15. 気温と 燃費の関係
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図1には年間の通勤時の燃費とその時間帯の気温との関係を示します。エアコンを使った日や雨の日は除いています。青色◆はそのままの燃費です。これは、日によってStop&Goの回数などが違うので、バラツキが 結構あります。そこで、信号待ちでのアイドリング時のガソリン消費を除き、さらにフットブレーキをかけたときのガソリン消費の補正をして算出した補正燃費 が橙色■です。第13話で述べた方法を少し改良してます。この燃費は、自宅を出てから速さの 変化はあっても、ほぼノンストップで走ったときの燃費に相当します。ただし、暖機時に余分に消費されるガソリン量もこの中に含まれています ので、コールドスタート&ノンストップ(速度変動はあり)の燃費になります。ようするに、停電で信号が消え、皆さん全員家でじっとしている時に私一人が仕 事に出かけた場合の燃費です。第13話でも、紹介しましたが、このように補正すると結構バラツキが消えて比較しやすくなります。
この図を見ると、気温との関係がきれいにでてきました。30度気温が違うと、約2割くらい燃費が違っています。このように、気温によって結構燃費が変わるということは、燃費の比較をするときには気をつけないといけないということです。特に春と秋は気温の変化が 大きいですから、前回の給油時での燃費と今回の給油時の燃費というように比較しても、正しい比較はできないかもしれません。ずっと、燃費を記録していれば、 全体的に変化を知ることはできます。春先に車を買った人は、だんだんエンジンがこなれてきて燃費がよくなると実感すると思います。秋口に車を買うと、しだ いに燃費が悪くなるので、車に対して不信感を持つかもしれません。 また、同じ気温でも日によってずいぶん燃費は違います。これは、道路の状況、信号とのタイミングが原因です。これも、燃費を比べる時に やっかいな問題になります。結局のところ、あちこちで見かける燃費が上がったとか下がったといった話は、そのまま信じてはいけないということです。どんな 状況で走ったかということが分からなければ、燃費計があっても、満タン法よりも早く結果が分かるだけで(といっても結構便利ですが)、何がどうなっている のかまでは分かりません。データをいじって初めて見えてくるところがたくさんあります。高速道路を同じような気象条件のもと同じような速度、時間で長距離 走った場合の燃費比較は、信用できるかもしれません。 ところで、ここで示した通勤での補正した燃費は、走っているときのガソリン消費と暖機されるまでにエンジン等を暖めるために使われるガ ソリン消費を含んでいます。どちらのほうが気温の影響をより受けるのか気になるので、次回にまとめてみます。 |