37.国のストリーム


ストリームは2001年の夏前くらいから英国でも販売が始まったと記憶しています。カタログを見ていて英国での燃費 が非常に悪いことに気づきました。調べてみると、英国の燃費は日本と測定方法が違い、3種類の燃費が公表されていることがわかりました。

1.市街地モード:やはりシャーシーの上で測定されるようですが、10-15燃費測定と大きく違うのはコールドスタートという点です。 エンジンが冷えた状態からの測定ですので、暖機にかかる消費も勘定にはいり、燃費は悪くなります。加速、一定速度、減速、アイドリングの組み合わせで、最 高速度は時速50キロ、で平均速度時速19キロです。4kmくらい走ります。早い話、チョイ乗り燃費です。

2.郊外モード:市街地燃費測定に続いて測定されます。最高速度時速120キロ、平均は時速63キロで7kmくらい走ります。信号ストップのない郊外を走る状況です。

3.1と2のトータル燃費。

下表にはストリーム2000ccの5速オートマチックの燃費を示します(表示は日本式に変換)。比較のために、他の2000ccの車として、プレマシーとCR-Vの燃費を示します。ストリー ムの市街地モード燃費は7.9km/L、10-15燃費14.2km/Lと比べるとずいぶん悪いです。おまけに、どの車も市街地モード燃費はほぼ同じです。郊 外モード燃費は、ストリームは非常にいいので、5速の威力もあるのでしょうか。

10-15モード燃費のときと同じく、自分のデータから燃費を計算すると、市街地モード7.9 km/L、郊外モード14.0 km/Lとかなり近い値になりました。こうなってくると、どうして10-15モード燃費は極めて低い数値しかでてこないのかやっぱり不思議です。

英国の車雑誌で3列シート車の特集がありました。ストリームが総合評価でトップ(クラス別ですが)でした。ハンドリングがkeenだと褒められていました。 日本の評論家は日本車よりも欧州車を高く評価する傾向があるので、違和感があります。どこの国も評論家は自虐的なのか?それとも輸出用の車はしっかり作られているのか?それでも、販売は思わしくなかったらしく、いつの まにか英国ホンダのラインアップからストリームは落ちていました。


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