22.燃費計とのずれ
| 車載の燃費計は給油時に計算する満タン法での燃費よりも高めにでてきま
す。ネットで調べた限りでは、どの車でも同様の傾向があるようです。冬場はこの差が小さかったのですが、夏になって差が広がってきました。また、給油の間
隔が長いほど、この差が大きくなるような気がします。以上のことから、燃費計とのずれはガソリンがタンクから蒸発して消えていることが原因と思いま
す。 気温が高くなるほど、炭化水素の蒸気圧は高くなるのでタンク内で気相に逃げていくはずです。安全のため、ある程度の圧になるとガスをリリースしているので はないかと思います。このように逃がされるガスの量は給油の間隔が長くなるほど多くなると思います。 燃費計は正確で、満タン法燃費との差は、逃げたガソリンによるものと決めつけて計算をしてみます。ガソリンを満タンにしても、いつも同じ量になって いることもなく、1−2リットルの差はあると思います。そこで、3−4回の給油において、その間の平均気温と逃げたガソリン総量を給油間の日数で割った1 日あたりの消失量との関係を下左図に示します。確かに気温と関係がありそうです。0℃で逃げるガソリンが0になるという必然性はまったくありませんが、 0℃で0mLとして直線を引いて、これで補正をしてみます。 20℃のときの30日は10℃のときの60日に相当することになります。こうやって補正した給油の間隔と給油のときの消えたガソリン量との関係を下右図に 示します。ばらつきが大きいのは満タンの時のガソリン量が異なってくるためです。それを考えると、ここでの仮定は正しいのではないでしょうか。 ![]() ![]() |