訳者後書
 ハーデス、アーレス、ギリシャ神話に出てくる面々を懐かしいと思うのは聖闘志星矢世代の私だけでしょうか?
ただし、かの漫画がアニメ化されたのは私が中学生(年がばれるわ…)時代でしたっけ。少女漫画なら「アリー
ズ」を読んでらした方はギリシャ神話にお詳しいのでは。                                                 

 ギリシャ神話設定には少々訂正事項があります。まず、レテ河の水については記憶がなくなる効果以外は全く
のデタラメを書いてます。信じないで下さい。                                                           
 ゼウスは長兄のイメージがありますが、実は末子。彼らの父クロノス(土星)は自分が父を殺したことから、
自分もまた我が子に殺されると呪いの予言を受けました。そこでクロノスは妻が子を産む度に我が子を飲み込み
続けます。最後に石とすり替えられて難を逃れた末子のゼウスが父を倒し、飲まれた兄姉たちを助けたのでした。
故にハデスとポセイドンはゼウスの兄なのです。(この辺は皆様もご存じとは思いますが、念の為)           
 詳しくは書きませんでしたが、私の脳内ではゼウス=ロジャー、ポセイドン=白髭、へパイストス=Dr.ペガ
パンク、とキャスティングされてました。                                                               

 ちなみに、ギリシャ神話の中で正式な結婚をしているのはゼウスとヘラだけ(クロノスら先代については不明)
なんだそうです。作中ではポセイドンの妻をエウリュアレーとしていますが、正しくは跡継ぎの母、大奥で言う
なら御腹様、御部屋様みたいな位置づけ? また、デメテルの娘ペルセポネーは母が女神の仕事を放棄しないよ
うに春夏秋は地上で過ごし、冬の間だけ冥界に行くので、正式な結婚と認められないのでしょうか。ギリシャ人
の結婚概念がいまいち分かりません。世界史もやっておけば良かったなぁ。(高校時代は日本史か世界史の二者
択一だったので)菊一文字助監督に質問すればスパッと心地良くお答え頂けるんですが…。お元気でしょうか。
熊本は遠いなぁ…(遠い目)                                                                          
 ギリシャ神話のペルセポネーの嫁入り騒動を私が訳すとこうなります。この後二人の女神たちの陰謀で、ペル
セポネーは冥界の者になってしまうわけですが、子離れできない母親に夫をつけねらう間男、ペルセポネーの苦
難に満ちた結婚生活を書くことまでは出来そうにありません。可哀想すぎる…。                            

 この話を考えたのは「どんなに面白い話もいつかは終わってしまうんだろうけど、終わってほしくない。
どこかに続いて欲しい」そんな願望が一番影響してると思います。原作でシャンクスやベックマンの過去が空か
されるのは何年先のことやら…映画でも良いからやってくれないかなぁ。                                  

補足用語解説:「クピド」とはキューピッドの読み方を変えただけです、はい。どこかで、そう表記されてるの
        を読んだことがあります。発音的に正しいかは不明です。                

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