41.違いは?


ガソリンスタンドにはいろいろな石油会社のものがあります。スタンドを持たない製油だけの会社もありますし、特定の石油会社の油を売ってないスタンドもあります。石油会社の違いによってガソ リンは異なるのでしょうか?ネットには○○のガソリンは燃費がいいとか悪いといった書き込みもあります。少なくとも原油にも多少違いがあるだろうし、製造設備も同じようなものを使っていても多少の違いがあるはずです。化学分析はできない し、わけ分からないので、実際に燃費への影響について調べてみました。

図1には私の通勤でのガソリン消費量の1年間の推移を示します。雨の日やエアコン使用時は除いています。気温の変化がありますし、その 日その日の道路状況によっても燃費は大きく違ってきます。図にはこれらをすべて補正したガソリン消費量を示しています。20℃のときに、加速減速はあって も完全な信号ストップはないという、理想的な道路状況での消費量に相当します。

ガソリンは季節や地域により多少成分を変えて、使いやすいように調整していると聞いたことがありますが、それ による影響も出てこないほど、みごとに一直線になり、大体590mLあたりに平均はあります。 コールドスタートで燃費14.2 km/L程度になります。この図の1年間にいつものGS以外のスタンドでは4回給油をしております。図の■で示すデータです。それぞれ、ブランドは違いま す。この図を見れば、ブランドの違いはなさそうです。横軸80と103の付近でガソリン消費がやや下がっているところがあります。その時にいれたガソリン が、たまたまよかったのかと思い、それぞれ、その付近での一回の給油でのデータを黒色◆で示してみました。これはその日の信号が極めてフレンドリーで、補正しきれてないためでした。

レギュラーガソリンは、製油所の立地と消費地の関係で、各社融通しているそうで、A社のGSで給油してもB社製造のガソリンということもありえます。した がって、図の中のガソリンはすべて同じ精油所で製造されたガソリンという可能性は非常に高いです。

製油所に囲まれた地域ならば、ブランドによる違いを調べられるかもしれませんが、多くの地域ではどの銘柄でもレギュラーの中身は同じです、多分。かつてオートメカニック誌ではブ ランドの違いを調べていました。10-15燃費はすべてぴったり同じでした。100km定速走行では多少の違いがでていました。これは、実際にそうなの か、100km/h定速走行では多少の速度のぶれで影響がでるためなのかは分かりません。

結論:レギュラーガソリンを使用するならば、普段通る道路沿いにあるGSでもっとも安いところでいれるのが経済的。通勤区 間8kmの間でも平気で10円/Lの差があります。ハイオクは各社違いがあるような宣伝がなされていますので、分かりませんが、この車にハイオクを入れて も燃費は変わらなかったので所詮ガソリンはガソリンではないかと思います。


TOP ストリーム目次 トゥーラン目次