第三回 クラレンス・ホワイト


 
 

クラレンス・ホワイトについては、
" イサト・とおく " でこれまでに何度も紹介してきました。
僕にとっては特別なギタリストで、
今だにアイドルなのだと以前にも書いた事があります。
ジーン・パースンズの話や、彼の多くの友人達の話によると、
とても魅力のある人物だったのは間違いないようです。
彼のギター・スタイルはワン・アンド・オンリーというか、
誰も真似の出来ないもので、単なるフラット・ピッカーじゃあないのです。
絶妙なトーン・コントロールや独特なリズム・センスが全てを物語っていて、
後の名だたる多くのフラット・ピッカー達とは格が違うと言えます。
彼がバーズや多くのスタジオ・ワークから学んだであろう、
ポップやロックのフィーリングは、
それこそクラレンス・スタイルの重要なカギを握っているような気がするのです。
だから彼のフレージングで使われるブルーノートは本物だと言えるのです。
 


 

以前. " イサト・とおく " でも紹介した1962年にホーム・レコーディングされたアルバムが
この " 33 Acoustic Guitar Instrumentals "で、
最新のデジタル・マスタリングにより驚くほどクリアーなサウンドに仕上がり、
つい最近にレコーディングされたんじゃあないかと間違うほどです。
でも39年前のレコーディングだし、
その当時のクラレンスのギター・プレイに間違いないのです。
一口に39年前と言ってもピンと来ませんが、
39年前の日本の音楽状況を思い浮かべると、ただただ
驚くばかりです。



 
 

Clarence White

" 33 Acoustic Guitar Instrumentals "

Sierra Records  SZCD 26023-2



 

1. Wildwood Flower,  2. Master's Bouquet
3. Bury Me Beneath The Willow, 4. Black Mountain Rag
5. Billy In The Low Ground, 6. I'm So Happy
7. He Will Set Your Fields On Fire, 8. Sugarfoot Rag
9. Nine Pound Hammer, 10. Cripple Creek
11. Under The Double Eagle, 12. Farewell Blues
13. I Am A Pilgrim, 14. Country Boy Rock & Roll
15. Forsaken Love, 16. False Hearted Lover
17. Black Jack Davy, 18. Banks Of The Ohio
19. Jimmy Brown The Newsboy, 20. Sally Goodin
21. Buckin' Mule, 22. Shady Grove, 23. Pike County Breakdown
24. Old Joe Clark, 25. Arkansas Traveller
26. Footprints in The Snow, 27. In The Pines
28. Journey's End, 29. Pretty Polly, 30. Cotton Eyed Joe
31. Clinch Mountain Backstep, 32. Randy Lynn Rag
33. Mandolin Medley