GRUMMAN F8F-2 " BEARCAT "

グラマン社最後のレシプロ機となったのがこのF8F " ベアキャット " です。
しかし前作のF7F 同様、機体が完成した時には第二次大戦は終わっていたので、
日本機と戦うことは一度もありませんでした。
小柄の機体に搭載したプラット&ホイットニー R-2800 エンジンは、
高度8534m で719Km/hを記録し、世界最高のレシプロ戦闘機となりました。
これは当時のグラマン社の技術の高さを証明していると言えるでしょう。
でも朝鮮動乱ではF4U " コルセア " に活動の場を奪われたのです。
これは局地戦に於いて、圧倒的に武器搭載量の多いコルセアが選ばれたのは当然の事でしよう。
その後1951年のインドシナ戦で初めて実戦に参加したそうですが、
これもフランス空軍の近接支援機としてだったので、
大きな実績をあげることはなかったようです。
 

キットはテスター社の古いもので、
ルックス以外はちょっと首をかしげるようなディテールでした。
でもこの機を作った4〜5年前には1/48 のキットとしては唯一のものだったのです。
2年ほど前にようやくホビー・クラフト・カナダから
少しまともな1/48 のベアキャットが発売され、
このテスター機で苦労したようなスジ彫りを
やり直すような作業はやらなくて良くなったのが救いです。

モデルは1949年に海軍の予備役となり、
グレンヴィユウ基地に駐屯していた311スコードロンの機体を再現しています。
胴体の赤帯がグロッシー・シー・ブルーにうまくマッチして、
いいアクセントになっていると思います。