15.加速時燃料消費

加速時の燃料消費を見てみました。空燃比はストイキメトリックの仮定です。

加速の方法が違う3通りについて調べました。最大のブースト圧が、82,106,187 kPaと異なります。図1は時間と速度の関係で す。青色はかなりゆっくりとした加速でほとんど10-15モード燃費測定と同じような加速です。緑はアクセルはさほど踏み込んでないのですが、結果は普通の人はやらない加速です。1速で最大4000回転、187 kPaで時速27 kmを越えて2速にシフトアップしてます。このままでは制限速度を軽く突き抜けるので、途中でアクセル緩めました。最高ブースト圧から考えると、少なくとも2.6 Lエンジン以上に化けているのではないかと思います。

図2には消費燃料と到達した速度の関係を示します。どの場合も、同じ速度に到達するにはほぼ同じだけの燃料を消費しています。ストリー ムの時と同じ傾向ですが、ストリームの場合は、40 km/hに到達するには約20 mLでしたが、トゥーランでは15 mLとなりました。ストリームよりも1割以上重い車ですが、加速での燃料消費はかなり少なくてすむようです。それでも、10-15燃費は同じ。やはり不思 議。ストリームの設定はモード燃費の測定条件にかなり特化していたのか?

どのように加速しても同じ速度に到達するのに同じだけのガソリンを消費するとしたら、ゆっくり加速し てより多くの距離を走ったほうが、燃費はよくなるということになります。図3には時速50 kmになったときの走行距離と燃料消費を示しますが、だいたいそのとおりです。

もう少し厳密に比較してみました。ゆっくり加速の場合には、時速50 kmまでに233 m走っています。他の加速の場合には、時速50 kmに到達しても233mまでは走ってないので、その後、一定速度で233 mまで走ったときの燃料消費を推算して比較しました。つまり、同じ距離走って同じ速度であるときの燃料消費で比較しています。

82 kPa:28.0 mL

106 kPa:28.2 mL

187 kPa:32.4 mL

ス トリームの場合には常識の範囲ならば、できるだけゆっくり加速した方がよいという結論でしたが、トゥーランではバカみたいな加速をしない限り、好きにすれ ばよいというのが結論です。普通の加速では、スコスコとシフトアップされて、トルコンでのロスもないので、大きな違いがないのかもしれません。ちなみに 82 kPaのときは時速44 kmで5速へ、106 kPaのときが時速47 kmで5速にはいっていました。





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