FLYING DUTCH MAN、船乗りにはとても縁起の悪いこの人。「さまよえるオランダ人」 と言えば、ああどこかで聞いた覚えがあると思う人も。 幽霊船の船長とされるこのオランダ人、神への不敬で罰されて船が嵐に巻き込まれ たところ、神に謝るどころか神を恨むばかり、結局彼はキリスト教曰くの最後の審 判の日まで終わることのない苦痛の航海をしなければならなくなったと言う。しか し、何ゆえオランダ人なのかは分からない。 この「さまよえるオランダ人」に出会うと、その船までとばっちりをくらってしま うというのが、なんとも恐ろしいところ。積んでる水や酒が腐ったりする、計器が 壊れるなど、とにかくひどい目にあってしまうということで船乗りから恐れられて いる。何でも、喜望峰岬(アフリカ大陸最南端)で見えるとか見えないとか。 現在フライングダッチマンと言うと、飛行機会社の会員クラブのポイントサービス、 他にも前回の世界水泳大会でそう呼ばれていた選手もいたような気がする。 DUTCH と名が付く言葉には良くない響きが多い。GO DUTCH は割り勘、DUTCH UNCLE とはズケズケ遠慮なしに口うるさく批評する人を意味する。(ピー○さんチェック もひょっとしてDUTCH UNCLE?)英国がオランダと海洋貿易でライバルとしてしのぎ を削っていた頃の名残なのだろうか。でも、オランダ人は別に悪くないと思うし、 ダッチと呼ばれるものが全て悪い意味でもない。ダッチコーヒーは水出しコーヒー。 水で時間をかけて入れるコーヒーで、美味しいです。他にも、アウトドアで重宝さ れている鍋ダッチオーブン等。 また、ダッチワイフとは藤籠製の抱き枕と辞書に載ってました。網状に編まれてい て夏の蒸し暑い夜に抱いて使うと体を涼しく保てる便利グッズ。日本では竹夫人の 呼び名があります。しかし、何故に夫人なんでしょうか。 そこから転じて、代用人形の意味に使われたと思われます。何の代用なのかって? それは聞かないお約束。