20.坂登が得意?



トゥーランはストリームに比べて、アップダウンが多い 道での燃費の落ち込みが少ないように感じます。気温25℃付近での高速道路走行のデータで比べてみました。

AB区間は区間9kmで丘のアップダウンが二カ所あります。BC区間はひたすら登りで5%の傾斜と表示されています。区間距離は6.6kmあります。速度 はどちらも平均80 km/h程度です。ただし、トゥーランはクルーズコントロールを使っています。

 左上図は走行距離と積算の燃料消費の関係です。9kmのB地点を越えて登りになると、燃料消費量の増加が大きくなりますが、そこからの差が大 きく開いていきます。左中図は積算の燃費を示します。AB区間の燃費はストリームで18.3 km/L、トゥーランで20.0 kim/Lであり、9%ほどトゥーランが勝っています。ABCトータルでは、ストリーム11.9km/L、トゥーラン13.9km/Lとなりました。燃費 が下がっていくBC区間のみでの燃費はストリームが8.0 km/L、トゥーランは9.9 kim/Lと23%の差がついています。

ストリームの場合には、5速で走っていますが、傾斜が強くなってくると、ロックアップを保つようなアクセルでは速度がどんどん落ちてきますので、速度維持 のためアクセルを踏み増すと、ロックアップが解除され、ギアも4速に落ちてしまいます。左下図でエンジン回転数が1800rpmから2600rpmに上が るところがその部分です。また、傾斜が少し緩くなってギアが5速に戻ってもロックアップは解除されたままで、AB区間での同じ速度の5速のときの回転数よ りも高く、2100rpm程度となっています。

トゥーランの場合は、4kmの位置で速度を上げたので、そこでエンジン回転数も少し高くなりました。10kmの位置で7速から6速にシフトダウンされたた め、回転数も2200rpmとなっています。トゥーランの場合には、トルコンがないので直結しており同じギアの場合には速度と回転数が比例します。

結局、傾斜がきつくなったときにストリームはロックアップが機能しないことが、登りの燃費を著しく落としていると思われます。一方、トゥーランはエンジン トルクがあるため、直結のままで必要な出力を出せるということでしょうか。

BC区間の坂を下るときはいずれも燃料カットできます。ストリームの場合には速度が変わらず降りていきますので、登り燃費が8.0 km/Lであれば、上り下りで16 kim/L。トゥーランの場合は、燃料カットでさらに速度が上がっていくので、往復の燃費でも20 km/Lを越えていきます。





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