網膜光凝固術


 網膜光凝固術にはレーザーが用いられます。
 主に網膜の酸素不足を解消し、新生血管の発生を予防したり、すでに出現してしまった新生血管を減らしたりすることを目的として行います。
 治療後の視力は、多くの場合現状維持か、もしくは低下してしまうこともあります。
 この治療に関して大切なことは、今以上の網膜症の悪化を防ぐために行うのであって、決して元の状態に戻すために行うのではないということです。
 網膜光凝固術は早い時期であればかなり有効で、将来の失明予防のために大切な治療です。
レーザー(光凝固)治療を施行された目の奥(網膜)の写真
糖尿病網膜症は、糖尿病になってから数年から10年以上経過して発症するといわれていますが、かなり進行するまで自覚症状がない場合もあり、まだ見えるから大丈夫という自己判断は危険です。
糖尿病の人は目の症状がなくても定期的に眼科を受診し、眼底検査を受けるようにしましょう。


レーザー治療を行っているところ
レーザー治療の費用に関して レーザー治療の費用ですが、病気の種類によっては3割負担の方で、片目5万円あまりかかってしまうことがあります。1カ月に両目の治療をしたような場合、自己負担額が一定額を超えていたら高額医療費の請求が可能です。詳しくは、ご自身が加入している保険者窓口にご相談ください