9. 減速方法


停止する時のガソリン消費を考えてみました。今、時速50kmで一定速度で走行しており、250m先の信号 が赤に変わったとします。
1)すぐにアクセルから足を離してNで惰性走行し30m手前からフットブレーキ(図1、マゼンタ色)。
2)180m手前からエンジンブレーキ(燃料カット)、20 km/hを切ると燃料カットが解除され、最後にフットブレーキで停止(黄色)。
3)そのまま走って50m手前からフットブレーキで停止(ブレーキをかけると25km/hまでは燃料カット)(青色)。


この場合、それぞれの消費燃料は、1) 5.48 mL 2) 4.18 mL 3) 9.81 mL  となりました。エンジンブレーキをうまく使うことにより、消費が5.6 mLおさえられています。減速する前の速度が高くなるほど、この差は急激に大きくなります。試算では100km/hからだと最大で40 mL、80km/hで26 mLの差がついてきます。

ア クセルオフで燃料カットになるのは1500rpm以上の場合(Stream iL)で、エアコンやヘッドライトなど電気を使っている場合にはこの限界の回転数が高くなるので、夏場や夜間は燃料カットされないケースが多くなります。 また、マニュアルで早めに5速にシフトアップして60km/h程度で走行する場合も回転数は1300rmpと低いのでアクセルオフではエンジンブレーキが かかりません(燃料カットされません)。また、ATで走ると、47-48km/hで3速から4速へシフトアップされます。このまま、このあたりの速度で 走っていると、回転数が1500rpmないのでアクセルオフでも燃料カットされません。このケースは結構多いと感じます。

ち なみに、燃料カットでどれほど走れるかを示したのが図2です。1回でとったデータではなく、多くのケースをつなぎ合わせたものです。時速60kmから だと約300m、100kmからだと、1km近く走れます。急ブレーキで停止すると、これだけ走れるはずのところを無駄にするということになります。

また、Nレンジで惰性走行した場合のシミュレーションが図3です。時速60kmからだと約900m、100kmからだと2km以上走ってしまいます。ほんとかな?



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