NORTH AMERICAN P-51 B " MUSTANG "


 

第二次大戦で最も優れた戦闘機といえばこの " ムスタング " の名前が
挙げられると思います。
ノース・アメリカン社は1934年に発足した新進の航空機会社で、
それまで実績のないちっぽけな三流メーカーでした。
このムスタングも当初は、ヨーロッパで戦争が勃発し航空兵力で劣っていたイギリスが、
アメリカの航空機を購入しなくてはならなくなり、
その結果ノース・アメリカン社に620機のムスタングを発注しました。
その後イギリスで色んなテストを行った結果、
高々度での性能があまり良くない事が判りました。
そこでエンジンをオリジナルのアリソン・エンジンから
実績のあるロールスロイス・マーリン・エンジンに交換してテストを行ったのですが、
驚くような高性能を示したのです。
イギリスの名機 " スピットファイア " にも搭載しているエンジンだけあって、
機体の設計が良ければ、当然この様な良い結果が出るという、いい例を示したと言えます。
後にアメリカ陸軍が採用したP-51にはパッカード社がライセンス生産した、
パッカード・マーリンというエンジンが搭載されました。
このP-51B は初期型のムスタングで、キャノピー及びキャノピー後方の作りが
後期のD型とは異なっています。
それにしてもアメリカ機らしからぬスマートなルックスには驚いてしまいますね。

作例はタミヤ製の1/48,P-51B " ムスタング "で、
抜群のプロポーションは他社のモデルとは一味違っています。
一昔前はモノグラムのキットしかなかったので多少の改造が必要でしが、
このタミヤのキットはストレートに組むだけでも充分の仕上がりを見せてくれます。
マーキングは第8航空軍、第4ファイター・グループ、
336ファイター・スコードロンのエース・パイロット、
ドン・S・ジェンタイルの乗機" Shangri-La " にしてみました。