update: H14.09.03
画像:Masdevallia in Orchid Swamp title
抜け穴(^^;)

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<マスデバリア(蘭の沼)のホームページへようこそ>
Wellcome to the Masdevallia in Orchid Swamp

 蘭の沼の分室、マスデバリアのページにようこそおいでくださいました。南米の高地に生息し続ける、この奇異な形の蘭達は、虫やハチ鳥ばかりではなく、人の心も捉えて離さぬ魔力を持っているように思えてなりません。そしてまた、美しきものほど、高地に生息しており、栽培が難しいという現実は、日本のような暑い夏と共に過ごさねばならない趣味家にとっては、何とも悩ましい現実であります。このホームページでは、マスデバリアに関する、栽培に役立つ情報をまとめ、その美しい姿態を納めた画像を掲載してゆく予定です。これからもマスデバリアファン(中毒?)のみなさんのお力を借りて、さらに充実させて行きたいと思っています。
Thank you for visiting the Masdevallia in Orchid Swamp webpage. These unusually shaped orchids grow in the highlands of South America, and attract not only insects and humming birds but people too! These orchids tease the growers; more beautiful species grow in high elevations, and thus are much more difficult to cultivate. The lowland species are much easier to grow, especially for us in Japan where the summer is hot and humid, but they are less colorful. I would like to share the information and photos of these wonderful Masdevallias I gathered with the help of fellow enthusiasts.


 現時点では、全原種約420種のうちの130余種を中心にまとめています。[原種一覧]をご覧下さい。コメントで文章の最後に「AOS…」と書かれた記事は、AOSの機関誌からの抜粋です。画像は、一覧の横にあるサムネイル画像をクリックすることで、640×480ドットの大きさでの画像を見ることができます。又、画像一覧では、画像データのある種だけのリストを表示します(交配種は未、フレーム表示でのみ対応)。現在、70余枚用意してあります。画像は、若干の修正を加えているため、本来の色などとは異なる部分もあるかも知れませんが、御容赦下さい。又、原種一覧のページは、かなり巨大なテキストと多数のサムネイル画像から出来ています。全部ダウンロードするまでに時間がかなりかかる可能性がありますが、御容赦下さい。

 交配種のページも作成しました。[交配種一覧]をごらん頂けると分かりますが、交配の親にはすべてリンクを張っています。テキストだけでもかなりの量ですので、あえて画像パーツは含めませんでした。将来、画像へのリンクを張って行く予定です(今は交配種の画像はありません)。人名は交配者ではなく、登録者を記しました。

 こちらに置いていた、AOSのカルチャーシートの邦訳版在米日本人向けに書かれた初心者向け栽培ガイドは、改訂して蘭の沼への誘いに移動しました。

 また、いつぞやのフォーラムの講演のメモを元に、Warm typeのマスデバリアの交配種に関するテキストを作成しましたので、ご覧下さい。

 I am sorry that I cannot provide the translations for all of the contents. However, you may find the genera list, hybrid list and some parts of the classification page useful. Suitable growing temperature is shown by the color of the bullet that proceeds the species name. You can find the photographs quickly from the photo list. Click on a thumbnail to display a larger version of the same photograph.


フレーム表示出来ない人の為の

* << 目次 >> *

[タイトル] [生育環境] [分類] [リンク集] [メール]

[原種一覧] [交配種一覧]

[画像ファイル一覧]
(フレーム表示でのみ対応)

[参考文献と謝辞]


マスデバリアの生育環境
(Environment for Culture)

温度(Temperature)

栽培の基本となる温度ですが、生息地域の高度などから推定することも出来ます。一覧では、大まかに3つに分け、それぞれの中間型を付加し、5種類に分類しています(大半はRhodehamel氏の文献を参考)。ものによっては、この生育温度以外のレンジでも育つものもあるのでは無いかと思いますが、7度〜25度の範囲を越えないように栽培するのが無難のようです。赤道近辺の高地に生息するものがほとんどですので、季節による温度差を必要とするものは少ないようですが、他の蘭同様、生育・開花の為には4.5度から9.5度程度の昼夜の温度差は必要のようです。
高温性(Warm type)
生育温度(Glow Temp.):昼(Day) 20-27 C, 夜(Night) 12-18 C 程度。
中高温性(Warm/Intermediate type)
生育温度(Glow Temp.):昼(Day) 17-24 C, 夜(Night) 10-15 C 程度。
中温性(Intermediate type)
生育温度(Glow Temp.):昼(Day) 13-20 C, 夜(Night) 9-13 C 程度。
中低温性(Intermediate/Cool type)
生育温度(Glow Temp.):昼(Day) 12-19 C, 夜(Night) 6-12 C 程度。
低温性(Cool type)
生育温度(Glow Temp.):昼(Day) 10-17 C, 夜(Night) 4-12 C 程度。

光(light)

6500〜15000Lx(ルクス)程度が適当(1 fc = 10.7639 Lx)。直射日光は避け、中等度の遮光が必要。蛍光灯などの人工光下での栽培も可能です。通常より強光(Masd.barlaeana、Masd.davisii、Masd.semiteresなど)、弱光を好む種もあるようです。

湿度(humidity)

75〜95%が適当と言われていますが、風の当たり方、温度、鉢・コンポスト次第で変化します。ただ、65%以下にしない方が無難のようです。空気の乾く季節(秋〜冬)や、空調を入れる場合には注意をしましょう。

風(Air movement)

適度な空気の動き(葉っぱが軽く動く程度)は必要です。でも、この為に空気が乾燥したり、コンポストが乾きすぎないように注意しましょう。

水やり(Watering)

常にコンポストが湿っている状態が良いようです。しかし、ほとんど雨の降らない地域に生息しているものもあり、過湿を嫌うものもあるようです。

肥料(Fertilization)

成長期には、4-6週おきに薄い液肥を与えます。成長しない時期、成長していないもの、株の状態が良くないものに肥料が禁忌なのは、他の蘭と同じです。

コンポスト・植え替え(Compost/Repot)

日本では、素焼き鉢に水苔が一般的です。風のあるところでは、鉢からの水分の気化蒸散に伴う根の温度低下が期待出来ますが、乾きすぎには注意しましょう。水苔は、常に濡れている状態を保つと劣化が激しくなります。傷んだ水苔と一緒に根が傷まないうちに植え替えたいものです。マスデは夏の温度の高い時期には成長しませんので、普通の蘭のように春に植え替えると、植え替えで傷んだ根が復活出来ずに枯れてしまいます。植え替えは秋から冬にかけての成長期に行うのが一般的です。しかし、冷房などにより常に適温を保てる環境であれば、水苔の劣化を指標に植え替えるのが良いようです。

AOS(American Orchid Society)のマスデバリア・ドラクラの栽培ガイドはこちらです。

マスデバリア属の分類
(Classification of The Masdevallia)

現在、約420種あると言われている。

subgen.Amanda
アマンダ亜属:5つの節が知られている。全部で約45種存在する。

subgen.Amanda sect.Amandae
アマンダ亜属アマンデー節:一花茎に3〜7輪の小さい花を同時に咲かせる多花性のマスデ。花は多くの点を持つものが多い。一部を除きエクアドルに分布する。Masd.amandaMasd.pachyuraMasd.polystictaが代表種。約28種。
subgen.Amanda sect.Fissae
アマンダ亜属フィッセー節:現在、3種とMasd.picturataの変異種で構成されている。一花茎に一つの花を付ける。Masd.picturataが代表種。
subgen.Amanda sect.Nideficae
アマンダ亜属ニディフィケ節:小型の株に小さな単花性の花を付ける。現在5種存在している。Masd.nidificaが代表種。
subgen.Amanda sect.Ophioglossae
アマンダ亜属オフィオグロッセ節:現在1(2?)種で、Masd.ophioglossaとその変種で構成されている。
subgen.Amanda sect.Pygmaeae
アマンダ亜属ピグマエア節:これも、小型の株に小さな単花性の花を付ける。Masd.anachaetaMasd.erinaceaが代表種。約6種。

subgen.Masdevallia
マスデバリア亜属:この属の大半がこの亜属に属する。12の節に分けられ、全部で約300種が含まれる。しかし、中間型も多く、はっきりと節を分ける事は難しいと言われている。

subgen.Masdevallia sect.Amaluzae
マスデバリア亜属アマルセ節:花茎は水平もしくは下垂する傾向がある。全般的に、小型の美しい株で栽培が容易なものが多いが、花の付き方から活着させて栽培するのが向いているようである。
subgen.Masdevallia sect.Aphanes
マスデバリア亜属アファネス節:花は連続して咲く。約6種。(Luerは省略?)
subgen.Masdevallia sect.Caudivolvulae
マスデバリア亜属カウディボルブレー節:コルクスクリュー状の特徴的な尾片が特徴的で同定は容易だが、栽培は難しい。Masd.caudivolvula1種のみである。
subgen.Masdevallia sect.Coriaceae subsect.Coriaceae
マスデバリア亜属コリアケー節コリアケー亜節:大きなグループである。花は単花性で、多肉質、悪臭を放つものもある。Masd.civilisMasd.coriaceaMasd.peristeriaが代表種。約42種。
subgen.Masdevallia sect.Coriaceae subsect.Durae
マスデバリア亜属コリアケー節デュレー亜節:小さいグループで、花は連続して咲く。Masd.ayabacanaが代表種。育てにくいものが多い。約5種。
subgen.Masdevallia sect.Cucullatae
マスデバリア亜属キュキュラテー節:頑強なものが多い。Masd.corniculataMasd.macruraが代表種。約7種。
subgen.Masdevallia sect.Ligiae
マスデバリア亜属リギエ節Masd.ligiae1種。自然交雑種?。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Caudatae
マスデバリア亜属マスデバリア節カウダテー亜節:よく広がった長い尾片を持つ花をつける大きなグループ。単花性、小型で栽培の容易なものが多い。いくつかの種は、マスデバリア属中最も美しい部類に属する。オスシランテス亜節に近いものもある。Masd.caudataMasd.prodigiosaMasd.triangularisが代表種。約37種。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Coccineae
マスデバリア亜属マスデバリア節コッキネー亜節:長い花茎にカラフルな花を一つ付ける。鑑賞価値の高いものが多い。いくつかのものは、開花させるのが難しい。Masd.amabilisMasd.coccineaMasd.veitchianaが代表種。約11種。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Masdevallia
マスデバリア亜属マスデバリア節マスデバリア亜節:多くの種を含むが、他のマスデバリア節の種もこのグループの近縁種である。単花性。ほとんどの株は小型、栽培容易で美しい花をつける。約75種。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Oscillantes
マスデバリア亜属マスデバリア節オスキランテス亜節:揺れるリップが特徴である。単花性で美しい花を咲かせる小さい種。Masd.wagenerianaが代表種。おおむね栽培容易。約19種。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Saltatrices
マスデバリア亜属マスデバリア節サルタトリケス亜節:管状に深く合着したセパルが特徴である。単花性。Masd.strobeliiMasd.ventriculariaが代表種。約21種。
subgen.Masdevallia sect.Masdevallia subsect.Tuburosae
マスデバリア亜属マスデバリア節トゥブローセー亜節:白〜黄色の花を咲かせるやや小型の株。単花性。約10種。
subgen.Masdevallia sect.Mentosae
マスデバリア亜属メントセー節Masd.mentosa、1種が知られている。栽培法はよく知られていない。
subgen.Masdevallia sect.Minutae
マスデバリア亜属ミヌーテー節:マスデバリア節との違いは、ペタルの形状と、一番花に続いて二番花が咲くことである。Masd.floribundaMasd.minutaMasd.wendlandianaが代表種。約22種。
subgen.Masdevallia sect.Polyanthae subsect.Alaticaules
マスデバリア亜属ポリアンセー節アラティカウレス亜節:大きなグループで、断面が3角形の花茎を持ち、花は連続して咲く。Masd.bicolorMasd.echoMasd.infractaMasd.tovarensisMasd.weberbaueriが代表種。約78種。
subgen.Masdevallia sect.Polyanthae subsect.Polyanthae
マスデバリア亜属ポリアンセー節ポリアンセー亜節:小さなグループで花茎の断面は丸い。約8種。
subgen.Masdevallia sect.Racemosae
マスデバリア亜属ラケモセー節Masd.racemosa、1種。匍匐する傾向がある。栽培難。
subgen.Masdevallia sect.Reichenbachianae subsect.Dentatae
マスデバリア亜属ライヘンバッキアネー節デンタテー亜節:4種、Masd.collinaが代表種。(Lureは省略?)
subgen.Masdevallia sect.Reichenbachianae subsect.Reichenbachianae
マスデバリア亜属ライヘンバッキアネー節ライヘンバッキアネー亜節:ほとんどが、中央アメリカからの種で構成されている。単花性もしくは2花性で連続して開花する。Masd.reichenbachianaMasd.striatellaが代表種。約10種。

subgen.Meleagris
メレアグリス亜属:広く開いた花が、連続して咲くのが特徴。外見はデリケートであり、1・2年以上栽培で生存させる事は困難と言われている。約9種。
subgen.Pelecaniceps
ペレカニケプス亜属Masd.pelecaniceps、1種。
subgen.Teagueia
ティーグイア亜属Masd.teaguei、1種。


リンク集
Web Links

特にクールなリンク集
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