REPUBLIC P-47 D " THUNDERBOLT 2 "


 

ヨーロッパ戦線でのサンダーボルトの活躍は、
レザーバック型のモデルの時にも少しだけ書きましたが、
このレザーバック型にも唯一の欠点がありました。
それはキャノピーの後ろがそのまま胴体につながっている為に、
後方視界があまり良くなかったのです。
それと枠の多いキャノピーもパイロットには不評でした。
そこでリパブリック社はそれらを考慮し、新型のサンダーボルトを完成させたのです。
バブル・キャノピー型と呼ばれたこの新型サンダーボルトは後方視界も改善され、
おまけにそれまで手動で行っていたキャノピーの開閉が電動式になったのです。
これらの新機構はパイロット達に多いに歓迎されました。
ヨーロッパ戦線の末期には対地上攻撃はサンダーボルト、
B-17 の護衛はP-51 ムスタングといったような機首設定がなされ、
それまで以上の成果を挙げました。
それにしても同じヨーロッパ戦線で活躍したと言え、
ムスタングのスマートなルックスに比べて、何と厳ついルックスなんでしょう。
でも何となくこのサンダーボルトの方がいかにもアメリカ機らしくて好きです。

作例のモデルはハセガワが数年前に発売した素晴らしいモデルで、
改造の余地がないぐらい完成度が高いものです。
塗装に関して、このバブル・キャノピー型は、
オリーブ・ドラブより無塗装のジュラルミンむき出しの方が似合っているので、
銀塗装に仕上げました。
マーキングは派手なノーズ・アートの似合うサンダーボルトなので
選ぶのに迷ったのですが、
第9航空軍509ファイター・スコードロン所属の機体にしました。