5. 暖機をどうするか
| 暖機については、水温計の針が動くまで数分間待たなければダメだという話しもあるし、15秒程度で走り出
し、しばらく負荷をかけない運転で、ウオーミングアップ(走行暖機)したほうがよいといったアドバイスなどさまざまです。 燃費についてはどうなのでしょうか。暖機されるまでは、燃料を多めに噴射するようにプログラム(というか、エンジンが冷えているのでガソリンを濃くしない と動かないらしい)されていますから、走りはじめの燃費は非常に悪いです。そうであるならば、十分に暖機してから走ってもアイドリング時の燃料分をとりも どせるのかもしれません。逆に、どうせエネルギーのすべてを動力に変えているわけではく、かなりの部分が熱となって無駄になっているのだから、すぐに走り はじめて、ヒートロスを暖機に使った方が効率がよくなるようにも思えます。 図1は停止したままのアイドリング時間と消費する燃料の関係です。1分で約60mL、2分で90mL、3分で120mLとなります。これは結構大きいで す。ただし、こ こでの測定は気温20℃以上ですので、冬はもっと多くなります。
図2には自宅から780m先の信号まで、信号待ちなしで走れたときの走行距離と消費燃料との関係を示します。青色は10秒、赤色は約1 分のアイドリングをしています。動き出したときに50mLの差があります。約780m先ではその差は38mLまで縮まっていますが、この後は青色の場合も 暖まってくるのでさほど差は縮まりません。もしも3分間もアイドリングすると、120mLをそこで使ってしまうので、燃料ゼロで780m走らなければ青色 に追いつきません。
第4話の図1の場
合、普通の運転(赤色)では約2分のアイドリング暖機を
しています。その結果、暖機されるまでの走行でエコドライブ(緑色)の場合にくらべて約50mLほど多く消費する結果となりました。 この道路は狭く、歩道と呼べるものはありませんし、ガードレール もありません。片側には電信柱が立っていますので、走りながらの車同士の会合はできないことが多いです。それでも、ほとんどの車が40- 50kmで走っています。車−車や車−人の接触はよくあるようですし、子供がはねられたこともあります。危ないということで子供たちは遠回りの道を通るよ うに最近、小学校から通達がありました。なんのこっちゃ。 |