| Part Iで調べたように信号待ちでのアイドリングストップは、大きくはなくとも確実に効果があります。トゥーランでも燃料消費量を調べてみました。
図1は停止していた時間と発進して20km/hに達するまでの間に消費するガソリン量との関係です。なぜ20km/hまでとったかというと、エンジ
ンをかけた直後はしばらくの間、噴射量が少し増えるためです。
赤色◆はアイドリングストップした場合です。図にはばらつきがありますが、その原因は、エンジンをかけてから走り出すまでの時間が一定で
ないためです。いずれにしても7mL前後の消費です。青色◆はアイドリングしていた場合です。時間とともに消費量は大きくなり
ます。時間ゼロにもっていくと0→20km/hにかかるガソリン消費そのものになります。約5 mLです。
この図から、アイドリングストップして、エンジンをかけた時に必要となる余分な燃料の消費は大体2mLということも分かります。また、
20秒以上アイドリングストップできるならば、そのほうがガソリン消費は少なくなることも分かります。2分間の停止であれば24 mLの差がつきます。

ストリームのデータと比較すると、全体的にトゥーランのほうが燃料消費量が小さくなっています。
2009年に発売されたマツダのアクセラ(2L車)にはi-stopとよばれるアイドリングストップ機構が搭載されています。10-15モード燃費は
16.4
km/Lと、この時点の2Lの車としてはもっともよい値だと思います。10-15モード燃費が14.2 km/Lのトゥーランに同様の機構があったとして、エンジン再始動で燃料の増量がないとすると、10-15燃費は
16.0 km/Lと推算されました。再始動で1mLのガソリンを多く消費するとすれば、15.6
km/L。モード燃費の場合には停止時間があまり長くないので、数値はさほど改善されませんが、実走行では効果あるのではないでしょうか。街中を走るときの信号停止時間を計ってみると、その割合に驚きますよ。
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