第七回 ダン・シュワルツ


 
 

以前、CDショップでナラダ・レーベルからリリースされた
マスター・オブ・アコースティック・ギターというオムニバス・アルバムを入手した。
このアルバムは1997年にリリースされていて、
新旧14人のアコースティック・ギタリスト達が1曲ずつプレイしている
サンプラー的なアルバムである。
中にはリオ・カッキ、エリック・ジョンソン、ドン・ロス、エド・ガーハード、
プレストン・リード、アンドリュウ・ヨーク、ビリー・マクラグリン
といった知名度のあるギタリスト達もいるが、
初めて聞く名前のギタリストが何人か居たのである。
その一人がこのダン・シュワルツで、" Sad Little Girl "
というタイトルのオリジナル・ピースをプレイしている。
僕は表現力豊かな彼のプレイが気に入り、他の楽曲も聞いてみたくなったのだが、
ソロ・アルバムを入手出来ないまま彼のことを忘れてしまっていた。
そして昨年の秋にたまたまビリー・マクラグリンが来日していたので、
彼に会いに行ったところ、何とビリーのサポート・スタッフとして
ダン・シュワルツが同行していたのである。
年齢は判らないがビリー・マクラグリンと同じミネアポリス在住のギタリストで、
1992年にウィスコンシンの音楽学校に入学し、
ジョン・ストロープスという有名なギター・インストラクターから
フィンガー・スタイル・ギターについて学んだそうだ。
1994年には同学校の奨学生の資格競争で
見事トップの成績を勝ち取ったという。
 


 

1997年にはデビュー・アルバム " The Art of Making Fire " をリリースし、
同アルバムがミネソタ・ミュージック・アカデミーの
 " ギタリスト・オブ・ザ・イアー " にノミネイトされたそうだ。
このファースト・アルバムはヴォーカル中心に構成されているが、
3曲のギター・ソロがフィーチュアーされている。
又、ヴォーカル曲も素晴らしく、何処かの国の弾き語りシンガー達に
彼のギター・ワークを聴いて欲しいとつい思ってしまった。

そんな事もあってナラダ・レーベルにも認められ、
上記のオムニバス・アルバムにもフィーチュアーされたようだ。
それにしてもミネアポリスという町はギタリストの宝庫のような町で、
僕の知っているだけでもリオ・カッキ、プレストン・リード、
ビリー・マクラグリン、ディーン・マグロー、ティム・スパークスといった
5人の素晴らしいギタリスト達がこの町を拠点にして活動している。


Dan Schwartz

" The Art of Making Fire "

Peacefire Productions  PFP 1625-2



 
 

  1. All These Things
  2. Dancing Inside of Me
  3. Sad Little Girl
  4. The Art of Making Fire
  5. Imagine
  6. Face The Sun
  7. Overturn My Table
  8. Yalta
  9. Fresh Coat of Paint
10. Joyride





ダン・シュワルツに興味のある方は彼のホームページ
をチエックしてみて下さい。
http://www.danschwartz.net