1月5日早朝、目を覚ますと部屋には花の香りが充満していました。水栽培で 育てていたヒヤシンスが満開に近い状態で咲いていたのです。部屋の留守を桜色 の花に任せ、大阪に向けて出発。東の空高くに明けの明星が輝いていました。 新幹線のプラットホームに、今朝は同類の皆様の姿が見えないなあ、と思って いたら並んだ列の前に空のカートが…第一コミケ人発見! 私は愛知県T駅から乗るのですが、必ずと言って良いほど第一コミケ人を発見 します。中には、新幹線の中で製本準備を(色紙を折る程度ですが)する人たち もいたりして… いつも通りの混雑を進み、十時前には何とか会場に。スペースに着くと、私の 荷物と暖かそうなマフラーとミネラルウォーターが。きくひともじ助監督が先に 到着していました。まずは年始のご挨拶を交わしてから、準備にかかりました。 今回は王様堂本を2種預かって販売するにあたり、1スペースでどうやって並 べようかと悩んでいたのですが、たまたま角席だった為か横のスペースはどうや ら空席の模様。ラッキー♪と即座に空きスペースを占領(おいおい、1スペース 分しか参加費払ってないのに)。おかげさまで、堂々とシュガーミルク様のA4 版「SCANDROUS BLUE」を展示(しかもスタンドポップアップ)出来ました。 そこへ王様堂の副こと狼之介様が登場し、やはり新年の挨拶を交わしました。 狼様のいるというホールに目を遣ると、向こうには暖房で陽炎が…。こっちだけ 寒いのは何故? 目の前では大手に並ぶ列が膨れ上がっていきます。私たちのスペース前を大手 列に阻まれて「参ったな」と思った矢先、スタッフが並びを整理して道を空けて くれました。いつぞやの二の舞にならなくて済みました。 しかし、小さな不幸が2つ。一つはナースマン副の一部破損。もう一つは、指 輪(自作の純銀もの)を落としたこと。ま、こんなこともあるさ…。 5時に朝食を済ませた私は11時には空腹になってしまい、大阪駅で購入した 「昔ながらのおにぎり(4個入り・お茶付き)」を食べ始めました。一人なら4 個入りは多すぎるので買わないのですが、今回は助監督と分けられるので心置き なく買い、二人で半分こでの昼食でした。 次回作についての打ち合わせ(単なるお喋りとも言う)をしながら、お客様を 待ちました。王様堂の本は注目の的、ナース副も負けてはいません。またもや、 「これ欲しいなあ」とナースマン副はご指名されました。 ネガ様にまたもご来訪頂き、差し入れまで頂きました。ありがとうございます。 繪璃様の「もうイベントは辞めてしまうんですか?」一言に胸が詰まって、上 手く返事が出来ませんでした。辞めたくないんです。しばらく休みますが、ほと ぼりが冷めたら、また来たいです。お客様と直接会って話をするのは一番の楽し みですから。 今回はイベントだけでなく、大阪オフ会にも参加。同人を始めて二年足らずで 知人も少なく、作家さんと飲むなんてことは他所様の同人誌で読んだだけでした。 わくわくするけれど、緊張もします。 オフ会の参加費を払おうと思うものの、誰がどなたかさっぱり…と思っている と豹柄のふかふかコートが目の前を過ぎりました。確か、オフ会の檀様は豹柄コ ートで参加と聞いていたので、ふらふらと後を尾行して本部に辿り着けました。 豹柄のふかふかコート、暖かいだけでなく目印としても優れものだと思います。 偶々その場に豪傑母様は留守とのことで、縄張りに戻って待つことに。 そして、豪傑母様が白のゴージャスロング丈チャイナでご登場。イベント会場 は寒かったのでコートを外せず、完全にご披露とはいきませんでした。 オフ会メンバー様を含むお客様に王様堂をプチ布教しましたよ、ミル姉さん。 オフ会の集合時間に合わせて店じまいを済ませ、集合場所へ。 集まった所でホテルハイアットのロビーへ移動して混雑が引くまでしばし待つ ことにしました。その間にネガ様ご一行と再会して、オフ会メンバーと談話しま した。しかし、待てども待てども行列は一向になくならないどころか、さらに長 くなっていくのです。私は今まで早めの撤収で3時を過ぎるまでには会場を出て いたので、大阪の真の混雑を知らずにいたようです。お…、驚いたぁ。すると、 今までの私はうまいこと混雑をすり抜けていた方だったのかも…。 イベント会場内での交通整理は大阪に軍配が上がりますが、イベント会場まで の交通は東京に軍配が上がりますね。 オフ会メンバーは、電車での移動を諦めタクシーを割り勘することに決定しま した。ホテルを出たところで運良くタクシーをキャッチ。走行中にタクシー乗り 場でも長蛇の列が出来ているのが見えました。一歩間違えていたら、予約してい た会場までたどり着けなかったかもしれません。 宴会メンバーは、幹事の豪傑母様、副幹事の上総あやめ様、檀様、りっち ゃん様、七薬カンナ様、藤原悌佳様、と私と助監督の8人。 宴の参加者全員に幹事の豪傑母様より記念品として本がプレゼントされました。 良いでしょー。 宴の内容は、シャンクスのフィギュアを見ることから始まって、おかしな話か ら、真面目な話、アヤシイ話とピンからキリまで。中でも一番印象に残っている のは、こんな会話。 ゾロの「俺は神に祈ったことはねえ」発言に納得できないとの意見が出て激論 になりました。 「あの台詞には違和感あるんですよ。ゾロはそんなキャラじゃない」 「いや、くいなのことが心の底にあるからじゃないですか?」 「神じゃなくて仏を信じてるのかも」 Oh, My Buddah! 鶴の一声に場内大爆笑!この宴の発言MVPは「りっちゃん」 様にあげたいなと思いました。 後日に判明したことなのですが、宴で助監督はかなり酔っていたと言うのです。 確かにウィスキーとか飲んでたけど口調はしっかりしてたし、夏の大阪での様子 と大して変りはなかったので、「お酒に強いんだな、助監督。あれだけ飲んでも 素面だ。なんで酔っ払わないんだろう。つまみが煙草だから?」と私は思ってま した。そうか、酔ってたのかぁ。気付かなんだ…。 かくいう私は下戸で、サワー1杯で体中ぽかぽかに。考えてみたらお酒を飲ん だのは昨年11月以来で一年は飲んでませんでした。自営業手伝いになってから 飲みにいく機会がめっきり減ったなあ。 なぜか時間と飲み残しに厳しい梅田のつぼ八で、2時間はあっという間に過ぎ ました。 梅田駅まで送って頂き、私と助監督とりっちゃん様の三人は新幹線に乗るべく 新大阪駅へ。助監督は博多行きに、私とりっちゃん様は名古屋方面のひかりに乗 って帰路に着きました。ホームは混雑していましたが、運良く座席は獲得。 車内で過ごすこと数十分後、私の体温がまたも急上昇。体中ぽっかぽか。 「なんか…、今頃酔いが回ってきたようで…」 「そんなに面白い飲み方をしましたか?」 特に変な飲み方はしていません。何類だ?私。 途中新幹線が雪の為に遅れているとのアナウンスが流れました。ですが、名古 屋に着いてみると、たったの11分の差。遅れたうちには入りませんなと、名古 屋駅でお別れしました。 車窓からは分からなかったんですが、外は結構吹雪いていました。名古屋のJ R高島屋の緑色のライトに染まる吹雪が記憶に残っています。それもこだまに乗 り替えるとすぐに雪は止んでしまい、遅れは更に縮まって最終的には4分程度の 差になりました。地元の空はシリウスをはじめ冬の星々が輝いていました。 イベントレポートは私の都合によりしばらくお休みになります。私が再び参加 出来るのはいつの日か。私のイベントレポを楽しみにしているというお客様も少 なくないようです。売れない時も多く、正直辛いと思ったこともありました。け れど、遠方でイベントに参加できない方々やサークル参加のことは知らないお客 様にイベント体験談を伝えられた事を考えると、今までの参加は決して無駄では なかったと思います。 今回のレポートタイトルをFFとしたのはファイナルと言いながら十作も続い ている某ゲームにあやかってのネーミングです。シャーロック・ホームズやウル トラマンだって帰還した。わたしもHPを更新しながら、イベント復活をもくろ んでいこうと思っています。