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Liejuの
ロンドン滞在記 -- 2000年夏
〜歩くのが好きな人のために〜


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8/13(日)

遠出旅行最後の日。日本語ガイド付きのバスツアーで、ストーンヘンジとバースにあるローマ時代の浴場跡へ。

ストーンヘンジに興味を持ったのも、英語史で古代イギリスの歴史をちょっとかじってから。日本語ガイド付きツアーにしたのは、(1)ストーンヘンジに列車で行くのは不便。駅からタクシーかローカル・バスに乗らなくてはいけないらしい。だったら、ロンドン市内から出るツアーに参加しよう。(2)考古学用語がいっぱい出てきたら、話が見えないなあ。お、日本語ガイド付きツアーがあるぞ。これに参加しようっと。という理由からでした。

日本人だけのツアーだと思ったら、バスにはアメリカ人観光客も! バイリンガルのガイドさんなのでした。そして、このガイドさん、日本に住んだことのあるイギリス人らしいんだけど、日本語は中途半端な関西訛りで、ジョークも“おやじギャグ”。笑えない・・・。さらに、英語の解説と日本語の解説の内容は明らかに違う。例えば、ハロッズの前を通った時、英語では王室御用達のプレートが外される予定だと説明したのに、日本語では王室御用達の話しかしなかった。私はこういうのは好きじゃないんですよね。情報は平等に分配しようよ! たとえその情報が誰かに不利な事実であっても。

さて、バスはどんどん走り、段々建物がなくなって、のどかな田園地帯を駆け抜けて行った。そして、ストーンヘンジに到着。観光バスがずらずら並んでいる。

Stonehenge

遠景。天気悪い。こんな日に降らなくてもいいのに。周りに建物の類が何もないので(当然だけど)、大きさがつかめず、あまり感動しなかった。 日曜日だからだろうけど、観光客がすごいのよ〜。誰もいない状態で、光の差し方によっては何らかのパワーを感じたかもしれないのだが・・・。やっぱり私はこういう物に対しては感受性が弱いことを実感。

団体だらけの中、時間も限られていて、殆ど駆け足状態で周囲を一周。考古学に興味を持っている父親用に、日本語のガイドブックを買う。寒くてトイレに2回も行きました。それなのに、バースに到着したら、もうトイレに行きたい。この頃はもう大粒の雨がすごく降っている。ガイドさんに先にトイレに行きたいのと言うと、Roman Baths Museumの中にしかないからと言われ、仕方なく入りオーディオガイドの機械を受け取り、それは無視してどんどんすっ飛ばしてまずトイレに行く。やれやれ。排泄行為が必要なくなったら、人間、どれだけ解放されるだろう。老人や病人の介護もずっと楽になるだろう、なんて、関係ないことまで考える。ここも大混雑。雨だから余計屋内が混んでいるのだろう。

日本人の女の子達が、オーディオガイドのナレーションの声をどこかで聞いた声だと騒いでいる。そりゃそうさ。エディンバラ城でもロンドン市内観光バスでも聞いた人の声だった。彼女達もどこかのオーディオガイドで聞いたに違いない。(その後、BBCの日本語教育番組でも再び彼の声を聞いたぞ。)日本語のナレーションが出来る人、あまりいないんですね。

Bath

昔の浴場。今もお湯が出ていて、確かに湯気が見えるし、近づくと暖かい。 水に触っちゃいけません。消毒されてないんだって。鉛が多く含まれているので、住民が鉛中毒になって、女性は不妊症になり、子供が生まれなくなって大変だったんだそうです。 博物館の上のファンシーなレストランThe Pump Room(ポンプ室)。水も試飲できます。でも有料!

パンに目がない私は、Sally Lunn's Houseというレストランで食べられて、お持ち帰りも出来るという、Sally Lunn Bunというパンを是非食べたいと思っていたので、昼食はSally Lunn's Houseと決めていた。(食べ物関係の調査は怠っていないのだった。)レストランの建物自体がバースで一番古い建物だそうで、地下には台所博物館もあるらしい。

雨の中、長蛇の列。私の前にアジア系(多分インド辺り)のカップルが並んでいて、ウェイターさんは私と込みで3人だと思っていたらしく、1人用のテーブルが空いてもなかなか声をかけてくれない。しばらくして、1人なんだけど、と言うと、ものすごく恐縮して、とても丁寧に応対してくれた。 パンをくり抜いた中にキドニーのシチューが入ったもの。(私はイギリスでしかお目にかかったことのない“ビーフ&キドニー・パイ”というのが大好物なのです。)美味。紅茶がまた美味。クリームが違うのかなあ。 デザートはアップルパイ。これも美味。横にあるのはクロッテッド・クリーム。油の塊ですが、これが美味しいの(;_;)

とにかく大雨。他の場所を観光する気にもなりゃしない。でも、バースはこじんまりとした、なかなか良さそうな街でした。のーんびり滞在するのに良いかもしれませんね。

そしてバスは雨の中を一路ロンドンへ向かう。外国生活が長いから日本語にいまいち自信がないチャーリーに「バイリンガル・ガイド、やれるよ!」とけしかける。ストーンヘンジはちょいと期待外れ。でも、バースは気に入りました。坂の感じとか建物の感じから、サンフランシスコを思い出しました。もっと天気のいい日に、たっぷり時間をかけて散策してみたいと思いました。ということで、今回の旅行での遠出はこれでおしまい。明日からはロンドン市内でやり残したことを焦って片づけることになりそうです。


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