訳者後書
 タイトルはラム酒の名前の語源と云われている西インド諸島の言葉で「興奮」
を意味します。(西インド諸島の所在地はカリブ海はキューバの近く、インド 
と名が付いているのは発見者コロンブスの思い込みのせいだ)        
 ラムは蒸留酒でアルコール度数が高いけれど、75%は高すぎでは?とお酒 
に詳しい方は思ったかもしれません。ですが、アルコール75%のラムは実在 
します。馴染みの酒屋さんから、何らかの理由で封が切れてしまっていたとい 
うことで無料で頂いてしまいました。下戸揃いの我が家ではアップルパイに、 
チョコレートの香り付けにと専ら製菓用に活躍してます。銘は「ロンリコ」パ 
ープルラベルと呼ばれるもので、産地はプエルトリコ(これまたキューバの近 
くの島)。知ってる人はお菓子に使うなんて勿体ないと思うかも…。     

さてお待たせしました。「下の口から飲む」とは?解説しよう!       
(またもやタイムボカン風に)言わなくても皆様分かっていらっしゃるとは思 
いますが、ずばり「肛門から」と言う意味です。口と肛門は体内からの粘膜が 
露出したもので構造は同じものです。(身も蓋もない…)          
 でも酒が飲めるのか?実は可能なんです。腸は吸収器官です。直腸、大腸は 
アルコールを吸収します。口から飲むよりも早く体にまわります。胃を痛めず 
に済むという利点も考えられますね。                   
 しかし、こんな方法で酒を飲む奴がいるのか?実はいたんです。古代マヤ人 
たちはアルコールをより効率よく吸収するため浣腸して摂取していたそうです。
なぜそうまでして酔いたかったのだ?マヤ人…。              
 この疑問にはきくひともじ助監督が答えてくれました。マヤ文明は高地にあ 
ってバクテリアや菌が少ない環境の為にアルコールに発酵させること自体が至 
難の業であったたため、僅かのアルコールで酩酊する為には手段を選ばなかっ 
たのではないか…と。                          
 嗜好飲料と言うよりはトランス状態になって神託を得る為に使う麻薬物質と 
しての扱いだったのかも。旧文明にはそういったことが多い。ギリシアの神託 
はお香のように何かの植物を焚き、巫女はその煙を吸ってラリッた状態で神託 
を受けたという例もある。ただ、ヴィーナスの巫女は娼婦を兼業していたとい 
う話もありましたっけ…。                        
 マヤ人が、腸がアルコールを吸収することをどうやって知り得たのか、あれ 
これと疑問は残りますが、考古学はロビンちゃんに任せましょう。      

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