REPUBLIC P-47 D " THUNDERBOLT "


 

アメリカ陸軍航空隊の重戦闘機として、
主にヨーロッパ戦線で活躍したのがこの " サンダーボルト " です。
運動力は P 51 " ムスタング " に敵いませんが、
重武装を含めたパワーは圧倒的な破壊力を持ち、
対地攻撃にはこのサンダーボルトに軍配が上がります。
特にノルマンディ攻略後、ドイツ国内への地上攻撃には欠かせない機種になりました。
このサンダーボルトを最初に装備したのは第8航空軍の第56戦闘大隊で、
通称56FG と呼ばれています。
この56FG からは多くのエース・パイロットが生まれていて、
初代司令官のハブ・ゼムケ、デイブ・シリング、フランシス・ガブレスキー、
ウォーカー・マフリン、ロバート・ジョンソンといった強者達がそうです。
写真などを見た限り彼らにサンダーボルトは欠かせないし、
サンダーボルトじゃあなかったら、あのようなハイ・スコアは挙げれなかったかも知れません。

作例のキットは昔のオオタキ( 現アリイ ) のものですが、
細部を除いては今でも充分に通用するキットだと思います。
僕はこのレザーバック・タイプのサンダーボルトが好きで、
海軍のグラマン・ヘルキャットに共通した、アメリカならではの戦闘機のような気がします。
主翼下面に懸架しているM10 ロケット・ランチャーなどは、
さぞかし地上車両攻撃に威力を発揮したことでしょう。
塗装は陸軍機の標準塗装であった上面オリーブ・ドラブ、下面ニュートラル・グレーで、
パネル・ラインに少しだけスミ入れし、最後に軽くドライ・ブラシして汚してあります。
マーキングに関しては、何分エースの多い機種なので迷ったのですが、
56FG の中ではエース・パイロットではありませんが、
アンソニー・キャバロの乗機 " El Diablo " に決めました。