ジョーイ Joey (第2シーズン) 今週の名台詞


*WOWOWで放映中のコメディ「ジョーイ」(第2シーズン)の各エピソードから、特に気に入った台詞を引用しつつ、エピソードガイドもどきを作ってゆきます。

ネタバレになっておりますので、なるべくそのエピソードを見てから読むことをお薦めします。

*カッコ内の訳は基本的に直訳なので、吹き替えの台詞とは違う場合があります。

Episode 1-2 Episode 3 Episode 4 Episode 5



Episode 1-2 Joey and the Big Break(「気がつけば…ジョーイ その後」+「…その後の後」)

(1) ジョーイ、アレックスと勢いで一夜を過ごしてしまい、その後で埋め合わせのために「ロマンティックなデート」をすることを提案する。
Alex: So, then we'll do it backwards.
(アレックス:そう、それじゃ、バックするわけね。)
Joey: No, Alex, we won't have sex at all this time.
(ジョーイ:違うよ、アレックス、今度はセックスは全然しないんだ。)
Alex: Backward timewise.
(アレックス:時間的にバックするってことよ。)


ジョーイに向かって"do it backwards"なんて言ったら、そりゃまあそう思うよな。アレックスの力をこめた"timewise"という言い方が、しみじみと可笑しいセリフ。

(2) ジーナ、ボビーのアシスタントになるが、先輩アシスタントのジェイソンは何も教えてくれない。
Gina: I'm a single mom and this job means so much to me.
(ジーナ:私、シングルマザーだから、私にとってこの仕事はとても大事なのよ。)
Jason: Oh, it's like "Elin Brockovich."
(ジェイソン:まあ、「エリン・ブロコビッチ」みたいね。)


「エリン・ブロコビッチ」は、ご存知ジュリア・ロバーツがアカデミー主演女優賞を受賞した映画の題名であり、ヒロインの名前です。

「エリン・ブロコビッチみたい」と言うと、褒めているように聞こえますが…実は、映画を見た人ならご存知のように、映画の初めの方で、失業中のシングルマザー・エリンはお金に困って、「何の技能も経験もないのに、弁護士の罪悪感につけこんで強引に自分を雇わせる」のですよね。

もちろん、エリンはその後、それを埋め合わせるために必死で頑張り、世のため人のためになる立派な成果を上げたわけで、だからこそ映画にもなっているのですけど。…でも、このシーンのジェイソン君は「強引に仕事をゲットする」という部分のことを言っているような気がします。(エリンと違って、ジーナはちゃんとスカウトされたんですけど。)

(3) マイケルは近所に引っ越して来た女優志願のジェナに「大物俳優のジョーイ」と間違われる。彼はジョーイになりすましてジェナと接近するが…
Joey: Are you telling me you're not a virgin anymore?
(ジョーイ:もう童貞じゃないってことか?)
Michael: Not above the belt I'm not.
(マイケル:ベルトから上は童貞じゃないよ。)
Joey: ...I don't know what it means.
(ジョーイ:…意味がわからない。)


いや、マイケルの言いたいことは、なんとなく分かるような気はするんですが…それは「童貞じゃない」とは言わんだろうよ。

(4) ジョーイは「ディープ・パウダー」を降ろされるが、最後の撮影でザックという売れない俳優と友だちになる。彼の「コネ」でケビン・スミスの映画のオーディションを受けようとするが…
A voice in Joey's head: Non, non, non. Take ze Perrier.
(ジョーイの頭の中の声:ノン、ノン、ノン。ペリエ〜をもらいなさ〜い。)


マイケルの弱気な言葉の影響を受けて、オーディションになると頭の中で「どうせダメだ」と言う声が聞こえるようになってしまったジョーイ。その声はどんどん増えて3人になり、しかも、1人はなぜかフランス人!

なぜフランス人なのか。誰にもわからない。ジョーイ本人にもわからない。(しかも、ジョーイのフランス語訛りのヘタクソなことといったら…)今回、一番笑った台詞でした。



Episode 3 Joey and the Spanking(「ジョーイのペンペンお仕置き法」)

(1) ジョーイは大作アクション映画の主役に抜擢されるが、共演のスター子役ケニーはワガママ放題。ベテラン俳優のロックウッドは彼に媚びまくり、ジョーイの立場は苦しくなる。
Gina: Joey, he’s a little kid, sounds to me that he doesn’t need his butt kicked. He needs someone to give him a good spanking.
(ジーナ:ジョーイ、相手は子供でしょう、マジでケンカしなくても。しっかりお尻を叩いてくれる人が必要なのよ。)
Joey: Gina, I’m not going to spank the kid.
(ジョーイ:ジーナ、おれはあの子のお尻を叩いたりしないよ。)
Gina: Why not? Mom used to spank us all the time, we turned out great!
(ジーナ:どうしてよ?ママはいつも私たちのお尻を叩いていたわ。みんな立派な大人になったじゃない!)
Michael: Oh really? Who’s my dad?
(マイケル:本当?僕のパパは誰?)
Gina: I’m working on it!
(ジーナ:調査中よ!)


実は私、ガキんちょが出てきてほのぼのな話はあまり好きではないので、そっちは放っておいてこの会話(笑)。

ジーナの言った"I'm working on it."(それは今やっているところ)というセリフは、いろんな意味に解釈できのですが、マイケルの「パパは?」というセリフから考えると、「まだ誰だかわからないが、調べているところ」という意味にとるしかないかと。(…20年間も?)

でも、たしかジーナは15歳で妊娠して、怒ったパパがボーイフレンドを脅して無理やり結婚させ、高校二年で離婚したのではなかったっけ…?その夫がマイケルの父親だと、はっきり判明しているわけではないのか!たしかに、立派な大人というにはちょっと…

(2) アレックスは屋上でのデート以来、ジョーイが忘れられない。ジーナは彼女のために、俳優を集めて恋人の「オーディション」をする。
Alex: I know it’s a bad idea and he’s totally not my type!
(アレックス:やめた方がいいって分かっているし、全然好みじゃないのに!)
Gina: You’re not his type.
(ジーナ:あんたもジョーイの好みじゃないわよ。)
Alex: What’s his type?
(アレックス:彼の好みって?)
Gina: Women he hasn’t slept with yet!
(ジーナ:まだ寝てない女!)


「好み」と「好き」とは違うというお話。ラブコメの法則では、女が男に「あなたなんか全然好みじゃない」と言ったら、その二人は100%の確率でラストで結ばれるのですが。



Episode 4 Joey and the Stuntman(「スタントマンだ!ジョーイ」)

(1) ジョーイは専属のスタントマンをつけてもらって、大はしゃぎで彼を連れ歩く。どんな無茶を言っても断らない彼に、調子に乗りすぎたジョーイは…
Joey: Hey Zach. Hey, we’re waering the same..Did I get fired already?!
(ジョーイ:よう、ザック。ヘイ、おれたち同じ服を…おれ、もうクビになったの?
Chuck: No, no. Joey, I’m Chuck. I’m your stuntman.
(チャック:ちがうよ、ジョーイ、おれはチャック、あなたのスタントマン。)
Joey: Oh! Just so you know, I wanted to do my own stunts but I didn’t wanna damage the merchandise.
(ジョーイ:そうか!ちなみに、おれは自分でスタントをやりたかったんだけど、商品(自分の顔を指す)を傷つけたくないから。)
Zach: No, no, no, no. It’s because you tried to beat up the make-up lady.
(ザック:ちがうだろ、メイクさんを投げ飛ばしちゃったからだよ。)
Joey: Trying to look cool in front my stuntman!
(ジョーイ:スタントマンの前でいいカッコしてるの!)


映画スターになってからちょっと天狗気味のジョーイですが、この「もうクビなの?」という言葉が、昔のジョーイぽくて可愛かったです。
(2) マイケルはジョーイの映画の記録係、アビーとデートする。口うるさいアビーが大嫌いなジョーイは、つき合いに反対する。
Joey: Hey! Jackie Chan! I knew we had to have something in common!
(ジョーイ:(アビーの家で、壁に飾ってある写真を見て)ヘイ!ジャッキー・チェン!おれたち、共通点あるじゃん!)


…と言って彼が駆け寄った写真の人物はダライ・ラマ。似てね〜(笑)東洋人ならみんな同じに見えるのか?

ジョーイの発言に呆れるアビーの表情は、なんというか非常に可愛くなくて、私はジョーイ同様この人があんまり好きじゃないのですが…いったいマイケルは彼女のどこに惹かれたのでしょうね。
(3) ジョーイとアレックスが買い物している写真がゴシップ記事に載ることになる。雑誌に二人の関係を聞かれたジョーイは、何と答えるかアレックスに考えてくれと言う。アレックスは悩みまくる。
Alex: I don’t know what to say about our relationship. If I say anything about romance, he’s going think I have feelings for him. But then again, if I say we’re just friends, we’re going to be permanently labeled as buddies and maybe I want him to think of us as something more than that. Maybe, maybe, I should just say ‘galpal’. Oh no, ‘kissy friend’?! Oh! “buddy date’?
(アレックス:私たちの関係って、何て言えばいいの。ロマンスとか何とか言ったら、彼に気があることがばれちゃう。でも、でも、ただの友人なんて言ったら、永久に友だちっていうレッテルを貼られてしまうし、もしかしたら私、それ以上に考えて欲しいと思っているかもしれないし…もしかして、「彼女で相棒」とか?だめね。「キスする仲の友だち?」ああ、「デート友だち」とか?)


ジョーイを好きになってうろたえているアレックスって、なんか可愛いなあ。ジーナもそう思っているようですが(笑)。



Episode 5 Joey and the House(「ボビーの怒り抑制セラピー」)

(1) アレックスは暴行で訴えられたボビーに「怒り抑制セラピー」を勧める。ジョーイのことでイライラしてマイケルに八つ当たりしてばかりのアレックスは、ボビーのセラピストに相談する。
Bobbie: I was having sex with Phil Collins. Right in the middle of it, I realized I was having sex with Phil Collins. And then, I just went bizzerk.
(ボビー:私、フィル・コリンズとセックスしてたのよ。その真っ最中に、自分がフィル・コリンズとセックスしていることに気づいたの。それで、もうカーッとなっちゃったのよ。)


フィル・コリンズのどこが悪い?(…と言っても、私は80年代の彼しか知らないのですが。あの頃から髪は薄かったけど…)

こういうセリフを聞くと、いつも思うのですが、こういうのって本人(この場合フィル・コリンズ)に了解を得ているのでしょうか?

「こういうセリフであなたの名前を使うつもりですけど、いいですか?」ときかれて、「いいよ〜」と言ったのなら、シャレの分かる人として、ちょっと見直すところなんですが。

(2) ジョーイは大作映画のギャラで得た金で家を買おうとする。ジョーイが浪費しすぎだと思っているジーナは家を買うのを妨害しようとするが…
Joey: No, it's the perfect combination of elegance with a disgusting past. It's me!
(ジョーイ:気品と恥ずかしい過去の完璧なコンビネーション。おれそのものだよ!)


買おうとしている家が、かつてポルノ映画の撮影に使われていたと知ったジョーイのセリフ。

そういえば、ジョーイも若い頃ポルノ映画に出ていましたね。(フレンズ第2シーズン4話)

ジョーイがスターになった現在、ファンの間では海賊版コピーが取引されていたりするのでしょうか。…ああ、でも、ポルノに出演と言っても、ジョーイ自身は「コピー機の修理人」としてコトを見ているだけなんでしたっけ。それじゃ高値はつかないな。

BACK