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Liejuの
ロンドン滞在記 -- 2000年夏
〜歩くのが好きな人のために〜


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7/22(土)

朝、寒かった。Walesの首都、Cardiffへ。帰りに電車が遅れて、酷い目にあった。その記憶が強烈すぎて、Cardiffで何をしたんだか、さっぱり思い出せない。(笑)・・・でも、何とか思い出そう・・・。

結構朝早い時間に出掛けた記憶があるのだが(笑)、切符は別に予約もせずに当日券売場で「Same day round trip, please」と言ったら買えた。終末の日帰り当日券は結構割り引きがあるらしい。でも、往復は、アメリカだと“round trip”と言う気がするけど、こっちでは“return trip”なんだね。ロンドンから他の都市へ向かう列車に乗るのはかなり久しぶりで、かつ生まれて2回目! しかし、誰に聞いた訳でもないのに、何時何分のどこ行きの列車が何番線から出るのかは上の掲示板に出る、というのは何故か知っていて、前日に入手しておいた時刻表を握りしめて、私が乗りたい列車の最終目的地を確認。こっちではとにかく終点の駅名が重要だ。途中で止まる駅名もチェックしておいた方がいい。だって、それが合っていれば、自分が目的の列車に乗ったことが確認できるから。さて、列車の窓から見える景色は、丘陵で羊や牛や馬がのんびりと草を食べる姿ばかり。生きた牛を見るのも何年ぶりかなあ・・・などと感慨にふけっていたが、この後、どこに出掛けても同じような景色なので、ちょっと飽きてしまった。
バイリンガル 車中で何があったか、全く記憶なし。(笑) 順調にカーディフ駅に到着し、ホームに降り立ったら、噂通り何でも二カ国語で表示されていた。

まず、iマークのインフォメーション(観光案内所)に行き、使えそうな資料を物色。もちろん無料でもらえるものを狙う。親に出す絵葉書を買って切手も買う。英国(イングランド以外の地域もひっくるめて言う時は英国と表現したいと思います)は、日本と同じで、どこで切手を買っても定価だから安心。ついでにポストのある場所を聞いたら、タダで市内案内図をくれたので、それを持って歩くことにする。とりあえずカーディフ城へ向かって出発。
カーディフ城は平地に建っていた。日本で言えば、二条城とか江戸城のイメージか。(笑)(すごい逆光ですみません。これくらい天気が良かったってことで・・・。) カーディフ城 カーディフ城のガイド付きツアーに参加するつもりで到着したら、今日は夕方からなんとかというボーイズバンドのコンサートがあるので、ツアーは午前中だけだとのこと。私が最後の申込者で、締め切りにギリギリ間に合った。ホッ。色々な部屋を巡って充実していた。ガイドさんの英語は標準的だったように記憶している。

見学を終えて門から外に出ると、もう入城禁止になっていて、怒っている観光客が大勢いました・・・。

カーディフの繁華街1 インフォメーションからお城まで通った道は裏通りだったらしく、人通りはあまりなかったのだが、表通りに行ってみたらすごく人が多かった。天気の良い休日だから観光客も多いのだろう。とにかく暑い。昼に何を食べたのかも忘れてしまった。写真も撮ってないから大したものではなかったのだろう。博物館などを巡った後、病み上がりだし、鼻水もまだ止まらないから、早めに帰ろうと思い、駅に向かう。この間ずっと徒歩で済んだのは助かった。あまり人と話さなかったので、アクセントの違いで苦労もしなかった。 カーディフの繁華街2

のどかな駅のホームホームでロンドン行きの列車を待っていると、アナウンスが…。どうやら、電気系統の故障があってロンドン行きの列車は遅れます、と言っているらしい。しかし、まあ、その内来るだろうと思っていたら、アナウンスの内容が次第に深刻になっていって、これはまずいんじゃないか、と思い始める。それでもかなり待った後、アナウンスの内容がちっとも好転しないので、ついに駅の中のインフォメーションへ。他にも何人かがいて、それぞれに行きたい場所を告げて、代わりのルートを教えてもらっている。私も教えてもらった。○時○分発の列車で途中の駅(何とかBristolとかいう名前だったけど、もう忘れちゃった〜い!)まで行けば、その駅で◎時◎分発のPaddington行きの列車が接続するから、それに乗れば大丈夫、とのこと。なーんだ、簡単、簡単。最初から聞けば良かった〜と思って、指示通りに行動。他にも大勢が同じ行動を取る。しかーし!! 悪夢はまだ始まっていなかった・・・。

当然列車は大混雑。前に座った陽気なお姉さんが、「皆、ロンドンに行くんでしょ? まったく困ったわよね。私、この子(姪だそう)をロンドンに連れて行って、その後またカーディフで人と約束があるんだけど、このままだと間に合わないわ!」などと喋り続ける。辛うじてこの程度だけ理解出来た・・・。そう、生粋のウェールズっ子らしいのだ。これはすごいぞ。相づちも打っていいのかいけないのか判断が難しいくらいだ。(笑) あまりにもわからないと、これはもうBGMになっちゃいますね。・・・そんなこんなでCardiffから乗った列車は◎時◎分少し前、無事にBristol駅に到着。ロンドンへ急ぐ人達がどっと降りる。しかし、待っているはずの列車はないし、掲示板を見てもそれらしき列車の案内はない。これまた大勢で駅のインフォメーションに大移動。私が理解できたところによると、◎時◎分の列車はキャンセルされた!のだそうで、そのことをカーディフ駅のインフォメーションの人は知らなかった、とか・・・。おーい!!! 私が何より感動したのは、その説明をするお姉さんの実に堂々とした態度! これが日本なら、本音はどうであれ、「遅れて申し訳ございません、連絡が悪くて申し訳ございません、運休して申し訳ございません」という態度になるのが普通であろう。しかし、ここの人達の話しぶりからは、そういったニュアンスは微塵も感じられなかった! さすがだ!! しかし、そんなことに感心していられるのも、私が暇な旅人だから。約束がある人、後のスケジュールが詰まっている人は大変だよ。これが深夜の秋葉原駅で最終電車がキャンセルされたなんて場合だったらどうなると思います? まあ、まず駅員は無傷じゃ済まないわよね。駅長室とかも破壊されてるわよね。・・・こっちの人達の鉄道に対する考え方は、都内のバスに対する東京人の考え方と似ているのかな、とふと思った。バスは来たらラッキー、来なかったらアンラッキー、タクシー拾った途端に後ろからバスの姿が見えたらもっとアンラッキーっていうあの感じ。多分、あれです。(笑)

Bristol何とか駅は乗り換え駅だからそこそこに大きく、構内にトレイやちょっとしたレストランみたいなのもあった。寒くなってきたのでレストランでお茶でも飲もうかなと思ったら、その中はたばこの煙が充満。ふう。そんなこんなでロンドンに行く列車がやって来て、皆でごそごそと乗り込む。ああ、疲れた。空席をやっと見つけて座ろうとしたら、その横に座っていたのは、Cardiffからずっと一緒のおばちゃんだった。その人はロンドンの割と中心部に戻るのだそうで、私が、ハムステッドまで戻らなくちゃいけないんだけど、地下鉄が動いているか心配と言ったら、ロンドンの地下鉄や夜中過ぎまで走っているから大丈夫と教えてくれた。ホッ。

結局ハムステッドにたどり着いたのは午後11時過ぎ。この辺は最近特におしゃれなスポットになっていて、チャーリー宅の近くもパブやら怪しげなエスニック・レストランやらが賑わっていて、歩くのは怖くなかった。律儀に犬の散歩をしてから寝る。しつこいようだが、ああ、疲れた〜。

いや、それにしても、あな恐ろしや、英国の鉄道・・・。それでも懲りずに、明日も英国の鉄道でCanterburyへ行こうとしている私であった。


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