女の子なんだな」と思っていました。

…関係ない話ですみません。ただちょっと思い出したので(笑)。

(2) マイケルは母親の家を脱出したいが家賃を払う金がない。そこでジョーイと一緒に住もうとするが…
Michael: I'm 20 years old, you know? I'm too old to be living with my mom. All the kids at school make fun of me. And it's not like they're the cool kids. They're not quarterbacks. They're engineers!
(マイケル:ぼくはもう二十歳だ。母親と住む歳じゃないよ。学校の友だちがみんなからかうんだ。それも、カッコいい連中じゃない。フットボールのクォーターバックとかじゃなくて、エンジニアだよ!)


20歳で大学院ってことは、マイケルは2年「飛び級」しているものと思われます。秀才君ですね。

ハタチの大学生で親と住んでいるなんて、日本ではごく普通ですが…アメリカではやっぱり「カッコ悪い」のかしら。でも、最近はアメリカでも家賃高騰により、やむなく親と住む若者も増えているそうです。

(3) ジョーイは大物エージェントのボビーと契約するが、主演するテレビドラマがキャンセルになり、断った方のドラマが大ヒット。キャリアアップ計画は第一歩からつまづく。
Joey: They canceled my show! People thought it was disgusting. Jeez, you defecate on one corpse...
(ジョーイ:おれの番組がキャンセルになった!「気持ち悪い」って言われたんだって。まったく、たった1回、死体にウンコしただけで…)


…どういうドラマやねん。

しかし確かに、ここまで酷くなくても、食事時には絶対見られないような、キッツイ描写のテレビドラマって増えてますねえ。私はあんまり好きではありませんが。



Episode 2 Joey and the Student(「ジョーイは『9』?」)

(1) ジョーイ、マイケルにナンパのコツを指導するため、バーに連れてゆくことにするが、ジーナが一緒に行きたがる。
Joey: You’ll have a blast. I remember the first time I went to a bar and hit on girls.
(ジョーイ:楽しいぞ。おれが初めてバーに行って女の子をナンパした時のことを思い出すよ。)
Michael: Were you my age?
(マイケル:ぼくぐらいの年の時?)
Joey: Close to it.
(ジョーイ:だいたいそのぐらいだな。)
Michael: What, like eighteen?
(マイケル:18歳ぐらいってこと?)
Joey: Eleven.
(ジョーイ:11歳だ。)


ジョーイはおそらく1968年生まれ。70年代にNYの伝説のクラブ「スタジオ54」(全盛期は1977〜1979年、1986年閉鎖)にも行った事があるそうですから、11歳で初めてナンパしたのは「スタジオ54」だったのかもしれません。やるなあ。

「Sex and the City」のサマンサもこのクラブの常連だったそうですが(その頃23歳ぐらい)、すれ違ってたりしてね。まさか、ジョーイのナンパの相手が…(妄想)

(2) ジョーイはアパートの管理人から毎日のようにうるさい注意メモを渡される。マイケルは筆跡からアレックスが管理人ではないかと疑う。
Joey: So, how are ya? You doin’ well?
(ジョーイ:それで、調子はどう?元気?)
Alex: Yeah, I’m fine.
(アレックス:ええ、元気よ。)
Joey: Really? Just fine? Not great, or say, super?
(ジョーイ:本当に?元気なだけ?すごく元気とか、たとえば、スーパー元気じゃなくて?)


"super"というのは英語で「管理人」のこと。"superintendent"の略です。ジョーイにしては気の利いた皮肉ですが…翻訳の苦労がしのばれます。

それより、この後のアレックスの"They call me The Notsie." という、ネタモトのよく分からないセリフに当てられていた「筆まめ子」というのが超名訳だと思っています。ふでまめ子。可愛くて、アレックスの雰囲気にぴったりだと思いませんか。本人は喜ばないだろうけど。



Episode 3 Joey and the Party(「ライバルに負けるなっ」)

(1) ジョーイはLAに友だちがいなくて淋しい。同じアパートに住むジェイクと友だちになるため、自宅でパーティを開くことにする。
Joey: So you’re not gonna call her?
(ジョーイ:(ジェイクがジーナの電話番号を捨てるのを見て)それじゃ、電話しない気か?)
Jake: Aw, she’s fine for a slow night, but not exactly worth dinner and a movie, right?
(ジェイク:ああ、彼女、スローな一夜にはいいけど、食事や映画に連れて行く価値はないだろう?)
Joey: That’s my sister, Jake.
(ジョーイ:あれはおれの姉だよ、ジェイク。)
Jake: Oh..man, I’m sorry. I don’t know what to say. We still on for basketball?
(ジェイク:そうか…ごめん。何て言ったらいいか…でもバスケはやるだろう?)
Joey: No, I think I’m gonna play basketball with some guys who don’t think my sister’s trashy.
(ジョーイ:いいや、バスケはおれの姉ちゃんをクズだと思わないやつとやるよ。)
Jake: Yeah, well good like finding them.
(ジェイク:そうか、見つかるといいな。)
Joey: Yeah, tell me about it.
(ジョーイ:わかってるよ!)


ジョーイっていい弟だなあ。しみじみ。

ジョーイは後でハワードに、"He was the real reason I threw this party, and he turns out to be a jerk."(彼のためにパーティーを開いたのに、彼はjerkだった)と愚痴っています。"jerk"というのは辞書には「ばか、間抜け」と書いてありますが、ドラマや映画などでよく使われているニュアンスからすると、「いやなヤツ(男)」という方が近いのではないかと思います。このジェイクみたいなヤツですね。

(2) マイケルは、大学の友だちでライバルのセスがパーティにガールフレンドを連れて来ると知って焦る。対抗上、アレックスにニセのガールフレンドになってもらうが…
Alex: It doesn’t seem like they know each other very well. Do you think she could be a fake girlfriend?
(アレックス:二人はお互いのことをよく知らないみたいね。彼女、ニセのガールフレンドだと思う?)
Michael: Let’s find out. Hey Molly, which one’s better? Jedi or Empire?
(マイケル:確かめよう。ねえモリー、「ジェダイ」と「帝国」、どっちがいい映画?)
Molly: I don’t know.
(モリー:わからない。)
Michael: She’s fake!
(マイケル:ニセモノだ!)


わからない人はいないと思うけど、「ジェダイ」は「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」(旧三部作の第三作)、「帝国」は「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(旧三部作の第二作)です。

そして、わからない人はいないと思うけど、この質問の正しい答えは「絶対、『帝国』!」です(笑)。

失礼、「帝国」や「ジェダイ」が公開された当時(1980〜83年)には、私もけっこうSWオタクだったもので。「第一作と『帝国の逆襲』のどちらが傑作か」なら意見が分かれると思いますが、「帝国」と「ジェダイ」なら断然「帝国」でしょう。実際、「ジェダイ」が公開された時は、前二作と比べて平凡な出来だという落胆の声が多かったものです。

でも、マイケルやセスやモリーの世代でそれを知っているのは、相当なSWファンだけでしょうね。つまりセスは、「5ヶ月もつきあっていれば、絶対一度は彼女に『スター・ウォーズ講義』をしているだろう」というやつなのね(笑)。



Episode 4 Joey and the Book Club(「魅惑の読書クラブ」)

(1) ジョーイはLAでは女性と知り合う機会が少ないと嘆いている。マイケルが主催する読書クラブに美女が多い知って参加を決意する。
Joey: It’s just a reminder of the fact that I have no social life out here. I’m having the worst dry spell ever.
(ジョーイ:ここには知り合いもいないってことを思い出すんだよ。こんなに長い氷河期は初めてだ。)
Michael: My dry spell’s lasted twenty years, but go on.
(マイケル:ぼくの氷河期は20年続いているけどね、まあ続けて。)
Joey: I mean, in New York if you see a pretty girl, you just walk right up to her, you know? But here, they’re all in cars. They go whippin’ past me at like a million miles an hour. Like today, I saw this pretty girl driving toward me, so I make a U-turn and get a ticket for 800 bucks.
(ジョーイ:つまり、ニューヨークでは美人を見たら、歩いて近づけばよかった。でもここじゃ、みんな車に乗っている。時速100万マイルぐらいで通り過ぎて行くんだ。今日なんか、美人が車でおれの方へ向かって来たからUターンしたら、罰金800ドルとられた。)
Michael: 800 dollars for a U-turn?
(マイケル:Uターンで800ドルも?)
Joey: Yeah. We may have been on a freeway at the time, but..I just wish I had a regular place where I could go and meet women.
(ジョーイ:まあ、高速道路だったからかもしれないけど…いつでも行けば女性に会えるところがあればいいのに。)
Michael: You could go to bars.
(マイケル:バーに行けばいいのに。)
Joey: Nah, I’m getting too old for that. Plus I’m not great at telling whether or not they’re gay bars before I go in. Oh by the way, if Ramon calls, I am not here.
(ジョーイ:いや、そろそろ、そんな年じゃなくなってきてる。それに、おれは入る前にゲイバーかそうじゃないか見分けるのがあまり上手くないんだ。そうだ、ラモーンが電話してきたら、いないって言ってくれ。)


2005年度のアカデミー作品賞を受賞した佳作「クラッシュ」で、ドン・チードルがジョーイと同じことを言っていましたね。「本物の街では、人ごみで肩が触れたり、ぶつかったりするけど、LAでは(車に乗っているから)人と触れ合うことがない。人にぶつかる(クラッシュ)ことが懐かしい」と…いや、ナンパの話じゃなかったけど(笑)。

ジョーイなら、あらゆるぶつかり合いをナンパのチャンスに変えそうです。

(2) ジーナはハリウッド・セレブの美容師をやりたいと思い、ジョーイを通じてボビーに紹介を頼むが断られる。アレックスの友人が有名プロデューサーの妻と聞いて紹介してもらう。
Bobbie: Oh, who’s the model? I’d like to keep that little piece of chicken in my pocket and snack on him all day.
(ボビー:(ジーナのヘアスタイル見本帳を見て)このモデル、誰よ?このヒヨコちゃんをポケットに入れておいて一日中ちびちび食べたい!)

Gina: Ahem, George Clooney. I would waer him down to a nub.
(ジーナ:(テレビを見ながら)あ、ジョージ・クルーニーだ。骨だけになるまで食べ尽くしたい!)


…ステキな女性たちです(笑)。

ああでも、立場を逆にして、男性が女性に関して(たとえ冗談でも)こういうセリフを言ったりしたら…やっぱり笑えないなあ。これってダブルスタンダード?まあいいか。



Episode 5 Joey and the Perfect Storm(「王様はカウボーイ?」)

(1) ジョーイはシェークスピア劇団のオーディションを受け、代役に採用される。マイケルに「代役でも大きなチャンスを得ることがある」と説得されたジョーイは、調子に乗って他の劇団の代役の仕事も受けてしまい…
Joey: Well, I liked understudying so much I took another job. I- I over-understudied!
(ジョーイ:代役の仕事が気に入ったから、他の舞台の代役も受けたんだ。過剰代役しちゃった!)


実はこのエピソードで一番笑ったセリフ。

動詞に"over-〜"がつくと、「〜し過ぎる」、「過剰〜」という意味になります。例えばoverdose(過剰摂取)、overdress(ドレスアップしすぎる、厚着しすぎる)など。この場合、overがその反対語のunderについているのが可笑しいのですが…あ、いや、解説しちゃうと面白くもなんともないですね…

***

Tim: Is this some kind of All About Eve situation?
(ティム:これって『イブの総て』っぽい状況なわけ?)


同時に三つの舞台で代役をつとめなければならないハメにおちいったジョーイ。舞台の一つの主役ティムに、病気をおして舞台に出るよう説得しに行きます。そのティムがジョーイに言ったセリフ。

「イブの総て」は、1950年度アカデミー作品賞・監督賞など6部門を受賞した名作映画です。

ワガママ女王様だけど本当は人の好い大女優マーゴ・チャニング(ベティ・デイビス)のところへ、純真な田舎娘風だけど本当は腹黒い女優志願の娘イブ(アン・バクスター)がやってきて、マーゴの熱烈なファンのフリをして言葉巧みに取り入って彼女の代役になり、いろんな手を使って地位と男を奪おうとする…というお話。ティムは自分をマーゴに、ジョーイをイブになぞらえて考えているわけです。ジョーイは全然分かってないけど。

ジョーイが野球のたとえで話しているのに、ゲイの彼には「イブの総て」の方が分かりやすかった…というのが、いかにもで面白かったのでした。なぜかというと、「イブの総て」の主演女優ベティ・デイビスは「ゲイ・アイコン」(ゲイの人に人気のある大スター)のひとりだからです。

ついでに、どのような人がゲイ・アイコンと呼ばれているか調べたのですが…マドンナ、バーブラ・ストライサンド、ライザ・ミネリ、ドリー・パートンなどのそうそうたるメンバーと並んで、浜崎あゆみが入っているのにはびっくり。

(2) マイケルとジョーイの向かいのアパートが空室になる。ジーナがそれを知ったら引っ越して来たがると思ったマイケルとジョーイは、彼女に知られる前に借り手を見つけようと努力する。
Alex: I did, finally. Actually to a really nice girl who just moved here from New York.
(アレックス:ついに借り手を見つけたわ。ニューヨークから来たばかりの、とてもいい女の子よ。
Joey: Oh, I hope it’s not someone I slept with and never called back.
(ジョーイ:おれが寝た後電話しなかった娘じゃないといいけど。)
Alex: I doubt it. I mean, what are the odds?
(アレックス:まさか。だって、そんな確率ってすごく低いんじゃない?)
Joey: Actually, quite high.
(ジョーイ:いや、それがけっこう高いんだ。)


「フレンズ」(第9シーズン4話)で、ジョーイはレイチェルに「つまり、あなたはニューヨークの女の子全部と寝て、ニ巡目に入ったのね」と言われていましたね。そのエピソードでは、それは誤解であったことが判明したのですが…実際にそうであってもおかしくなかったのかも。

余談ですが、「Sex and the City」では、サマンサが実際に「ニ巡目に入る」エピソードがあって、抱腹絶倒でした。彼らにとっては世間は(というか、マンハッタンは)狭い。



Episode 6 Joey and the Nemesis(「ジョーイの皿はデカい!?」)

(1) マイケルが風邪を引き、看病のためにジーナが家に入り浸るので、いづらくなったジョーイはジーナの家で寝ることに。ところが、夜中にジーナのベッドに男がやってきて、彼女に恋人がいることが判明。母親に恋人ができれば自分に過保護でなくなると考えたマイケルは、二人の仲を応援しようとするが…
Gina: So, he doesn’t like to know about that stuff. When he was twelve and I was seeing this guy, he built a BioDome in the backyard and he wouldn’t come out until I stopped dating him.
(ジーナ: マイケルはこういうことを知りたがらないのよ。12歳の時、私が男とつき合っていたら、マイケルは裏庭にバイオドームを作って、私が彼氏と別れるまで出てこなかった。)
Joey:What’s a BioDome?
(ジョーイ:バイオドームって何?)
Gina: It’s like a nerd fort.
(ジーナ:オタクの秘密基地みないなものよ。)


バイオドーム(Bio-Dome)とは、大きなドームの中に地球上の特定の自然環境を再現した施設のことです。そこに長期間こもって生活して、人間にどういう影響があるか実験するとかなんとか…よく憶えていませんが、90年代前半ごろだったか、環境問題にからんでけっこう話題になっていたような気が。科学少年だったマイケルは興味を持っていたのでしょう。

子供の頃、ダンボールとか積み上げて狭いスペースを囲って、そこにこもって遊んだりしませんでしたか?日本の子供はこういうのを「秘密基地」と呼びますが(多分TVのSF物の影響)、アメリカの子供は「砦 (fort)」と呼ぶようです(多分西部劇の影響)。「フレンズ」の第5シーズン7話でも、ジョーイがロスの荷物を使って「砦」を作っていましたね。

裏庭にこしらえて閉じこもったものを、普通の男の子なら「fort」と呼ぶところを、マイケルが「バイオドーム」と呼んだので、ジーナは呆れたのでしょう。

(2) ジョーイはオーディションでブライアン・マイケル・デイビッド・スコットという同年代の俳優と出会う。ジョーイはいろいろアドバイスしてくれるブライアンを信用するが、彼はジョーイをライバルと見なし、親切なフリをして様々な妨害を仕掛けていた。
Joey: You are awesome.
(ジョーイ:君はすごいな。)
Brian: No, I’m just Brian Michael David Scott, Joey.
(ブライアン:いいや、僕はただのブライアン・マイケル・デイビッド・スコットさ、ジョーイ。)
Joey: Hey, you added a “Joey!”
(ジョーイ:名前に「ジョーイ」もつけたのか!)


英語と日本語の語順の違いにより、訳しにくくなっているジョークのひとつ。

ジョーイの「ネメシス(天敵)」ことブライアン・マイケルの名前がどことなく変な感じがするのは、4つも名前があるのに、それが全部「よくあるファーストネーム」を並べたみたいで、メリハリがないからだと思います。(まあ、英語の名前のほとんどは、ファーストネーム・ラストネーム兼用できるのですけど。)だからジョーイが「あ、もう一つ加えたんだな」と思ってしまったのも無理もない…ことはないけど。

こんな長くて憶えにくい芸名、不利じゃないのかな〜。まあ、実際にもそういう俳優さんいますけどね。メアリー・エリザベス・マストラントニオとか、メアリー・ルイーズ・パーカーとか、メアリー・スチュワート・マスターソンとか。(なぜかメアリーが並んでしまった…)長くすることでかえって印象を強くする効果を狙っているのでしょうか。

たいていの場合、俳優はミドルネームをカットして、ファーストネームも愛称にした憶えやすい名前を芸名にしているようです。ジョーイも本名は「ジョゼフ・フランシス・トリビアーニ」だけど、芸名は「ジョーイ・トリビアーニ」にしているようです。

「フレンズ」第1シーズンではチャンドラーに騙されて芸名を「ジョセフ・スターリン」に変えようとしたこともありますけど、もう名前も売れたのでこのままで行くのでしょうね。頭に「サー」を加えることは考えているようですが(笑)。

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