海賊の資料を調べていたら、海賊の剣はカトラスという種類で陸で使用するものとは異なると書いてあった。 カトラス、綴りはCUTLASまたはCUTLASS。狭い船上、刀身は幅広で船内で使う為に短めに出来ているとのことだった。 しかし、書いてあるのはただ短いというだけで、何センチぐらいという具体的な記述が無かった。
そこで写真を定規で測り その比率を調べてみた。柄を1とすると刀身は7。柄が大人の男が片手で握るだけの短さとして、 全長は(あくまで推定だが)75cmから85cmだろう。
フェンシングの剣は3種類、フルーレが110cm以下、エペは全長不明だが刀身90cm、 サーブルは105cm。これらに比べると確かに短い。他に日本刀とも比べてみたかったのだが手元の 資料には刃に関する記事は豊富でも、平均的な長さについては何も記されていなかった。 そこで、自宅にあった木刀を計測したところ、大110cm、小90cm。やはりカトラスよりは長い。 海賊が狙う宝というのは基本的に狭い船室内にあるわけだから、実用性に従い刀は短くなる。 ということは、ワンピの登場人物は船乗りにあるまじき得物の長さということに…?いや、待てよ。ミホークは舟ごと切るから、剣は長くていい。ゾロは当初海賊ではなく剣豪を目指しているのだからこれも可。 たしぎは海軍として海賊を捕まえることが目的。ヨサクとジョニーは賞金稼ぎで海賊を以下同文。 別に何も間違ってませんね。つまらないことを突っ込んだ私が悪うございました。
小人閑居にして不善を為すとはまさにこのこと。
後日、英和辞典で綴りを確認したところ、船乗りが使った幅広で反り身の剣、という定義だった。 その図に従ったのが左、海賊の資料では右のような剣の写真が載っていた。どっちが正しいのかと 考えたが、海賊によって微妙に異なるのだろう、多分。