14.ハイオクガソリン
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ストリームiLのエンジンはハイオク仕様でないため、ハイオクガソリンを使って
も燃費にほとんど影響はないはずです。車メーカのHPでは、そのように書かれていますが、最近の石油メーカの宣伝ではやや効果のあるようなこともうたわれ
ています。これはガソリンそのものというよりも、添加物による効果のようですが。 ただし、ハイオクガソリンは芳香族を多く含むため、密度がやや大きくなるようです。また、炭化水素の質量あたりの発熱量はあまり変わらないので、体積基準の燃費は少し上がってもよいようにも思えます。 給油のさいに50Lほどハイオクガソリンを入れました。Stream iLは満タンで55Lとされていますから、タンク内で混じった後ハイオクガソリンの割合は90%程度となります。10L程度消費した後からいくつか測定を してみました。 60km/h、5速で走行した時の燃費は19.5km/Lと
なりました。レギュラーガソリンの場合も平均19.5
km/hでしたので、偶然にも同じ値となりました。 さらに図2には加速時の燃料消費を示します。回転数2000そこそこでゆっくり50km/hまで加速したときの消費 を示します。赤色はレギュラーガソリンで、緑色がハイオクガソリンを使用したものです。まったく同じように踏めないので途中経過は少しず れていますが、最終的にレギュラーは32.8mL、ハイオクは32.2mLの消費です。ややハイオクガソリンのほうがいいのですが、これくらいだと差があ るとはいえないでしょう。 図3は走行暖機時の燃料消費です。赤色はレギュラーガソリン、緑色がハイオクガソリンです。55-56mLの消費です が、ややハイオクガソリンのほうが多いです。しかし、この差は条件が完全に一致しないためと考えてよいでしょう。 以上まとめると、レギュラーガソリン仕様のエンジンでハイオクガソリンを使っても燃費は変わらない、もしくは向上するとしても1%程度
といったところでしょうか。しかし、密度は1%以上ハイオクのほうが高いようなので、この結果は少し注意したほうがよいかもしれません。燃料の発熱量が変わると燃費計のパラメータの補正が必要なのかもしれませんが、満タン時に計算される燃費を見ても、何ともいえない数値です。 少なくとも、レギュラーガソリンとの価格差を考えると、経済的にはお得にはなりません。 |
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