訳者後書 まず最初に何故「訳者」などと名乗るのかと申しますと、登場人物を自分で作ったわけでは ないのだと己に言い聞かせる為に、パロディ分野では自分のことを「訳者」とさせていただき ます。パロディというのは人それぞれに原作を解釈して出来る一種の翻訳と私は考えています。 この話は、頭の良い人ランキングでベンとクロが並んだときに「黒髪だし、デコが似てるし、 頭が良いという共通点・・・ひょっとして、異母兄弟?!」と思ったわけです。 「だからってだな・・・」 二人のツッコミが聞こえてきそうですね。 最初は軽いギャグのつもりで思いついたのに、三年計画の原因とあいまって段々と重苦しい 話へと変化していきました。あそこまで根性腐るからには、何か余程のことがあったに違いな いと憶測したらこんな方向に、参ったな。 作中の「ファーブニル号」は北欧神話の「竜」という言葉から由来しています。 また、タイトルは岩合光昭氏の猫の写真集 BLUES CAT からつけました。 この作品(訳品)を書き上げてから、クロの必殺技「杓死」が「猫も杓子も」にひっかけて ネーミングされていたのだと気が付いた。遅い、遅すぎるぞ、天然危険物! なんとなくクロの片思いっぽい話になってしまいました。この話は GOLDEN DAWN DAY とは、 無関係でパラレルのつもりです。つなげようと思えば出来ますが、今回は「過ち」ということ にして下さい。