学芸会

すえぞう 編

 

今年は、3年に1回の学芸会の年です。

すえぞうは3年生なので、3年生にして初めての学芸会となります。

うちの子どもたちは、いつも主役とかにはなれません。でも、

 

今の学芸会は、子どもにセリフが必ず一言はあるようにと、先生方は

いろいろと頭を悩ませているようです。

今回すえぞうの学年は「どろぼう学校」というお話しです。

ある日、すえぞうが言いました。

「おらぁ、セリフいっぱいあるんだよなぁ・・・。覚えるのが大変なんだなぁ・・・」

確か、すえぞうの役は「海賊NO.6」そんなにたくさんセリフがあるとは、思えません。すると、すえぞうは

「20個もあるんだなぁ・・・・」と言います。

台本を見ると、

ソロのセリフがふたつ。そして海賊団が声を揃えてのセリフが18個です。

すえぞうは家でも自己練習を始めました。これがおかしい!

お友達のセリフは、すえぞうの頭の中ですすんでいるので、いきなり

「世界一!!」

「すごい、宝物が・・・!!」

と叫んでいました。

   

さて、本番。驚きました。セリフがたくさんある。ということは、

それだけ舞台の上にいる時間も長いのです。 海賊団、じろちょう一家、こうもり団、ピンクパンサー・チーム、警察・・・そして、主役級のお友達。まるでみんなが主役のように、

舞台狭しと活躍していました。

そして、なにより、すえぞうがとても生き生きと演技をしていました。

 

   

つぐぞう 編

つぐぞうは6年生。最後の学芸会です。

演目は「べろだしチョンマ」という江戸時代のお話し。お百姓さんたちが年貢に苦しみ、

直訴した村長一家が皆殺しになってしまうという、とても悲しいお話しです。

初めて台本を見たときは、本当に驚きました。

「本当に、この話しを6年生の子どもたちが演じるのだろうか?」

貧しくて、身売りされてしまうシーンもあります。悲しいだけで、子どもたちはこの話しを理解して、演じることができるのだろうか?

つぐぞうの役はお役人。悪役ですね。

まず、幕が開くといきなり、つぐぞうのセリフです。

「いったい、どうなっているんだ?」

と、農民を責めます。そして退場。

そして、次のお役目は人手不足により、チョンマゲ姿で照明をやっていました。

そして、処刑台のシーンで農民に

「だまれ!!だまれ!!」

と、叫んでいました。

さて、当初はこんな暗い話しで「どうなることやら。」と思いましたが、

最後に場面が追加され、

「直訴したおかげで、年貢が軽くなった。命をなげだしたのは、無駄にはならなかった。」

と、救いのセリフがありました。私としては、水戸黄門の印籠でも出てきて、

「めでたし。めでたし。」となって欲しかったですけどね。

もっと、明るいお話しで、最後の学芸会を演じて欲しかったとは、今でも思いますが、

時には、シリアスなものに取り組む子どもたちを見るのも良いものだとも思いました。

演技に取り組む子どもたちは、本当に真剣そのものでした。


おまけ 


流し目 つぐぞう

 

戻る