19.マニュアルモード


ストリームiLはマニュアルモードでギアチェンジできます。おもしろいので一時 多用していましたが、これは燃費を低下させるようです。60km/hで走行できる1.9kmの区間(周囲の車の流れがあるので一定速度ではないがノンス トップ)での燃費をときどき測定していますが、オート(D)のまま4速で走った場合の平均燃費が、18.3 km/L (プラスマイナス 0.3)です。一方、マニュアル4速で走ると17.0 km/Lでした。明らかに燃費は悪くなっています。

図1は50km/hでマニュアル(M)で走行しているときにオート(D)にもどした時の伝達効率の変化を示します。オートでは96%、 マニュアルでは89%というように、マニュアルではロックアップがされてないのではないかと思います。インジケータの緑LEDも点灯していませ ん。

もう少しわかりやすくするために、図2には4速での速度とエンジン回転数との関係を示します。黄色の線はエンジンからタイヤまでが直結 されたと仮定して、エンジン回転数から計算した速度です。ギア比とタイヤ直径などから求まります。オレンジ色はマニュアルモード、水色はオートモードの場 合の結果です。マニュアルモードの場合には伝達効率が落ちるために、エンジンの回転がそのままタイヤの回転に反映されておらず、伝達ロスがオートモードよ りも大きくなります。同じエンジン回転数の時で比較すると、速度は4km/hくらい小さくなっています。

ホンダのHPにはマニュアルモードで運転してみようというシミュレーションまでありましたが、燃費は悪くなります。フルモデルチェンジでは継続採用はなかったようです。


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