ジャック・オーブリー 指揮艦・乗艦一覧表

ジャック・オーブリー 指揮艦・乗艦一覧表(2) 11〜15巻(※注意:表自体がネタバレです!)

巻数 艦名 艦名の意味 種類・砲数 艦長 紹介 ネタバレ紹介
(読むときは反転して下さい)
(1)
Master and Commander
新鋭艦長、戦乱の海へ
ソフィー号
HMS Sophie
女性の名前 ブリック型スループ艦
14門(等級外)
ジャック・オーブリー スペイン製。オーブリーの初めての指揮艦にして、マチュリンが初めて軍医を勤めた艦。ずんぐりして小さく、特に優秀な艦ではないが、オーブリーはこよなく愛情を注いでいた。 砲撃力にして二倍以上のスペインのゼベック・フリゲート艦「カカフエゴ号」との一騎打ちで勝利し、その艦長と共に勇名を轟かせた。しかしその後、運悪くフランスの戦列艦隊に出くわし拿捕された。
(2)
Post Captain
勅任艦長への航海
チャーウェル号
HMS Charwell
オックスフォードにある川の名前 フリゲート艦
32門(5等級)
グリフィス オーブリーとマチュリンがジブラルタルから英国への帰路に乗客として乗った艦。 オーブリーとマチュリンはこの艦の上で和平成立を知る。その後二人は陸上生活を楽しもうとサセックスに屋敷を借りるが、そこで運命の女性に出会ったり、借金を背負ったりと大変なことに…
ロード・ネルソン号
Lord Nelson
同時代の海軍提督の名(説明不要) 東インド会社貿易船 スポッティスウッド オーブリーとマチュリンが再びジブラルタルから英国への帰路に乗客として乗った艦。 オーブリーはフランスを訪れていた時に英仏開戦したために熊に変装までしてスペインに脱出。熱病にかかってマチュリンの城で休養した後、ジブラルタルからこの艦に乗艦するが、一難去ってまた一難、フランス私掠船ベローヌ号の攻撃を受け、あわやの目に遭う。
ポリクレスト号
HMS Polychrest
「複数の先端を持つ」 スループ艦
(等級外)
ジャック・オーブリー かつて、とある秘密兵器を運搬するために建造され、その兵器がボツになったため普通の軍艦としてリサイクルされた艦。そのためにいろいろと普通と違う構造になっており、さすがのオーブリーも扱いかねる妙な癖を持っている。 必要以上に厳罰主義の副長パーカーのせいで(オーブリーがダイアナとの情事にうつつをぬかしていたせいもあるけど)、反乱寸前になる。フランスの港を攻撃する作戦の直前、オーブリーが全乗組員の前で演説を行って信頼を取り戻す。敵の港でファンシウラ号の拿捕に成功したが、同時にポリクレスト号は座礁し沈没した。
ライブリー号
HMS Lively
「生き生きとした、快活な」 フリゲート艦
38門(5等級)
ジャック・オーブリー(代理) オーブリー初のポストシップ(だが代理艦長)。前任(というか、本来の)艦長の教育が行き届き、艦も乗組員も航行性能抜群。アジア方面に長く行っていたので、中国人やマレー人の水夫が多く乗り組んでいる。カサンドラという名のアル中気味のサルがいる。 帆走に関しては優秀だが、実戦経験のないライブリー号をオーブリーが鍛える。対スペイン開戦直前、軍資金を積んだスペイン艦隊との海戦で大活躍。
(3)
HMS Surprise
特命航海、嵐のインド洋
ライブリー号
HMS Lively
「生き生きとした、快活な」 フリゲート艦
38門(5等級)
ジャック・オーブリー(代理) 前巻に引き続き代理艦長として指揮中。ツーロン港の封鎖任務についている。 封鎖任務を解かれた後、本来の艦長ハモンドを迎えにジブラルタルへ向う。途中、マチュリンが諜報活動中にフランス軍に捕らえられていることを知る。オーブリーは元海賊の中国人とマレー人の水兵たちを率いて救出に向う。
サプライズ号
HMS Surprise
「驚き」 フリゲート艦
28門(6等級)
ジャック・オーブリー フランス製。オーブリーがかつて士官候補生として乗り組んでいた想い出の艦。フォアトップマストのキャップには、彼が刻んだイニシャルが残っている。小さいが美しく丈夫で航行性能抜群、オーブリー最愛の艦。 マチュリンを無事救出した後、彼の上司サー・ジョセフのはからいによってオーブリーに与えられた。大使を東南アジアに送るという単純な任務だったが、これが波乱万丈の航海に。インド洋で東インド会社の中国貿易船団をフランス艦隊から救う。
(4)
The Mauritius Command
攻略せよ、要衝モーリシャス
ボーディシア号
HMS Boadicea
古代ローマ時代、ブリトン族の女王。ローマ支配に抵抗して戦ったが、破れて自殺した。 フリゲート艦
38門(5等級)
ジャック・オーブリー サプライズ号を離れてから陸で半給生活をしていたオーブリーに、マチュリンの推薦によってもたらされた艦。インド洋のモーリシャス群島をフランスから奪うという大作戦に艦隊旗艦として臨む。 オーブリーが初めてブロード・ペンダント(司令官旗)を揚げた艦。コモドー(艦隊司令官)になったオーブリーは、それぞれに問題のある部下の艦長たち(クロンファート、コーベット、ピム)や上官(バーティ提督)に悩まされながら、戦力に勝るフランス軍に挑むことに。元々優秀な艦をオーブリーがさらに鍛え、モーリシャス攻略に大活躍。
レゾナブル号
HMS
Raisonable
「理性のある」(フランス語) 戦列艦
64門(3等級)
エリオット、ジャック・オーブリー オーブリーがこれまで指揮した中では一番大きい艦だが、築50年のボロ。64門の砲を搭載しているが、斉射をしたらバラバラになりそうだし、ハリケーンに遭ったら確実に沈みそう。 オーブリーの率いる艦隊の中で唯一の戦列艦であった為、一時旗艦となるが、ハリケーンシーズンを迎えてオーブリーはレゾナブル号を喜望峰へ帰し、ボーディシア号に戻った。
(5)
Desolation Island
(荒涼島)
囚人護送艦、流刑大陸へ
レパード号
HMS Leopard
「豹」 戦列艦
50門(4等級)
ジャック・オーブリー 4巻に登場した時は「ボロ船レパード」と呼ばれ誰も欲しがらない艦と言われていたが、全面的な修理と補強を施され(と言うふれこみで)オーブリーの指揮艦になる。任務は、窮地に陥ったブライ艦長(あのバウンティ号の)を救うためにオーストラリアまで行くこと。しかし、艦に流刑囚を乗せて行くこと、特にその中に女囚が含まれていることに反発した彼は任務を蹴ろうとするが… 「スティーブンにウォンバットを見せてあげなくちゃ可哀想じゃないの!」というソフィーの一言で、ジャックは指揮を引き受けることに。しかし、疫病は発生するわ、ワークザームハイド号という巨大なオランダ艦に追われるわ、氷山にぶつかって船体に穴はあくは舵板を失うわ、大変な航海に。沈没寸前のレパード号は南極海の「荒涼島」と呼ばれる無人島に辿り着くが、そこでアメリカ船と遭遇する…
(6)
The Fortune of War
(戦争における運)
ボストン沖、決死の脱出行
レパード号
HMS Leopard
「豹」 戦列艦
50門(4等級)
ジャック・オーブリー 「荒涼島」でなんとか舵を修理し、オーストラリアへ辿り着いたが、ブライ艦長の一件は既に解決済みだった。ごく短いオーストラリア滞在の後、レパード号はボロボロの姿で(ウォンバットを乗せて)ジャワに到着する。
ラ・フレシュ号
HMS
La Fleche
「矢」(フランス語)
ヨーク オーブリーとマチュリンがジャワから英国への帰路に乗客として乗った艦。 南大西洋ブラジル沖で船火事を起こし爆発炎上。オーブリー、マチュリンら元レパード号の乗組員のボートは他のボートからもはぐれ、食料も水も尽きたまま漂流を続ける。
ジャワ号
HMS Java
東南アジアの地名 フリゲート艦
38門(5等級)
ハリー・ランバート 英国からボンベイへ向っていた艦。フランス製。(実在艦) 漂流していたオーブリーたちのボートをようやく救出した艦。しかし、まもなくアメリカ艦コンスティテューション号と遭遇、激しい海戦の末敗北する。この海戦に参加したオーブリーはマスケット銃弾により右腕に重傷を負う。
コンスティテューション号
USS
Constitution
「憲法」 フリゲート艦
44門(アメリカ海軍)
ハル アメリカ海軍の重量級フリゲート(実在艦)。英国海軍のフリゲートより強力。 ジャワ号の敗北によって捕虜となった二人は、コンスティテューション号に乗せられてボストンへ護送される。オーブリーは負傷が悪化、肺炎を起こして命にかかわるほどの容態に。コンスティテューション号の軍医の好意で、マチュリンはオーブリーを軍の病院より設備の良い精神科の療養所に入院させる。
シャノン号
HMS Shannon
アイルランド最大の河 フリゲート艦
38門(5等級)
フィリップ・ブローク ボストン港の封鎖任務についていた英国艦。艦長のフィリップ・ブロークはオーブリーの親戚で幼馴染。(実在艦) マチュリンはボストンで、ジョンソン(実は米国の大物諜報員)の愛人になっているダイアナと再会する。いろいろあってボストンを脱出した二人(+ダイアナ)は、ボートでシャノン号に辿り着く。ブローク艦長はボストン港に停泊中の米国軍艦チェサピーク号艦長に手紙を送り、一対一の海戦を挑む。オーブリーも参加する。
(7)
The Surgeon's Mate
未翻訳
(軍医助手、または軍医の友、または軍医の伴侶)
シャノン号
HMS Shannon
アイルランド最大の河 フリゲート艦
38門(5等級)
フィリップ・ブローク 米国海軍チェサピーク号との、たった15分間の激戦に勝利したシャノン号は、ハリファックスで熱狂的な歓迎を受けるが、ブローク艦長は重傷を負っていた。
ディリジェンス号
the Diligence
「勤勉」 郵便船 ジェイミー・ダルグリッシュ オーブリーとマチュリンがハリファックスから英国への帰路に乗客として乗った快速の郵便船。 マチュリンに機密書類と愛人(ダイアナ)を奪われて怒り心頭のジョンソンが雇った二隻の私掠船に追跡され、三人の英国への帰路は必死の逃避行となる。
アリエル号
HMS Ariel
天王星の衛星、またはシェイクスピアに登場する空気の精 スループ艦
18門(等級外)
ジャック・オーブリー バルト海での特別任務のため、一時的にオーブリーが指揮することになった艦。 バルト海の小島で英国軍の補給路を妨害しているカタロニア人部隊を説得し投降させるため、マチュリンが単独で乗り込むことになり、艦長にオーブリーを指名する。
オイディプス号
HMS Oedipus
ギリシア伝説の王 捕虜交換艦 ウィリアム・バビントン cartel(捕虜交換艦)とは、白旗を掲げて交戦中の敵国を往復し、捕虜を交換したり交渉提案を運んだりする艦のこと。 この艦の役回りを書いちゃうと、ホントにネタバレになっちゃうので…とりあえず止めときます。
(8)
The Ionian Mission
未翻訳
(イオニア海の任務)
ウースター号
HMS
Worcester
イングランドの地名 戦列艦
74門(3等級)
ジャック・オーブリー これまでオーブリーが指揮した中では最大の艦だが、腐敗した工廠で建造された「四十隻の泥棒」と呼ばれる不良艦の一隻。水はけが悪く、下部甲板のビームにカビが生えている。 退屈なツーロン港の封鎖任務中、音楽的才能に恵まれたウースターの乗組員は牧師のマーティン氏の指導で合唱隊を編成、「メサイア」を練習する。
サプライズ号
HMS Surprise
「驚き」 フリゲート艦
28門(6等級)
ジャック・オーブリー ウースター号が嵐で破損してドック入りになったので、オーブリーは再び最愛の艦サプライズ号を指揮することになる。 バビントン率いるスループ艦ドライアド号と共にイオニア海(ギリシア西岸)に赴いたサプライズ号。そこでオーブリーは、地元のイスラム教指導者の中から英国に協力的な者を選んで後援し、フランスの干渉を排除すると言う政治的かつ複雑な任務に挑む。
(9)
Treason's Harbour
未翻訳
(反逆の港)
ドロメダリー号
the Dromedary
「ヒトコブラクダ」 輸送艦 アレン 英国海軍の輸送艦。紅海に向うオーブリーの遠征軍をマルタ島からエジプトまで運ぶ。 フランス軍の軍資金(銀塊)を乗せたガレー船を拿捕する目的で、オーブリーは紅海へ向う。(当時はスエズ運河がないので、地中海からスエズ湾までは陸路です)
ニオベ号
the Niobe
ギリシア神話に登場する女性 東インド会社から徴用されているスループ艦 ジャック・オーブリー 紅海での任務のため、オーブリーが臨時に指揮した艦。 ニオベ号は目的のガレー船を沈める。サメのうようよしている海で、海中生物の観察のために買ったダイビング・ベルを利用し、マチュリンが銀を探すが…
サプライズ号
HMS Surprise
「驚き」 フリゲート艦
28門(6等級)
ジャック・オーブリー 紅海での任務の後、三度指揮をとることになったオーブリー最愛の艦。 フリゲート艦としては小さすぎて時代遅れになってしまったサプライズ号は、英国に戻されて取り壊されるか民間に払い下げられることになり、ジャックは嘆く。その前の「最期の任務」として、ジャックはサプライズを率いてザンブラ港(アルジェリア)へ向う。
(10)
The Far Side Of The World
(世界の向こう側)
南太平洋、波瀾の追撃戦
サプライズ号
HMS Surprise
「驚き」 フリゲート艦
28門(6等級)
ジャック・オーブリー 英国捕鯨船を妨害している米海軍フリゲート「ノーフォーク号」を止めるため、はるばる太平洋に向うサプライズ号。 サプライズ号はこの任務が終わるまで延命となる。艦内で痴情のもつれがあったり、座礁したり台風に遭ったり、海に落ちたりアマゾネスに会ったり(?)の波乱の航海の末、サプライズはついにノーフォークを発見する…

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