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1.【Virtual TV Game】
2.【A Space Invader】
3.【肝臓】
4.【ヴァーチャル箸袋】
5.【Virtual TV Game 改】
6.【燃えろ!引っ越し21】
7.【プレステソフトつく〜る・プロフェッショナルエディション】new
8.【電車にGO!】new

次々世代ゲームレビュー
2001.10.27
 
【Virtual TV Game】
<TVゲーム・シミュレーション・PS>

バーチャルTVゲーム開発画面
▲画面は開発中のもの(提供:SCE)

バーチャルな世界と現実との境をうち砕く野心作。

TVゲームをする人間が主人公であり、プレーヤーはTVゲームの中のTVゲームを操作しなければならない。
これまでのRPG・シューティング等における「ゲームだからどうせ死なない」といった、主人公と自分との乖離はここにはない。いつの間にかゲームの中の世界に入り込んでしまうことが、それを裏付けている。
さて、ゲームの進行だが、まずは14型TVで2Dピンポンゲームの試練を受ける。あまりにシンプルな画面での単純な一人壁打ちに、プレーヤーはプレーヤーを操作しているのか自分がプレーしているのか、やがてわからなくなることだろう。そしてブロック崩し。ポイントがある程度貯まったら、(ゲーム内の)TVモニターをすかさず29型にグレードアップすることを奨める。現実感が増すし、より細かくなったゲームデザインに対応する必要があるからだ。この時、決して「これ、ゲームをただ画面小さくしてやってるだけなんじゃ・・・」などと懐疑心を芽生えさせてはならない。
最後にプレーヤーを待つのは大画面PDP(プラズマ・ディスプレー)による、あのゲーム・・・おっと、これは秘密にしておこう。(藤原)

by nope

次々世代ゲームレビュー・2
2001.10.29
 
【A Space Invader】
<シューティング・PS>

さかさまインベーダー
▲画面は開発中(おおげさ)のもの

「ア・スペースインベーダー」とは、「一匹の侵略者」の意。
名作「スペースインベーダー」の敵の一匹の立場で地球を侵略するゲーム。
画面は、ちょうどスペースインベーダーを逆さまにしたようなイメージだ。プレーヤーは、何列もの編隊を構成するインベーダー達の中の一匹を操る。操る、とはいえ、インベーダー達の秩序を乱すことは御法度、みんなと一緒にじりじり動くことしかできない。稀に、意志とは無関係な弾を撃つことができる。
インベーダーは好きなものを随時選べる。初心者は恐らく、最も派手なUFOを選ぶと想像するが、暇が多くてお奨めできない。やはり最前列の一番端、最も危険な奴を選んで欲しい。一瞬にして死ぬ儚さ、長期戦の後の「ナゴヤ撃ち」での一騎打ち、このゲームの醍醐味はこれに尽きる。(藤原)

by nope

次々世代ゲームレビュー・3
2001.10.29
 
【肝臓】
<臓器シミュレーション・PS>

肝臓ゲーム
▲画面は開発中のもの

肝臓になりきるゲーム。マニアに絶賛された前作「胃」を超えるマゾヒスティック・ワークシミュレーションと、早くも業界の評価は高い。
とにかくひたすら、グリコーゲンを合成する、アセトアルデヒドを分解するといった作業を、超美麗3Dグラフィックス分子モデルを操作し、こなしていく。肝臓の持ち主(ここでは主人と表現される)が亡くなるとゲーム・オーバー。特に目標もない。
単純だが、イベントは盛り沢山だ。正月・新年会に始まり、クリスマス・忘年会に至るまで、過酷な仕事が次々と舞い込み、死ぬまで繰り返す。もちろん、「沈黙の臓器」ゆえ(前作にあった「きりきり攻撃」「しくしく泣き」といった)主人に文句を言うコマンドは皆無。・・・流れ続けるBGM「バラクーダ・ヒットメドレー」に、あなたは耐えられるか?!(山岡)

by nope

次々世代ゲームレビュー・4
2001.11.06
 
【ヴァーチャル箸袋】
<3Dモデリングシミュレーションお絵かき・PS>

箸袋お絵かき
▲画面は開発中のもの

次々世代ゲームならではの、非常に贅沢な、超・趣味趣味お絵かきゲーム。
さびれた食堂で一人注文の品を待つ客、という設定で、待っている間ひたすら箸袋に落書きをする。用意された描画ツールは、テーブルの端に置かれたアンケート記入用のちびた鉛筆一本だ。さんざん時間を潰した挙げ句、店員がとうとう来たような気配がした瞬間、ゲームオーバー。開発リーダー山本氏が「ゴドーを待ちながら、がモチーフ」と語る作品には、どことなく哲学の香りも漂う。
更に画期的なのは、お絵かきソフト史上初めてキャンバス(箸袋)を自由自在に変形できること。端から三角に折る・蛇腹に折る・箸置きを作る・ただちぎるなど、箸袋で現実にできると思われることは全て可能、しかも高速。スキルを上げ、多連の折り鶴に挑戦するのもいいだろう。(藤原)

by nope

次々世代ゲームレビュー・5
2001.11.17
 
【Virtual TV Game 改】
<TVゲーム・シミュレーション・PS>

重くてすいません・・
▲この間は、ただ見るだけ(視点切り替え可)

前述のVirtual TV Gameの改良版。
発売前、社内外から「このゲームには意味がない」等の罵倒を受け、開発チームが一念発起、仮想現実に更に磨きをかけた意欲作。
ゲームの中でゲームをする人を操作する、という概念は同じだが、オープニングに「他人がやっているのを後ろで待つ」という新たなステージを追加。スタートからしばらくの間、プレーヤーは自分で操作することができず、ただ指をくわえて見ることしかできない。これが、ゲームへのモチベーションを、ぐっと引き上げることに成功している。「他人」は選択可能。「ともだち」ならば約30分、「かあさん」になると約2時間、自分にゲームをやらせてくれない。もちろん、「かあさん」が終わった後に勝ち取る自由(=コントローラー)は、格別だ。(藤原)

by nope

次々世代ゲームレビュー・6
2001.11.23
 
【燃えろ!引っ越し21】
<3D実体験アクション・PS>

タンスにコード
▲これは何でしょう(ゲームの画面ではない)

引っ越しアルバイト実体験ゲーム。
アーケード版の設置をことごとく断られ、一時は開発中止の声も出たが、今回は執念の家庭用でのリリースとなった。
とにかく圧巻は、付属の箪笥型コントローラー(写真)だろう。全部並べると二間を超える大きさに、まず圧倒されるが、それだけではない。「なんでこんなに重いんだ」と文句を言いたくなるくらい重いのは、中に何やら沢山詰まっているから。しかも、少しでも手前に傾けようものなら、一斉に引き出しが滑り出る、扉が開く、もう泣くしかない。これを抱え、足踏みすることで、画面上のタンスを移動させ、アルバイト料を稼いでいく。
気になる価格は58,000円と通常の10倍。これを高いとみるか安いとみるかは、ユーザーが判断する以前の問題。なにせ、中に何か詰まっているものだから、通常の箪笥としては使用できない。購入時は必ず配送(引越便利用)で、もちろん配送料は別途負担しなければならない。「昔は苦学生だったが、就職して花開き、金持ちになったが、趣味のゴルフもそろそろ飽きた。昔の苦労を懐かしく思い出しつつ、筋力トレーニングに励みたい」という人におすすめ。(山岡)

by nope

次々世代ゲームレビュー・7
2003.06.01
 
【プレステソフトつく〜る・プロフェッショナルエディション】
<ゲーム作成ゲーム・PS>


自分でソフトを作ることができる「つく〜る」シリーズの決定版。市販ソフトと比べても遜色ないオリジナルPS2用ソフトが作成可能というから驚きだ。これ一本でFF並の本格RPGから3Dシューティングゲームまで、あらゆるゲームを作ることができる。ただし、オプションの専用PC(38万円)・専用グラフィックソフトセット(45万円)・専用プログラムエディタ(17万円)・開発に関わる情報料(500万円)等を揃える必要があり、また、個別に長期間の秘密保持契約を結ばされるなど、初心者にはやや敷居が高い。(このソフト本体に何が入っているのかは謎。)とはいえ、優秀なソフトができた暁には、その知的所有権を販売元に委譲することを条件に最高1万円で買い取ってもらえるチャンスもあり、久々に無欲な創作意欲を刺激するソフトと言える。(高岡)

by nope

次々世代ゲームレビュー・8
2003.06.01
 
【電車にGO!】
<シミュレーション・PS>


一言で表すと、電車を敵にまわすゲーム。かの人気ゲーム「電車でGO!オンライン版」の仮想現実をあらゆる手段でか混乱させよう。誰もが少年時代、線路に石を置いたらどうなるか、そんなワクワク感を求めたことがあるはず。本ゲームを手にすれば、実際にやった人も、怖くてできなかった人も、仮想現実であの日の思いを甦らせることができる。もちろん、踏切を折る・架線を切断する・その他考えられる限りの運行妨害を用意。そして最後は・・。ムシャクシャした時、人生の判断を誤った時、大切な人に裏切られた時、あなたも仮想現実の電車に、GO。(山岡) 注:現在出荷停止中

by nope