訳者後書

いやぁ、映画って本当に良いものですね。と、似てない物真似は放っておいて、
 ENCOUNTER とは「出会い」「遭遇」の他「対峙」「対決」等、多くの意味を
含んだ言葉で、この作品を見事に表していると思います。         

この作品が出来るまでの経歴をメールのやり取りからも抜粋して、編集しました。
スタッフからの挨拶やおまけ画像もありますので最後までお見逃しなきよう。 

MAKING OF ENCOUNTER

まず、助監督からテキストファイルで送られて来た作品に目を通しました。  

BRAVO!!                        

しかし、感動して一読者に終わるわけにはいきません。監督としてこの作品を 
ネットで閲覧できるようにしなければならないのです。           
まず、読みやすい適当なところで改行とENTERキーを数回押したところでつれな 
いエラーメッセージ「メモリの容量が不足しています」そりゃ、そうだ。この 
作品は全部で57キロバイト。文章だけで57KBですよ。恐るべしっ!助監督!
まず2つに分けて改行作業を終え、読みやすいところでファイルを五つに分割 
しました。                               
戦艦の描写が本格的なので、図を入れて説明しようと思って資料を紐解くと、 
帆の名称が微妙に違う。気になったので、助監督への給料(貧乏撮影所なので 
現物支給、つまりは天然危険物の本)を支給する際に資料のコピーを送り、帆 
の名称は図で解説したいという旨を添えて送りました。すると…       

 「資料有り難うございます、実は送信直後、「カティーサークはクリッパー 
だろがー!」と唐突に気付いたもののもはや後の祭りかと脂汗を絞っておりま 
した…熟読の上、適宜訂正部分と内容を送らせていただきます。戦闘時の位置 
関係を考える際、頭の中の映像はかの有名なティークリッパーだったという粗 
忽者。戦闘シーンの、判ってついている嘘(ベンの頭を銃弾が掠めるシーンで 
すとか。本当なら脳震盪で戦闘指揮どころじゃ無かったはず)は兎も角、これ 
はいけませんよね。ご指摘有り難うございます。」             

 図らずも、訂正を求めてしまった鬼監督。それでも、助監督はめげずに訂正 
箇所をメールで送ってくれました。                    

助監督から後書に送られた薀蓄は、後書のみに収めるのは勿体ないほど資料に 
裏打ちされたしっかりした文章だったので、資料館の「賊の定義」に掲載しま 
した。                                 


きくひともじ助監督より挨拶

 とりあえず小心者の遠吠え。                      

1.この話はあくまでもフィクションです。戦闘シーンや帆船の操作について、
大法螺ぶっこいてる部分がございます。                  

2.煙草は二十歳になってから。喫煙が緩慢な自殺という一面を持つことは否 
定できない事実です。                          
 よし言った!ということで厳しいつっこみはご容赦下さいませ。特に2番目 
は、喫煙歴10年を超える奴が言っても説得力に乏しいことこの上ありません 
が。                                                                    

それと、ランス君は馬上槍のランスから採った名前だったりします。あの後、 
唯一帰る場所があった彼は海軍に送ってもらって帰国、長じてからは実戦経験 
者ならではの腹の据わりようで、異例の若さで騎士叙任をうけますが、権力闘 
争に巻き込まれてぬれぎぬを着せられ、処刑寸前で逃亡して海賊になります。 
後の赤髪海賊団のボウシ君。…ここまで好き放題やっていいのかな。     
 赤髪海賊団での彼の主なポジションは渉外担当と考えております。アウトロ 
ウの世界より余程えげつない国政の一端に関わる予定で教育を受けた人ですの 
で、にっこり笑って人を切る、端倪すべからざるタフ・ネゴシエーターです。 
二つ名を無陥鎧のランス。                        

きくひともじ助監督への感想メールはこちらからどうぞ
おまけ 天然危険物作 ヒナ嬢に連れて行かれたベンはこうなりました…。
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